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文字で読む【第127天】あくまで出先機関ですよ?

00:00-00:30 你好(^▽^)/
你好!台南新移民のManateeです!
前回の、故駐大阪代表の名誉回復の話に関連して、そもそも、台北駐大阪経済文化弁事処という機関は、どういう機関なのかっていう話を紐解いて、そもそも論をしたいと思います。
本編へLet‘sGo!

00:30-02:10 チャプター1 台北駐大阪経済文化弁事処について
そもそも、日本と台湾には国交がありません。
でも、お互いの国の外交に関する業務・・・大使館や領事館の役割を果たす機関が必要ですので、1972年に日本と中華人民共和国が国交を成立をさせたことに伴って、中華民国(台湾)と日本の国交が断絶して、そのときにこういった機関「台北駐日経済文化代表処」を作ったんですね。
正式な国交はないけれども、大使館や領事館の役割を担う民間の機構を作ることによって、外交業務・大使館や領事館の業務をカバーしているということですね。
この「台北駐日経済文化代表処」の支店に当たるような機関が、「台北駐大阪経済文化弁事処」になります。
今私がお話した内容は、「台北駐日経済文化代表処」のホームページに書いてありますので、よかったらご確認ください。

02:10-03:55 チャプター2 そもそも民間機構の出先機関
チャプター1でもお話ししましたけれども、あくまで民間機構・出先機関なんですよね、「台北駐大阪経済文化弁事処」というのは。
民間の出先機関と考えると、そこまでこの機関に対して、「災害の時に丁寧な対応をしてくれ」とは要求できないかなっと思います。
まぁ、民間機構といっても、(建前で)政府の息がかかっているというのも確かだとは思いますけれども、
もし命の危険があると台湾の政府が判断すれば、政府機関が動くと思います。
そして、政府機関が動いて、この出先機関「台北駐日経済文化代表処」に何かしらの指示をすれば、代表処が動いて、さらには「大阪経済文化弁事処」も動いてということになると思います。
そもそも、命の危険が、台風21号であったのかっていうと、そこまではなかったんじゃないかっていうのが、おそらく専門家の結論だと思います。

03:55-06:43 チャプター3 出先機関の緊急時対応見直しを
フォーカス台湾9月15日付の記事を一部紹介します。
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台風に見舞われた関西国際空港に取り残された台湾人旅行者が、台湾の在大阪出先機関に助けを求めたところ、職員から不適切な対応があったとして不満が上がった。これを苦にした同機関のトップが自殺。これを受け、一部学識経験者では在外公館や出先機関が果たすべき役割を見直すよう国民や政府に求める動きが出ている。

これら専門家は、自国民が海外で緊急事態に遭遇した際、出先機関として援助を行うべきだが、命の危険にさらされているかどうかを判断することこそが急務だと言及。出先機関は、旅行保険に加入せず、自力で対処できない人のためにホテルの予約や交通代の支払いなどのサービス提供は、緊急事態における出先機関の救助精神に合致しないとの見方を示した。

また、政府が同問題に向き合う代わりに、出先機関の職員に過剰なサービスを要求した場合、在外公館スタッフの士気低下が免れないだろうと警鐘を鳴らした。
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ちょっと難しい内容を書いてありましたが、要は出先機関にそんな過大な要求をするなと・・モンスタークレーマーじゃないかということですね。
これはすごくいい記事だなぁと思いました。
台湾は、政府機関が結構人々・国民に対して手厚いサービスをいろいろ提供しちゃっててですね、国民は結構それに慣れてるところあるかなって思っています。
私がすごいなと思ったのは、台南市政府がLINEをしてまして、この代表LINEでいろんな情報が日々飛んでくるんですね。
何日かに一回は、台南市政府のLINEで、いろいろ、文化的なコンサートとか、台南のイベントとか、衛生局から衛生面での注意事項とかが飛んできて・・・まぁなんとも手厚いサービスだなって思います。
政府機関の手厚いサービスに慣れすぎているっていうのも、ひとつ問題点なのかなって思います。
では、また次回!再會!

☆参考サイト☆


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