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1週間が早すぎてわけがわからない

え?

毎週土曜日の更新を謳っているこの日記。別に誰が待っているわけでもないけれど、育休中に何か続けたくて土曜日にアップすることを自分に課している。先週は「夫婦で育休」についてどうにか投稿したはずだ。

今日は土曜日。もう一週間が経ったというのか。本気かよ。

今週何が起きたのかも、あまり覚えていない。この1週間で起きたことと言えば、先週の土曜日にイベントに参加したことと、昨日母親の誕生日を祝ったことくらいしか思い出せない。ほぼ丸々1週間飛んでいる。

助けになるやもと思い、10年日記を取り出した。10年間毎日綴る日記帳のことだ。「取り出した」という表現で察した人もいるかもしれないが、今週は1ページも書けていない。一瞬で今日になってしまったからだ。知らないうちに、ワープしたのかもしれない。


「時間が経つのが早い」はマンネリ?

あまりに今週が早く過ぎたので、「時間が経つのが早い」で検索してみたところ、まさかの記事を見つけた。

時間がすぎるのが早く感じるのは、リア充だからではなく「同じことを繰り返しているから」だと言う。だから子どもよりも大人のほうが時間が過ぎるのを早く感じるし、新卒よりも年寄りの社会人のほうが「おお、もう今年も忘年会ですか~」となる。なるほど。

たしかに細々したことは置いといて、私が今週していたことは「赤子を愛でる」ということに集中していたために、こんなに早く週末になってしまったのだろう。でもそれってちょっともったいないなあ、と思う。赤子を「かわいいかわいい」と思っている時間はこんなにすばらしいのだから、できればゆっくり過ぎてほしい。これは「愛で方」のバリエーションを増やすしかないのだろうか。

ある日は肩車で過ごし、ある日は公園へ行き、またある日はベッドから出ない。そういう新しい「赤子との過ごし方」を考えよう。2019年の目標のひとつにしよう。


1週間どころではなく、半年が早い

今、気がついたのだけれど、今日で赤子が生まれて半年だ!ハーフバースデーだ!おわー早い!早い!思い返せば、本当にいろんなことがあったなあと思う。

出産して、はじめて愛おしすぎる存在に出会って夫婦で泣いた。「好きすぎて泣く」という歌か漫画くらいでしか知らなかった感情に出会ってしまったのだ。

母乳がうまくあげられなくて泣いて、沐浴がうまくできずに情けなくなって泣いて、夜泣きにひいひい私も泣いて。なのに新生児の可愛さに全部、帳消しになった。

たくさんの親戚、友人が遊びに来てくれた。今年の夏は、まじで死ぬほどの暑さだったというのに、家から出ずにたくさんの人に会えてしまった。ありがたい。そして、その死ぬほど暑い中、ほぼ新生児を連れて高野山に行った。

赤子はどんどん大きく、どんどん可愛くなって、いまや新生児とは言えない。8.5キロもあるのだ。大きい。「巨大」と言えば、赤子を連れてアメリカにも行った。

夫も育休を取って、家族3人でわいわいしているうちに、なんと、あっという間に今日になってしまった。ワープしたのか。


とにかく「今」を覚えていたいから

そう考えると「時間が経つのが早いのはマンネリ」とは言い切れないかもしれない。だって、こんなにも「新しいこと」が起きまくった半年もそうそうないだろう。それでもやっぱり「えーもう半年!!!」ってなっているし。

それでも、こんな一瞬のような半年だけれど、こうやってnoteを見返すとそこにはちゃんと半年間が詰まってる。

「育児はおもしろいぞ。ちゃんと書いておきなね」

そう言ってくれた先輩に感謝したい。本当に、育児ってすごいおもしろいです。でも私はすぐにワープしちゃうから、覚えておくためには「書く」しかないのかもしれない。「今」はどんどん過ぎ去ってしまうから、必死で追いかけながら書き留める。そのときの喜び、悲しみ、苛立ち、愛おしさ。

でも、もう少しだけ時間がゆっくりと進む方法を見つけたいなあ。だって、赤子との毎日は、本当に本当に何にも代えがたい、ちょびっとずつしか食べたくない高級チョコレートのようなんだ。もう少し、ゆっくりと味わいたいんだよ。

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