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『地獄楽』

先日、親友と飲んだ際に教えてもらった漫画が二つあった。

一つは『IT'S A POPPIN'TIME』で、もう一つが『地獄楽』という作品だった。どちらも『少年ジャンプ+』で読むことができる。『地獄楽』はそちらで連載中でコミックスが発売後に即重版だったらしく、人気があるらしい。ということをまったく知らなくて、彼が勧めてくれるなら間違いなくおもしろいだろうと、『IT'S A POPPIN'TIME』を先に読んだ。集英社というか小学館っぽい気がした。『スピリッツ』あたりに掲載されてそうな、文化系っぽさ。おもしろかった。皮肉な感じとか視線とかはジャンプ本誌っぽくはないけど、たまにシニカルなギャグ漫画もあるからそういう需要はある。というか好きだなと思った。僕が一番好きなギャグ漫画は増田こうすけだ。


『地獄楽』は書店で3巻まで買っていたのを読んだ。これってネクスト≒ポスト『進撃の巨人』なのでは、と読みながら思った。おもしろさと残酷さ、謎の敵たちといった配置。人間であることと化け物であることの戦い、4巻では多少展開しているのだとは思うが。『進撃の巨人』が『別冊少年マガジン』で連載されて、一気に天下を取っていったように、『地獄楽』も『少年ジャンプ+』という本誌ではない所で連載してヒットしていっている。本誌では冒険できないが、種を関連誌やウェブ、アプリでやってみると思いの外そこにはまだまだ可能性があるということなんだろうか。もう、かなり注目されているとは思うが、『地獄楽』どこまで人気が出ていくのだろう。たのしみな漫画。



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