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チェリまほ 第4話 感想※ネタバレあり

ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」【通称:チェリまほ】の最終回まであと少し。待ちきれない気持ちが毎日爆発しています。

そこで、今更ながらではありますが、1話から振り返りながら、気持ちを落ち着かせつつ、最終回までの日々を楽しみたいと思います!

ここから、ネタバレを含みますので、見たくない方は注意!!

藤崎さん

第4話はまず藤崎さんのことが思い浮かんでしまう。

恋愛に興味がない藤崎さん。周りから色々詮索され、「普通」に振舞うことにも慣れてきたというが、本当は心が疲弊しているんだと思う。だから、安達の「恋愛がなくてもそれなりに幸せだし」という言葉に嬉しさや安堵を覚えたのではないかな。

ひと昔前に比べれば、恋愛至上主義な世の中でもなくなってきた気はするけれど、まだまだ多様性を理解できないところあると思う。

私自身も知らず知らずのうちに誰かを傷つけてるかもしれないし、逆も然り。思いやりの方向性を間違うと傷つけることにもなるからね。

人間関係って難しいなって改めて思った次第です。

黒沢「ゆっくり、じっくり」

天変地異が起きた柘植と六角の邪魔が入り、キス未遂に終わった安達と黒沢。

ここで急展開していくかなと思いきや、黒沢の心の声「続きはまた今度ゆっくり、じっくり。俺のこと少しでも好きになってくれるように」で、完全に怯えてしまった安達に2週間避けられるという。。。黒沢がふとした瞬間に見ても、安達はデスクに居ない。そう、デスク下でうずくまっているのだ。可愛い。その安達に浦部さんが「え?どうしたの?お腹痛い?」っていうところが好き!安達が「情けない・・」ってつぶやくところが大好き!

しかし、逃げすぎだよ、安達さん!

柘植のジタバタ

魔法使いになったことは受け入れたものの、湊への「キュン」を受け止められない柘植。安達にも相談できず、悶絶する姿がかわいらしい。安達は童貞だってわかっても、バカにしたりすることはないだろうに、完全に柘植の「思考回路はショート寸前」だから、気が付けてないのよね。

安達の勘違い

藤崎さんに「彼氏のフリをお願いしようかな?」と言われた時の安達のドギマギが可愛い。後から「ほぉら、勘違いしなくてよかったー。」という割には、その気になっていたような。。

藤崎さんの心の声から「安達くんのこと好き」って聞こえた時も喜んでるしね。安達は前から藤崎さんのことをいいなって思っていたわけだから、嬉しい気持ちはわかるけどね。

黒沢の心

「お前とのキス、嫌じゃなかったよ。」と言われ、キスしようとしたところで邪魔が入り、それから2週間も安達と二人になれかった黒沢。目で追っても逃げられる始末。
チーーーン
心中お察しします。

なのに、帰社途中に安達が輩に襲われているところを偶然みかけ、安達を守る黒沢。カッコ良し!
安達をバックハグからのパンチを受け止めるとか、黒沢は何者なんですか?
惚れてまうやろー。

だけども、黒沢自身は失敗したと思っている。安達に「うざい」と思われているのではないか?と。安達のことになると余裕のなくなる自分にがっかりしている。

「でも、何もしないよりはできることはしたい。」

黒沢の一途な気持ちが心に染みる。その心の声を聞いていた安達に「ありがとう。本当に感謝している。」と言われたことで、最高の笑顔を見せる黒沢。「大げさだな」とか言ってたとけども、嬉しかったことが魔法使いでない私にも伝わってきたよー。まともに話すの2週間ぶりだもんね。よかったよかった。

安達の心

安達が黒沢から逃げ続けていた理由。それは安達の自己肯定感の低さ。完璧な黒沢とこれ以上深入りしてがっかりされるのが怖い。安達は自分で自分にがっかりしちゃっているからね。。

でもさ、それって、もう恋はじまってるよ?

3話でも思ったけれども、黒沢のこと好きだからがっかりされるのが怖いっておもうんじゃないかな。早く気付いて、安達。

完璧だと思っていた黒沢が実は同じように焦って悩んでいることが分かった安達は自分にも何かできることはないかと藤崎さんと話す。
「藤崎さんは毎日楽しそうだから安心してって、お母さんに伝えますよ。」
嬉しそうな藤崎さんに、嬉しそうな安達。

「誰かに触れる度に寄り添いたいって気持ちが強くなる。ちょっと足踏みしていた自分が変わるチャンスかもしれない。」

安達は本当に魔法をいいことに使っている。善良な魔法使い。素晴らしいよ。どこかに安達のような人は居ませんか?

黒沢のピンチ?

魔法の力に手伝ってもらって少しずつ成長していく安達。
今度は黒沢のピンチ?を救えるのか!?ってところで、4話終了です。

浦部さんにファイル押し付けて、立ち向かっていく安達、カッコイイね。でも、一応先輩だぞー。

終わりに

世の中には色んな人がいる。みんな違って、みんないい。

そう思いながらも、どこか、周りと同じフレームに相手を押し込めようとしていたり、自分をはめこもうとしていたりする。
みんなと同じ形じゃないと不安になる自分も居るのも事実。。

みんなに優しい世界になればいいのにな。
みんなが生きやすい選択をできればいいのにな。

そんな風に思わせてくれる、考えさせてくれる、チェリまほが好きです。

長文読んでいただきありがとうございました。

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