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【ヨーロッパ2ヶ月周遊記録】#06 27歳で初めてのホームステイ in ロンドン

いろいろな国を旅行したりしていましたが、今回のヨーロッパでのメインはイギリスでのプチ留学。

合計1ヶ月ほどイギリスにいたのですが、最初の3週間はホームステイをしました。
これはそのときの記録です。



ホームステイを選んだ理由

ホームステイを選んだ理由は、英語の先生をしてくれていた友達のおすすめでした。その友達が教えていた生徒の1人が、ホームステイをしてかなり英語が上達したとのことで、短い時間で少しでも英語力を上げるにはたしかにホームステイが良さそうだなと思いました。

金額も朝晩食事付きで1週間4万円ほどで、レジデンスやホテルよりもお安くてびっくり。
どんな家になるかは直前までわからないとのことでした。

一人暮らしも10年目にさしかかる私が海外で他人と3週間暮らせるか不安はありましたが、意を決して申し込みました。

ステイする2週間ほど前に滞在先の家族の情報が届き、行くまでに挨拶のメールをするように書いてあったので、着く日時などを連絡したのですが、返事は来ずで、エージェントの方に連絡すると、返事がないのはよくあることとのこと。

ひとまず送られてきた情報を元に抹茶のキットカットや手ぬぐいなどのお土産を買って、準備をしました。


ホームステイ先について

実際行ってみると送られてきた情報はかなり古いものだったようで、大学院生と書かれていたホストマザーの息子さんはバリバリ働いていて、お子様(ホストマザーからすると孫)がいたり、ズンバを楽しむ活発なファミリーと書いてあるけれど、実際ずっとテレビ見ながらビールを飲んでいたり、全然違うやん!と思いました笑
ステイする家に住んでいるのも、事前情報と違ってホストマザーひとりでした。

ホストマザーはとてもいい人で、学校や美術館などに行って帰ると、今日はどこに行ってきたの?というところからいろいろ話したりしました。
ホストマザーはかなり強めのコックニーの訛りがあり、けっこう何回も聞き直してしまっていたのですが、ホストマザーの家族が家にきたときに話したらわりと聞き取りやすくて、年が上めの人の方がそういった訛りが強かったりするのかなと思いました。

ステイ先の家では常にもう一人ホームステイしている子がいて、3週間いたうちの1週目はブラジルからきた20歳くらいの女の子、2週目はチュニジア出身でパリで働いている私と同い年の女の子、3週目はイタリア人の17歳の女の子でした。

3人ともいい子で、みんな仲良くなれたのですが、チュニジア人の子は同い年ということや、私がその後パリに行ったときに再会したりして特に仲良くなった気がします。
ブラジル人の子は王室ファンで、一緒にチャールズ国王のKing’s Birthdayに行ったり、イタリア人の子は一緒に夜に魔女の宅急便を見たり、遊びに行ったりしました。
自分の他にもホームステイしている子がいると、わからないことを聞いたりできて、良かったです。

みんなその後もインスタで繋がって、今でもメッセージをやりとりしたりします。
ホストマザーもたまにメッセージをくれますが、おそらくビールを飲みながら送っているのでたまに解読不能です笑

よくホストマザーの家族や友達などお客さんは来ていましたが、その家で生活をしているのは女子だけだったので、その部分は気楽でした。


ご飯事情

平日はだいたい19時か19時半くらいに晩ごはんで、もう1人のステイしている子と、ホストマザーとおしゃべりしながら食べました。
と言ってもホストマザーはもっと早めに晩ごはんを食べているので、ひたすらビールを飲んでいましたが…

平日の朝はみんな早かったり、出る時間も違うので、フルーツやコーンフレークを好きに食べて行ってねという感じでしたが、休日の朝にはイングリッシュブレックファーストを用意してくれたり、夜にはホストマザーの家の近くに住んでいる息子のファミリーや、ホストマザーの姪かなにかのファミリーも家に来て、テラスでみんなでご飯を食べたりしました。

休日に中庭で食べたブレックファースト
イスラム教の子がいるときはチキンのウインナー

晩ご飯はよくフィッシュアンドチップスやピザが出てきて、他にもいろいろとイギリス家庭料理を出してくれました。

ホームメイドのフィッシュ&チップス
たしかミートパイ

イギリスのごはんはおいしくないと聞いていたけれど、いつもおいしかったです。毎日満腹でした…!
(他のホームステイしていた子に聞くと、豆ばっかり出てくるところなどもあるらしく、家庭によってかなり違うみたいなので、かなり当たりの方だったんだなと思いました)

ちなみにパリ在住の子は、毎日「ハイカロリーやわ…」「ギルティーやわ…」とホストマザーがいないところでつぶやきながらも、いつも残さず食べていました笑


その他生活のこと

ホームステイの子用の部屋は2つあったのですが、私は広い方の部屋に泊まれて、部屋は自分の一人暮らしの部屋くらいの大きさで広く、ベットもかなり大きくてふかふかだったので、めちゃくちゃ毎日ぐっすり寝ていました。

金曜や土曜の夜はパーティナイトをしている音がどこからか聞こえてきていました。

1番不便だったのは、バスルーム。3人で1つのバスルームを使うのですが、朝は7:00-7:30までホストマザーが使うので、それまでに準備を終わらせる必要があったり、夜にシャワーしていると「トイレ使いたいんやけど、あとどれくらいで終わる!?急いで!」と言われて、急いで終わらせたり…
(それからは必ずホストマザーがトイレ行ったのを確認してからシャワーしていました笑)
語学学校の友達に聞いたら、ホームステイ先の自分の部屋にバスルームがあるという子もいて、いいなぁと思ったりしました。
シャワーも水圧が弱かったり使いづらかったりして、日本の家のお風呂が恋しかったです。

家には網戸がなく、でも寝るとき以外はほとんどの窓が開けっぱなしだったので、よく虫が入ったりしていました。
大きい蛾が入ってきたときや、もう一人のホームステイの子が「ネズミが走っているのを見た…」と言っていた日はちょっとつらかった…
(家はそこそこ清潔ではありましたが)

ちなみに、常にテレビがつけっぱなしだったのでたまに見ていたのですが、劇的ビフォーアフターの庭バージョンみたいな番組をやっていたりしておもしろかったです。

ホームステイ先の家はロンドンの東の方にあったのですが、そこはユダヤ教の人がたくさん住んでいて、特に男性はみんな黒くて長い帽子をかぶっていて、夏でもコートを着ていて、最初に見たときは日曜日だったので「今日何かイベントがあるのかな」と思いました。
でも毎日見かけるので、ちゃんと毎日伝統的な服装をしていることに驚きました。
子どももみんなその服装でした。
ちなみに、サイドから出ているクルクルした髪はどうなっているんだろう、帽子を脱いだらどんな髪型なんだとうといつも考えていました笑

ホストマザーは節約家で、通学も「このバスで行くといいよ」と行ってくれていたのですが、バスで行くと地下鉄で行くより30分以上時間がかかってしまうので、初日に教えてもらったバスを逃してしまって(道路工事をしていてバス停まで回り道していたら間に合わなかった)次のバスだと間に合わなかったので地下鉄を使ったら、それからずっと地下鉄を使ってしまっていました…(語学学校のスタートが8:15で朝がつらかったので)
そしたら「too expensive」と言われました笑
友達とアイス食べてきたよ〜と話したら、いくらだった?と聞かれて○ポンドだったよと言ったら「too expensive」と言われたり、よく言われました笑
でも本当にロンドンの物価は高かった…

ステイ先には犬もいて、かわいかったのでよく遊んでいたのですが、毛が短く固めだったのでなででもフワフワではなかったです笑

かわいい

人懐っこくていい子だったのですが、朝起きてリビングに行くと💩が部屋の真ん中に落ちていた日もあって驚きでした笑

普段一人暮らしをしている私には少し不便に思えることもありましたが、ホストマザーもその家族や友達もいい人で、ホームステイメイトもいい子たちだったので、3週間とても楽しく暮らせました。
イギリスに住む人の生活を少しでも知ることができたし、ホームステイだったからこそできた経験もいろいろあったなと思います。
東京に戻って多忙な日々を過ごしていると、あの時間が懐かしく思い出されます。
ホストマザーには本当に感謝です。

またホームステイ以外のロンドンの記事も書こうと思っています。
早くまた海外に行きたいな〜

チュニジア人の子が持ってきてたチェキで撮ってくれた写真
楽しかった思い出

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