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にちよう午後6時

勉強しようと、PCもって近所のカフェに来た。
ブルーライトカットの眼鏡ケースもってきたのに、中が空っぽ。
ペンケースももってきたのに、中にはいつも使ってるペンが入っていなかった。
そんな日。

知人のSNSを見ると、どこそこに出かけた、どこそこで美味しいもの食べた、どこそこに泊まった、といった消費情報であふれている。
いっぽう自分は、朝10時半に起き、家の片づけを少ししてからコーヒーを淹れて飲み、布団や洗濯物を干し、掃除機をかけていた。それから、斉藤和義を熱唱したり、なんだかんだして、今にいたる。

いちばんすきな家事は、布団干しだ。
布団のお世話は、運ばなくてはならないから体力も要るし、時間もかかる。数時間経ったらひっくり返したり、棒で叩くので面倒くさい。けれど、たいへん見返りの大きい家事だと思うのだ。
その夜の最高の寝心地を想像しただけで、わくわく小躍りしてしまう。

こんな駄文を書いている場合ではない。
あと2時間以内くらい、もしくはPCの充電56%以内に、コピーライター講座の課題をかたちにしなくてはならないのだ。

夏っぽい陽気になってきて、わたしもどこかへ出かけたかった気もするが、これはこれで悪くない休日だった。他人のことを羨ましがってばかりいるのはナンセンスだ。と、じぶんに言い聞かせる。
今夜のふかふか布団を想像しながら、課題をやることとしよう。
しあわせってこういうこと?