見出し画像

チェリまほ10話、気持ちは形にしないと伝わらない

ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」【通称:チェリまほ】の最終回まであと少し。待ちきれない気持ちが毎日爆発しています。

そこで、今更ながらではありますが、1話から振り返りながら、気持ちを落ち着かせつつ、最終回までの日々を楽しみたいと思います!

ここから、ネタバレを含みますので、見たくない方は注意!!

「ご褒美期待しちゃおうかな」

湊との暮らしぶりを安達に電話でのろける柘植。「よかったな」としか言わない安達が面白い。コンペでそれどころじゃないもんね。

柘植が魔法使いを卒業したことを伝える。この時の柘植の嬉しそうな言葉が面白い。「喪失などと言われるが何も失われない。大丈夫。」

一方、安達は黒沢からの「ご褒美」という言葉に脱魔法使いのことを連想していた。

「心の準備が・・・」「いや、黒沢となら別に・・・」

そんな安達が可愛すぎるー。

「ご褒美期待しちゃおうかな」の黒沢のタメと笑顔がね、なんかこっちまでドキドキしちゃう。

優しいみんなにほっこり、でも感じるプレッシャー

コンペに挑戦する安達に対する周りがすごく暖かい。安達が優しいから優しい人が集まるのかな?とも思う。
浦部さんも藤崎さんも六角も、もちろん黒沢も、安達の挑戦を応援している。

周りの応援に安達はプレッシャーを感じる。「みんなの期待に応えられなかったら。。黒沢はすごいよな。いつもみんなの期待に応えていて完璧で。。」

確かに周りの期待が重くなる時はある。みんなが思う自分になろうとしてしまうというか。優しい安達だからこそ、余計に感じられたことかもしれない。

このプレッシャーを安達宅で黒沢と話しているんだけど、お揃いのパーカーが可愛い。そして、黒沢は柘植将人先生の「別れのブルームーン」を読んでいる。※11話を見た後に思うと、「別れとか縁起でもないから読んじゃダメ、黒沢!」って思っちゃう。

デートの練習

プレッシャーを感じる安達を黒沢が「デートの練習」と称して、遊園地へ連れていく。安達も言っているけど、もうね、デートなのよ。というかね、お休みの日におうちで過ごしたりしている時点でデートですからー!と、叫びたい気持ちは置いておいて、このデートの練習がすこぶる見どころ。

コーヒーカップ的な乗り物やメリーゴーラウンド、ミニゲーム、クレープ食べたりね。これのほとんどが「ア・ド・リ・ブ」だというから驚き。
本編に入りきれなかった映像もヘンニャリ顔で見ちゃったな。
これは必見です!

何と言ってもバイキングね。「あれ乗りたかったんだよな!」とピョンピョン跳ねる30歳。こんな可愛い30歳が現実にいたら、確保して保護しないと大変なことになっちゃうよ!

楽しさから一転、白目になる安達もすごかったな。

黒沢の気持ちがわからない不安

折角楽しんでいたのに、気持ち悪くなってしまったことにシュンとする安達。黒沢も元気がなさそう。安達のことを心配して自分を責めてるんだけど、黒沢の気持ちがわからず、焦る安達は魔法の力を使ってしまう。

思い返してみると、黒沢は気持ちを直接的に安達に伝えてはいない。告白したとき以外は。安達は心の声を聞いて、黒沢がどう思ってるか把握しているけど、それだと不安だよね。。

気持ちは形にしないと伝わらない

今度は安達が黒沢をデートの練習に誘う。「で、デートの練習」とデートのストレートに言えない安達が可愛いのよね。

本屋で共に読んでいる漫画を購入し、安達の行きつけの居酒屋で食事する二人。これも、デートだよ!とは思う。それはさておき。

安達は自分が企画した「エールクリップ」の資料を黒沢に見てもらう。

「大切な人にはちゃんと自分の気持ち伝えなきゃって。
 気持ちがわからないと相手も不安になるし。」

安達はとても大切なことに気が付いている。自分の気持ちを伝えなきゃなって気持ちと、黒沢にもちゃんと伝えてほしいって気持ち。ちゃんと伝えられるようになった安達の成長を感じた。

黒沢も安達に伝える。昔から自分に何が求められているかを考えて行動していたと。それができれば、本当の自分を見てもらえると思っていて、安達に対しても同じことをしていた、と。

相手の気持ちを汲み取りすぎて、自分を押さえてしまうところが黒沢にもある。本当に優しい人なんだよね。

「完璧な黒沢も好きだけど、俺の前ではもうちょっと肩の力抜いてほしい。」という安達に、弱みを見せたら安達に嫌われるかもしれないとか可愛すぎるでしょ。安達の「嫌いになんねーよ。」ていう返しもいいんだよなー。

これもすべて自分の気持ちを伝えられたからこそだもんね。
二人にはいつまでもこうしてお互いの気持ちを伝えあえる仲で居てほしい。

安達に生まれる恐怖

手をつないで仲良く変える安達と黒沢。思わず、黒沢の心の声に反応してしまう。そこで、安達に生まれる恐怖。

心の声が聞こえることを秘密にしていていいのか。

「安達に心の声を読まれてたら、俺・・・」と黒沢の心の声が聞こえて、つないだ手を放してしまう安達。

今まで通りの関係で居られなくなる恐怖が安達の仲に生まれたところで、10話終了です。

終わりに

黒沢はさ、7年間も片思いしてたわけだよ。心の声を聞かれてたくらいで、安達のこと嫌いになったりしないと思う。

だけど、
人を好きになると、なりすぎると、
幸せになると、なりすぎると、
それがなくなってしまった時の恐怖が訪れるのだよね。

それも自己防衛本能の一つなのだと思うのだよ、個人的には。

安達は今までその自己防衛本能で、自分から恋を近づけてこようとはしなかったんだと思う。怖いよね、なんでも初めてのことは。
でも、それを安達なら乗り越えてくれるって信じてる。

長文読んでいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?