見出し画像

人類の発展についての妄想

人類は発展しすぎないように、見えない力が働いているのではないだろうか。と考えることがある。

そう考え始めたきっかけとなる人物は2人いる。ウォルト・ディズニーとスティーブ・ジョブスである。

彼らは常に人々が欲するものを考えていた人物だと思う。ウォルト・ディズニーは65歳、スティーブ・ジョブスは56歳にそれぞれ癌で亡くなっているが、もし彼らがもっと生きていたら、もしかしたら世界は今と少し違っていた、もしくはもっと発展していたかもしれない。

ウォルト・ディズニーが晩年、強い関心を示していたのは「都市」をつくることだったという。
彼は理想主義者で知られていた。ちなみにその架空の都市をモチーフにした映画が2015年公開の「トゥモローランド」である。

志半ばで彼はこの世を去ってしまったが、『都市と消費とディズニーの夢 ショッピングモーライゼーションの時代』によるとそれは田園都市とショッピングセンターを掛け合わせたようなものだったらしい。農村と都市のいいとこどりをした自然との共存を旨としたもので、職住近接のライフスタイルの提案でもあった。ゴミ収集のシステムが整備されていたり、交通事故を起こす可能性のある自動車交通網も地下化されていたりする。

そんな理想都市は現実には完成しなかった。だが、実際フロリダに土地を取得し、インフラもかなり整備が進んでいたらしい。その計画予定地にけっきょくできたのがフロリダディズニーワールドなのだが、もしこれが実際にできていたらどうなっていたのだろうか。

理想の都市。人々はそこに憧れを求め、時間はかかっても他の都市も真似をしていき、そういった都市が少しずつ増えていったのではないか。でもそれは人類には早すぎる、人類が発展しすぎてしまう...ということで、見えない何かの力が働き、未来都市はできないままウォルト・ディズニーは亡くなったのではないか。私はそう妄想している。


スティーブ・ジョブスがおこなってきた様々な革新的なアイテムは、常に世界の話題となり、人々に驚きを与えてきたが、それらはその後の世界のスタンダードになっていった。

私自身がその恩恵を感じてきたのは ipod touch や iphone が出てきた頃からなのだが、それらが出た当初は本当に驚いたものだった。実際に手に入れた時はなんだか感動した。今はもう当たり前だが、スマートフォン1台だけで電話やメールだけでなく、様々なアプリケーションが使えるなんて!

今考えると、iphone が出てから世界はだいぶ変わったのではないかと思う。

彼は時代ごとに人々が驚くものを名言とともに、世の中に発表してきた。彼が健康にもっと生きていたら、その発想でまた世界を変えてしまうようなものをつくりだしていたかもしれない。ウォルトのように作りかけだったものはないので具体的には言えないし、妄想だからそんなこともなかったかもしれないけれど。

でもつくりだしたとしたら、それは人類にとっては早すぎるものだったかもしれない。そうならないために、彼の寿命は56歳だったのかも。私はそう妄想している。

もちろん、これらは私のただの妄想。(情報も間違えてる部分があったらすみません)

今も人類の文化は発展しているのだろう。然るべきスピードによって。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?