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真鶴カメラキックオフミーティング

2022年12月15日、コミュニティ真鶴にて、キックオフミーティングを開催しました。

この日の参加者はOMデジタルソリューションズから菅野さん、鳥居さん、写真家MOTOKOさん、真鶴で暮らす映像ディレクターの松平さん、写真家の仁志しおり、地元の酒屋、草柳商店の娘さん采音ちゃん、
世界で活躍するフリーダイビングの選手であるみすずさん、
川上弘美の「真鶴」をきっかけにこの土地に移住してきたViviちゃん、
石や歴史に造詣が深くカメラも勉強中のひとみさん、
みんなの顧問役として元役場の職員のミッキーさん。

この日は業務があったので顔合わせとご挨拶だけになってしまいましたが、会場になったコミュニティ真鶴で子育てママ達が中心となって活動している「machiko(まちの交差点)」のみなさんも真鶴カメラのメンバーとして一緒に活動していきます。

  午前中のMOTOKOさんによるローカルフォト講座では他地域のローカルフォト活動の資料を見ながら、ローカルフォトの視点を学びました。

今までの写真は、トップダウンの広告宣伝、マスメディアの情報発信として使われてきた。
これからはブロックチェーンのように横のつなながりが大事になってくるのでは。                                                                                                         

というお話をしてくれたMOTOKOさん。

商業的ではなく、でもプライベート過ぎない写真。
撮る人と撮られる人、人と人とを繋げていく、自分とまちの関係が深まっていくような写真を撮っていきたいと思います。

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OMデジタルソリューションズさんによる使い方講座は、とても分かりやすく、初めて一眼レフを触ったメンバーも、一時間くらいで難なく撮れるようになっていました!すごい。。

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Viviちゃんは、昔から持っているオリンパスのフィルムカメラも持ってきてくれました! 

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午後はみんなで町歩きに出発です!
この日の訪問先は。。

「御菓子司のやない」さん。
優しい笑顔のやないさん、元気で明るいお母さん。
お二人の掛け合いがとても楽しかったです。

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やないさんやみんながおすすめを教えてくれたのも楽しく、、笑
ついつい買っちゃう大判焼きは、季節ごとに限定の味があったりします!
他にはお赤飯、くるみ餅、、まだ寒いですが、夏はかき氷が最高なのです。

そして「お茶のあおき」さんへ。
いつも通る大道商店街ですが、意外に入ったことのないメンバーも居たりして。。おばさまたちが、お茶をしながらおしゃべりをしているのを見かけるのだけど、実際私も初めておじゃましました。
あおきのお母さんは、移住者コミュニティや若い人との関わる機会がなかなか少ないようで、私達のような顔見知りが増えることをとても喜んでくださいました。

みんなでお母さんを囲み取材。明るい笑顔が素敵な写真が撮れました。

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お茶やコーヒー豆の他におすすめのふりかけやスープの元や乾物もあったりします。私は有機栽培の静岡のほうじ茶を買いました!

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真鶴には、背戸道と呼ばれる、車が通れないような細い道が張り巡らされています。家の背中の戸、つまり勝手口を結ぶ道路の意味である路地です。 取材の後、みんなで背戸道を歩いてみました。真鶴で生まれ育った采音ちゃんは、なんと初めてこの道を歩いたそうです!

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気持ちの良い西陽。車も入らないので静かで、鳥の声も聞こえていました。
洗濯物や塀に並ぶ植木鉢も作品のように美しくて、ひとの営みも含めてこの町の風景になっているのだなと感じました。

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入ったことのない商店に入ってお母さんと喋ってみる、普段歩かない道をみんなで歩いてみる。ささいなことですが、ひとりだとなかなかそんなタイミングはなかったかも。真鶴カメラの活動で大事にしたい、「普段なら見過ごしてしまうような足元の宝」を発見できたような日でした!

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コミュニティ真鶴に戻り、この日の写真の講評会を。
同じ場所で同じ被写体を撮っていてもそれぞれの視点があり、自分が良いと思わなかったカットも他の人から良いと言われたり、自分だけだと気づかない視点やアイデアを共有できてとても良かったとメンバーからの意見がありました。

これから3月末まで月に一回、ローカルフォト講座と撮り歩きを開催していきます。
どんなふうに町が見えてくるのか、自分たちがどういう風に成長していくのか、そしてカメラで町を元気にすることができるのか?楽しみです。




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