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令和から昭和へタイムスリップ、時代を感じる喫茶店

平成が過去の時代となり、新たに令和が始まった。そんな時代に、昭和から30年以上続く喫茶店が東京の板橋にある。

東武練馬駅から6分ほど行くと、現代には珍しい昔ながらのスクーターが見えてくる。窓の向こうの世界に興味を持ち、恐る恐るドアを開けてみる。

お店に置いてあるものは全て当時の本物。

静かで小ぢんまりとした店内には、昭和に流行した雑貨やポスターが所狭しと並ぶ。目に入るもの全てが新鮮で、頭には疑問ばかり。月光仮面とは、その電話機はどう使うのか。

ビートルズなど1960年代の名曲が100曲以上聴ける。

ひと際存在感を放つのが、年季の入ったジュークボックス。心を惹かれているのが伝わったのか、「サービスしますよ。」と無料で使わせてもらった。ボタンを押すとゆっくりとレコードが出てきて、味のある当時の音がそのまま聴こえる。

期間限定のレッドコンドル(600円)とチーズケーキ(300円)。

ペルー原産の珈琲は、おだやかな酸味とほどよいコクがあり、後味さっぱり。無くなり次第終了なので、お早めに。ケーキは、噛まずとも濃厚なチーズの風味が口の中いっぱいに広がる美味しさ。

「珈琲とバイクが好き。」と語る店主さんと時間を忘れ、話に花を咲かせる。こだわりの珈琲を飲みながら、一人でゆっくり過ごしてほしい。

珈琲屋らびっと
住所 東京都板橋区徳丸3丁目13-10
営業時間 11:00~21:00
定休日 毎週水曜日


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