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売ってはるのは「出逢い」やと思う ー ミズノさんのええとこ ー

推し会社から新店舗のプレオープンとレセプションパーティのお知らせメールがきて、息をするように応募ボタンクリック。そしていらっしゃいませメールが届いたので、ほいほいと行ってきました。

推し会社、そうです。このnoteのトップ固定記事にしているミズノさんです。

心斎橋筋商店街内に11月10日、スニーカーメインの「ミズノショップ心斎橋」をオープンされました。国内未発売の海外モデルのスニーカーも、この心斎橋のお店では取り扱いがあるとのこと。めずらしもん好きな関西気質にぴったりやし、観光客もまた増えて(戻って)きたエリア。いい場所です。

招待メールは届いたものの、まぁぼっち参加やし、目星をつけてたスニーカーが置いてあれば試着させてもらって、サイズが合えば購入して、ほどよいところで帰ろうかな……などと思っていました。

目星をつけていたスニーカーはこちら。

推し選手の山本草太選手がミズノさんからの提供品をインスタで紹介してくれているのですが、その中でも左下のオレンジのMマークのスニーカー。持ってない色味だし、次に買うならこれがいい!と狙っていました。通販で買ってもよかったけど履いたことないラインやし、一度お店で試着コースかなと。そんなタイミングで新店舗からのご案内です。導かれてますね。

心斎橋駅から商店街を難波方面へ。ダイソーさんの隣にどーんとミズノさんのマーク発見!

ミズノショップ心斎橋店

入口で招待メールを見せて入店。1階左右の壁に色とりどりのスニーカーが並ぶ中、ありました!

MLC-0のベージュ×レッド!

先ほどのインスタの画面を開いて再度確認。店員さんにも聞いて「これですね」ということで出してもらいました。

ちなみにミズノさんのスニーカーはいつも25.5cmを履いています。他ブランド含めて普通のレディースモデルは履けないです。デカいんですよね、足。あと手と態度もデカいとよく言われます(笑)

試着してみるとつま先がカツカツ。今まで履いてきたモデルより、少しスリムな形のよう。接客してくれた店員さんが、この日私が履いていたスニーカーや中敷きを確認しながら、試着しているラインとの違いも説明してくれました。同じミズノさんでもラインが違うと同じサイズとはいかない。少し歩いてみたけど、やっぱりカツカツのパツパツ。そこで26cmも出してもらうことに。

型番控えるのに写真撮っていかれては?と店員さんからの提案でパチリ

26cmはつま先はイイ感じになったけど、今度は踵が浮き気味になってしまうという難しさ。厚手の靴下を履けばちょうどよくなるかもしれないけど、そうすると夏場の出番がなくなってしまう。悩ましいワガママボディ。

店内をうろうろと歩きながら、これはどっちが正解だろうとうなっていると、店員さんが「夕方なので足のむくみもあると思いますし……今、無理に決めない方がいいですよ」と。

ここなんですよ、私がミズノさんを推せるのは!(黒板を叩きながらのクソデカボイス)

とことんお客さん目線なんですよ。それが企画・制作の本社の社員さんから現場の店員さんまで一貫してるんです。そこに信頼があるんです。こういう体験をすると、ただ目の前にある商品にお金を払ってるんじゃない。これがかたちになってココにくるまでにかかわった全ての人に対して払うんだと思えるんです。

その言葉で安心して購入保留、試着終了となりました(ありがとうございましたSさん、素晴らしい接客でした)。午前中に店舗に行けるタイミングでもう一回チャレンジだなと思ってます。だって推しとお揃いしたいやん。それにこれ絶妙な色合いでひと目ぼれしちゃったもん。真っ白じゃなくて、オフホワイトとベージュの間の本当に絶妙な色。欲しい。

やっぱり店員さんのアドバイスを受けながら試着するのは大事だなと思いました。ただ、近くにお店がない方もいらっしゃると思います。ミズノさんは直営通販ページからの購入シューズは、室内試し履きでサイズが合わなかった場合、返品送料着払いで対応してくださっています。自宅で試し履きができます。詳しくはこちらをチェックしてみてください!

そんなこんなでレセプションパーティまで時間があったので、2階の椅子でちょっと休憩と思い、階段を上がるとすれ違いに声をかけられました。

「ユーリのシューズ!」

この日は勝生勇利選手モデルを履いて行きました!

「そうです!履いてきました!」

「さっき下で試着されてたのを見て、もしかして……と思って眼鏡取りに戻ってきました!(笑)」

「えー!(笑)気づいてくださってうれしいです!」

誰か気づいてくれる人がいればいいなと思って履いて行ったユーリコラボのスニーカー。へへっ、やったぜと思っていたら、続いて一ミリも想像していなかった言葉が飛び込んできました。

「私、ユーリコラボの担当だったんです。(当時の)ツイッターの中の人です」

……

うぇええええええええええええええええええええええええええええ!

もう内場座長が乗り移ったかと思いました。もちろん心の声ですが、半分くらいは声に出てしまっていたかもしれません。それはつまりこういうことだからです。

そうです、冒頭で紹介した3年前に書いた記事。中の人が紹介してくださったおかげで、ビビるほどたくさんの方に読んでいただき、コンテストで準グランプリという名誉までいただいてしまったアレです。

いつかお目にかかれたらひと言お礼を言いたい。ずっとそう思っていました。

実は2年くらい前に商品ユーザー座談会に呼んでいただき、本社に潜入したことがありました。そこでもnoteの話が出て、参加されていた社員さんが「(ツイッターの)中の人いるんじゃない?呼んできますよ」とおっしゃってくださったのですが、ちょうど席を外されていてニアミスで会えなかったのでした。

後ろ髪を引かれる思いでコスモスクエア駅に向かったことを、昨日のことのように覚えています。だからこのタイミングは絶対逃しちゃいけなかったんです。この機会を逃したらもう……チャンスの神様は前髪にしかいないがよぎり、言っちゃいました。

「あの私、3年くらい前にnoteというブログで御社のことを書」

「ききどんさん!?」

(話速すぎる!!!)

もう3年も前に書いた記事を覚えていてくださったうえに、食い気味でハンドルネームを呼ばれて、これ以上ない驚きと喜びで、そっから先は正直記憶が曖昧で。ぼっち参戦のはずが、怒涛の推しトークの開幕です(笑)

この看板の前あたりで衝撃の告白を受けて脳みそパーン状態に

ユーリ放送当時の社内の様子やコラボアイテム制作秘話など。一社員さんの底知れぬ情熱が社内のいろんな人たちの心を動かして、あのとんでもない一大事業(と言っても過言ではない)が実現したこと……。いつか会えたらお礼を言いたいと思っていたご本人から直接聞くことができて、こんなファン冥利に尽きることがあるでしょうか。

そうした情熱で生まれたアイテムを着て、邦和のリンクに一般滑走に行ったこと。ユーリイラストの整氷車がまだ現役バリバリで使われていること。コラボアイテムに付いてたタグや、お披露目会の時の入場整理券を今も財布に入れていること(実際に出してお見せした)。ユーリがきっかけでリアルスケートを見るようになって、推し選手ができたこと。

財布の中から出してお見せしたカードたち。お守りです。

思いつくままに話すことをどれも興味深そうに聞いてくださいました。それは当時SNSでお客さんの声を真摯に受けとめ対応してくださった姿そのままでした。

話が盛りあがりすぎて、レセプションパーティ開始BGMが聞こえたところでいったん推しトーク中断。1階におりてイベントゲストのパフォーマンスに、店長さんと本社の社員さんとの座談会を観覧。

ゲストはフリースタイルフットボールとフリースタイルコマのパフォーマーさん。どちらも初めて見ました。ここに来なければ知ることがなかったかもしれない世界です。新店のコンセプトにも合ってて、限られた空間でのアクロバティックな演技の数々は、とても新鮮にうつりました。シンプルにカッコよかった!

フリースタイルフットボール、想像の斜め上の迫力だった!
この姿勢でもコマ回ってるんですよ、すごい!

大切なオープン前日のパーティに、自社商品を愛用しているユーザーを招待して、ゲストもお店を舞台とするならば、その舞台を存分にいかして盛り上げてくれる人を呼んでくる。そういうセンスと心意気もミズノさんを推せるポイントでもあります。

Tシャツは3サイズから選べました。プレゼント品でもその配慮に感謝です。

プレオープン来場のお客さんにプレゼントされた「GUEST」Tシャツ。スニーカー保管用パックに入ってました。これで保管すると靴のもちがよくなるそうです。普通に商品として売ってほしい。5枚セットとかで。ユーリのスニーカー持ってるオタクたち、きっと欲しがると思う。みんな傷まないように大事に大事に履いてるもん。なんかの機会にロゴ入りで作っていただけないでしょうか……。

そんなファンキーなゲストがばっちり映える心斎橋店は、天井の配管そのままだったり、床もコンクリートでマンホールがそのままあったりして、ストリート感満載。ひと言で言うならめちゃクール!私が密かにテンション上がった内装がこの商品の収納棚。

地下書庫じゃん!かっけー!と思った図書館戦争脳の持ち主です(笑)

心斎橋・なんば周辺にお越しの際は、ぜひ一度見に行ってみてください!

パーティ前半のパフォーマンスが終わって、再び2階で推しトーク後半戦。途中、通りかかるほかの社員さんにも私のことを紹介してくださって、皆さん「あ~ユーリの!」という反応で、うれしいやら恥ずかしいやらで、挙動不審を抑え込むのに必死でした。

同時に書くことの責任みたいなものをあらためて感じました。SNSもそうですが、表で書くこと話すことは、たとえ無名の一個人の発信でも責任と覚悟を持たなくてはと。エゴサされてもへっちゃらよ!と、どんだけ語彙がなくても、がんばって胸を張って出せるものを追い求めていこうと思いました。

中の人とはSNS上での会話は何度かあったとはいえ、対面では「はじめまして」のはずなのに、ずっと前からの知り合いだったかのように話し続けて、あっという間にお開きの時間。体感トータル5分くらいだった。本当に楽しかったです!

しかも一緒に写真まで撮ってもらったりなんかして。撮ってもらったのを見返したら、優しい微笑みを浮かべる中の人に腕を組まれて、私はうれしさでゆるっゆるのいつも以上にしまりのない顔で写ってました(笑)

中の人とお話できて、あらためて「好き」のパワーは強くてすごいということを確信しました。最初はひとりでも、その本気の熱量は近くの誰かの心を動かし、巻き込み、輪を大きくすることができる。それが遠くまで届いて知らない誰かを幸せにすることができる。ずっとそうだと信じてきましたが、実現させた人の言葉の重み、説得力、力強さを感じて、自信が確信に変わりました(名言引用)。

「好き」を言い続けることは信念を試されるけど、折れずに腐らずに言い続けることは大事だと思いました。どんな仕事でも、どんな立場でも、なにを好きでいても、誰を推していても、この軸はぶれずに持ち続けたいです。

それにしても久しぶりにミズノさんの「強火」を浴びましたね、この日は。おかげでずっとほかほかしながら帰りました。ちょっとしゃべりすぎたな、という反省をしながら。

でも、まだまだお話足りないので、またお会いできますように!(反省どこいったよ!)

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