「ユニクロで働くとPTSDになる」という豪州のニュースを、元ユニクロ店長の立場から応援してみる

※予告しますが、長文です。読み終えるのに10分はかかると思います。タイトル通り、私は元ユニクロ店長ですが、在籍期間は2001~2007年なので、最近の様子は知りません。

***

Twitterで以下のツイートが流れてきました。

オーストラリアのユニクロで勤務していた女性(47歳)が、ユニクロを訴えたというニュースです。内容は、こちらのブログ記事が分かりやすいです。

Twitterで検索してたら、今回の問題に絡めて日本語の「社畜」という言葉が解説されていて驚きました。

他の声も拾ってみました。

ゆ、ユニクロ…。今回の件はオーストラリアのユニクロの話のようですが、さて、日本のユニクロの労働環境はどうなのでしょう?

日本国内のユニクロはどうなのか?

記者がユニクロでアルバイトと働いて潜入取材した、こんな本があります。取材期間は2015年~2016年、東京近郊にあるユニクロ3店舗での勤務経験を描いたルポルタージュです。メインは新宿の「ビックロ」オープンの顛末。

オーストラリアでの訴訟もですが、おべっかなどなく客観視された時のユニクロの実態であると認めればいいのでは、と私は考えます。

1作目(こっちはユニクロ関係者への取材で書いた本)は2011年に発売されました。ユニクロ側が訴訟し、最高裁まで争って、出版社側が勝訴しています。

この本に対する訴訟は「スラップ訴訟=ジャーナリストに対する恫喝的訴訟ではないか」と話題になったようです。実際、ユニクロの会見で、記者の横田さんの入室を許可しないといった、子どもっぽい対応もしていたようで。

私はスラップ訴訟だと捉えています。日本ではユニクロの悪い部分を報道する人がすごく少ないのが不思議です。広告料を得たいといったメディア・マスコミの都合でしょうか?ちょっと情けないような。

私がユニクロにいた2007年頃までは、広報もIRも法務も総務も、仕事が出来て知見もある、素敵な人が多かったんですよ(これはお世辞でもなく本当に)。だから、この「柳井が言っているから」という理由で「記者である横田さんを締め出す」が出来てること自体が不思議なんですよね…。いつから、柳井さんの常識のなさを許す体制になったんでしょう。

2011年より前の2009年に田中雅子さんも退職してるし、何か起きたのかな…。(田中雅子さんは、女性が活躍できるよう働きかけていた、当時のリーダー的女性です。直接話したことはありませんが、ふんわりとした華麗な雰囲気の、素敵な方でした。憧れてた。)

私は、元ユニクロ店長です

はい。元ユニクロ店長のmatsubi.です。

ただし、冒頭でも書いたように、2001年に新卒で入社し、2007年に辞めていますので、最近の状況は知りません。仲が良かった人たちはみんな退職・転職しましたので、情報も入って来ません。

仲が良かった人たち(正社員)は「要求水準が高いけど報酬は安い」「人間らしい生活がしたい」「うつ病になった」といった理由で退職・転職しています。

私が退職した理由のひとつも「うつ病になったから」です。

ユニクロは「帝国主義」的であった

元・ユニクロ店長としての感覚で言うと、横田さんが書いた2作は、事実だと思いますよ。「ユニクロ帝国」といった表現も的確かなと。今の世界情勢で言えば、共産主義国(中国)っぽいとも思いますが。

柳井さんだけが悪いとは思いませんが、彼を神格化し、彼や上司の方だけ向いて仕事をしている社員は多かったと思います。「全てをクリーンに」「完全実力主義」と言いながらも、本音と建て前を使い分けて、表面的な結果を残すような人の方が昇格できるように感じました。

大きくなるとどこの会社でもそうなのでしょうが、若かった私はがっかりしましたし、表面的なスコア(数値)しか見ない会社だな、と思いました。

勿論、スタッフや同僚からの支持のある人格者もいますが、全体的に宗教っぽい雰囲気はあります。

例えば、売上が少ない日は、アルバイトや準社員さんにお願いして休んでもらったり、早上がりしたりします。私も上から指示されてやっていたので同罪ですが、2月など日数も少ないのに、更に勤務時間を削る。実家暮らしではない、東京で1人暮らししてる準社員もいるのに、時給制の人の生活に配慮しない。有休をとってもらうのではなく、「売上が少ないなら、人件費を削る」のが当たり前。それを”人件費コントロール出来ている”と誇らしげに語る店長やSVなど、社員たち。

一転、忙しくなったら、「朝7時から来れないかな?」「もうちょっと残業できる?」「休みは週1に削ってもいい?」「売上多いんだから、働いて稼ごう!」。

スタッフ1人1人の生活や人生を考えず、「売上ー経費=利益」といった些末なことしか考えられない人が、店長からSV(エリアマネージャー)へと昇格していく。

私は横田さんが潜入した当時のビックロの店長は知りませんが、人としておかしい店長や社員はたくさんいました。他者だけでなく、私も「おかしい社員」の1人だったとは思います。

2000年度の就職希望ランキングでは1位の人気だった

私は2001年に入社しましたが、就職活動をしていた2000年当時は、原宿店への出店、フリースブームで、「学生の人気企業ランキング1位の会社はユニクロ」と言われていました。

私は店長になりたいわけでもなく、ユニクロに興味があった訳でもなく、なんとなく受けに行きました。同じ日に東京で別の会社説明会があったから、交通費も勿体ないし、ついでくらいの気持ちでエントリーしました。

服という商品にも、店長という職種にも興味がないから、うかりたいとも、うかるとも、思っていませんでした。自然体で言いたい放題話していたら、最終選考まで通過してしまった、といった結果です。当初200名だった採用数が、400名に増えた影響もあったかと思います。

「完全実力主義」「年齢、性別、国籍等で差別しない」といったユニクロの考え方が好きだったのと、他に30社受けたけど全て落ちたので、他に選択肢もなく、ユニクロに入社しました。

うつ病での休職・退職が多かったユニクロ

オーストラリアのニュースではPTSDとありますが、私が働いていた当時、日本のユニクロではうつ状態になり、休職・退職する社員が少なくありませんでした。

例えば、私はユニクロで6店舗を経験してますが、うち、2店舗への異動理由は「前任者がうつ病になり、休職・退職するから」でした。

1店舗は、準社員から契約社員へとキャリアアップし、店長代行(店のNo2)だった男性が、うつ病で休職することになったから。もう1店舗は、店長がうつ病になって退職するためでした。

うつで退職した店長の恋人もユニクロの女性店長でしたが、半年前にうつ病で退職していました。引継ぎの時、「結婚したいけど、2人とも状態がこんなだとねえ…子どもが産まれても育てられないし」と話していたのを覚えています。

飲み会の後でソープランド?

この、うつ病で退職した男性店長は、ユニクロの体育会系のノリが合わないようでした。

今は違うでしょうが、2002年頃のユニクロの、とあるエリア(5~7店舗くらいのまとまり)では、男性店長や社員、SV、約10人の中で、女性社員は私1人でした。そして飲み会の後に、ソープランドに繰り出したりしてたんですよね。(店舗やエリア、SVなどメンバーによるとは思いますが。)

当時の私は、「こういうのって女性の前でも隠さないのかあ…」と驚かされました。

うつで退職した男性店長は、ソープランドへの誘いを断ったうえで私を駅まで送ってくれました。彼は私以上に憤っていました。「深夜なのに女性社員を1人で帰らせて自分たちはソープランドって何なの?」「ユニクロは人気だと浮かれているけど、常識がない人も多い」と話していました。

その2年後に彼はうつ病になり、ユニクロを退職しました。

店長のストレスと喫煙率の高さ

私が在籍していた2001~2007年くらいのユニクロでは、店長の喫煙率が高くて。男女関係なく、みんながバンバン吸ってました。私はたばこは吸いませんでしたが、吸わない人の方が珍しいくらいでした。

ある時、転職してユニクロに来た本部社員の男性と話したら、「ユニクロの店長はたばこ吸い過ぎじゃないかな…?」「若い人に責任ある仕事を任せるのは素晴らしいと思うけれど、今の状況はおかしい」と、言ってくれて。今の状態は普通ではないんだ、おかしいんだ、と思えるようになりました。

また、酒の飲み方がおかしい方もいて。研修旅行でニューヨークに行ったときには、移動のバスでウイスキーを飲み、泥酔して動けない店長もいました。羽を伸ばす社員旅行ではなく、アメリカの店舗を回って学ぶ研修旅行だったのですが…。

今振り返ると、店長としてずっと緊張した状態で過ごしていたストレスが、たばこや酒に繋がったのだと思います。

私自身もうつ病になった

ユニクロで正社員として勤務して2年目の2003年くらいから心臓の動悸と息切れが激しくなるようになりました。パニック症候群みたいな症状です。

でも、仕事は休めないと、病院にも行かず働き続けました。

2007年から精神科に通い始め、秋頃に起き上がれなくなり、2か月の休職後、退職しました。

ハードワークな現場の状況

店舗のNo2だった契約社員がうつ病になり、私が後任となった店舗には、仕事ができない店長がいました。彼は遅刻の常習犯でもあり、私がお願いしたことやスタッフと約束したことをすぐに忘れる人でした。当時は店長を思いやる余裕がありませんでしたが、今考えると、店長もうつ状態だったのかも知れません。

契約社員の男性がうつ病になった原因のひとつは、過労でした。月商5000万円以上の店舗(スタッフが全40~50人くらい必要)なのに、私が着任した時点で、スタッフが25人程度しかいませんでした。

更に、私が着任した後、スタッフの心を一つにまとめていた男性準社員(店舗のNo3だった)が「実家に戻る」と退職しました。彼は事前に退職の意思を伝えており、予告通りの退職でしたが、彼がいなくなったら働くのが面白くなくなったと、準社員のほとんどが退職しました。

スタッフ数18人で、休まず営業

残ったスタッフは、準社員1名と、アルバイト15名、計16名にまで減りました。プラス店長と社員である私で、18名です。こんな人数では回りません。

そんな人員体制なのに毎日休まず、平日は11時から20時まで、土日は10時から20時まで、営業せねばなりませんでした。更に、近隣に新店がオープンするから、応援にまで駆り出されました。

時間に余裕のある学生アルバイトさんたちに頼み込んで、準社員並みに働いてもらう。主婦の方に少し早く長く働いてもらえるようお願いする。採用した新人スタッフを出来るだけ急いで育成する。自分自身の休みも週1日に削り、出勤する日は朝8時から22時までぶっ通しで働く。

当時の私は、6か月間連続で月300時間超でした。月の勤務時間は給与明細に印字されていましたが、380時間という月もあったような記憶が…(既に捨てて手元に残っていないので、幻だったらいい)。

毎日、心臓がバクバクいって、ふらふらで。疲れから扁桃炎になった時は40度の熱が出てるのに、休憩室で横になりながら勤務しました。店舗のカギを管理できる責任者が、正社員である私と店長しかいなかったから、店長が研修などで長期間不在の時は、休むことが出来なかったのです。8時~22時まで14連勤、発熱しても休まず店舗に行かねばならない状況でした。つらかった。

仕事を増やす店長

倒れそうになりながら、通達を読み、計画を立てて店舗を回し…。スタッフに無理をさせているのは分かっていたので、お菓子を差し入れたり、1人1人にお礼を伝えたり、事情を説明したり。これ以上退職されたら堪らないといった、自分自身や店舗の都合もありましたが、毎日、スタッフの明るさに救われていました。

そんな中でも、店長は気安くSVと約束したりして、仕事を増やしてばかりでした。

私と店長、正社員が週休2日をとる為に、店舗のカギを預かってもらえる店長代行者を育成する必要もありました。でも、店長は何もしてくれない。

1人だけ残った準社員さんは能力の高い方だったので、打診しましたが、「いや~、あの店長だと怖くてカギなんて預かれませんよ…どう考えても私の負担が増えるでしょ?」「店長が変わったら、受けても良いですよ」と、断られました。

訴えても、問題を解決しないSV

こんな異常な状態なのに、SV(エリアマネージャー、店長の上司)から「大丈夫?」と心配されることがないどころか、週に1日だけの休み最中に「今から新店の応援に来れない?」と電話が来たことがありました。(断りました。)

自分も頑張っているけれど限界で、怒りしか湧かない状態で。SVに「店長を別の人にして欲しい、それが無理なら店長の行動を改善して欲しい」と訴えましたが、「どの店も忙しいんだよ~」「求人情報を出して、採用して、育てるしかない」「みんな頑張ってる」「これも店長になるための勉強」といった回答でした。

SV(エリアマネージャー)の上司、ブロックリーダー(部長)が来た時には「代行者として、店長と協力して店舗運営するように」と、私の行動を軽く諭されました。

私の言い方が悪かった、伝わりにくかったと反省する部分もありますが、上述したような月300時間以上で休みなしの勤務状況でしたので、余裕などありませんでした。

当時も「おかしな会社だ」とは思っていました。

写真撮影の為に商品を畳みなおす

上述した「時給労働者を早上がりさせたことを人件費コントロールと呼ぶ」のも変ですが、ユニクロでは当時「売場の写真を撮影し、美しい店舗を表彰する」といったコンテストがありました。私が大嫌いな行事です。

上述したようなギリギリな店舗であっても撮影せねばならないし、土日の前で準備が忙しい金曜日の夜の撮影と決まっていたし、撮影するデジカメは私物を使わねばならず店舗備品にはないし、カギを預けるスタッフもいない中、写真の現像に行かねばならないし。

SVや店長は「少しでも美しい売場を」と言って、スタッフの教育や私の休息よりも、売場にある商品の畳みなおしを優先する。

色々な店長が「畳み直した美しい売場の方が、お客様の購入意欲が増す」と言ってましたけど、ただの自己満足としか思ません。

私は、↓ みたいなことは、商品のほとんどがひらいた状態で畳みなおす際(商品整理が必要な時)には、楽しみながら服を畳める方法だと思いますが、作業が遅れ、休めてもいない店舗で、わざわざ1枚1枚畳みなおして、2~3枚多く売れたところで何になるの?と思っていました。

拷問として「同じ場所の土を掘って、埋めて、を繰り返す」というのがあるそうですが、ユニクロで商品を畳みなおす作業(商品整理)って、本当に面倒くさい作業で。好きな人は好きだし、畳むのがうまいスタッフもいるのですが、私は下手だし苦手だし、仕方なく畳んでいたので、SVや店長が嬉々として「売場写真コンテスト」に挑む様子が理解できず、気持ち悪くて仕方ありませんでした。

ユニクロの店舗では、夜は22時までに退店必須がルールなので、撮影が間に合わず、結局、私が土曜の早朝7時に出勤して、撮影していました。そこから22時までずっと勤務です。死ねる。

難易度が高いエリアなのに、新人のSVを配置

こう書くと、このSV(エリアマネージャー)が無能・無責任に思えるでしょうが、彼は昇格したばかりの新人SVでした。店長時代は優秀だと評価され、ユニクロの売上3位以内の店舗を任されていた方です。

私が300時間超働いていた店舗・エリアは、ユニクロの中でも難易度が高い地域で、客数も多く売上は高いけれど、準社員・アルバイトを採用しにくい場所でした。更に、店舗の状況が酷かったのもありますが、お客様の要求水準が高く、クレーム対応も多い地域でした。店長の頃に優秀だった方とはいえ、新人SVが担当するには荷が重いエリアだったと思います。

人間として見ると、悪い人でも意地悪な人でもなく、優しく面白い方でした。ただ、SVなのに店長の時と同じように仕事を進めていたと思いますし、そこがまずかったとも思います。でも、彼も新人SVですから、失敗して当然。昇格したばかりのSVに、実力以上のエリアを任せた会社の非を考えて欲しいと思いました。

労働局から会社に連絡が

話を戻して。月に300時間以上の勤務が6か月続いた頃、ブロックリーダー(部長)から店舗が電話があり、「ここ半年の勤務時間は事実か?」と訊かれました。

事実もなにも、ユニクロでは出勤・退勤入力はパソコンで行います。タイムカードのような不正などできません。店長は給与固定ですが、社員は残業代が付きます。休まず働くなら、お金はもらいます。当然です。

「はい」と答えました。

リーダーの説明によると、労働局から人事部に、私の勤務時間が異常だ、過労死ラインを越えているといった連絡が入ったとのことでした。

内部監査でD判定、そして更迭へ…

その後、エリアに内部監査が入り、エリア全体も、店舗もD判定を受けました。

これらをきっかけに、当時のブロックリーダー、SV、店長、みんな更迭され(異動となり)、私だけが同じ店舗に残りました。

その後、着任した店長がまともな店舗運営をして下さり、週休2日で8時間勤務でも店舗が運営できるようになり、だんだんと、スタッフ同士和気あいあいとした店舗に戻りました。私も生き返り、その半年後、店長に昇格しました。

店長になったら、私も店長代行を苦しめてしまった

そんな感じで社員時代、店長やSVに苦しめられてきた私でしたが、店長になった時、2つの店舗で店長代行を苦しい状態に追い込んでしまいました。どちらも、ユニクロで長く働いてきた女性準社員でした。

私が着任して間もなく、1人は「今までの自分、全てを否定されたと感じた」と。「店長とはいっしょに働ける気がしない」「仕事を辞めたい」とSVに電話したようです。

もう1人は、落ち込んだ代行者を見たアルバイトスタッフが、心配してSVに電話したり、私に直接「なんで代行者を苦しめるんだ!」と怒りをぶつけてくれました。

この時のSVが大変優秀な方で(2店舗とも同じ人でした)、SVが説得してくれたお陰で、代行者は退職しないで、勤務を続けることになりました。

無礼を謝り、なんとか汚名返上のチャンスを与えてもらい、その後はスタッフの話をきちんと聞いて、自分の価値観を押し付けないよう、でも公平に会社の意思は伝えられるよう、心掛けて店舗を運営しました。

2人とも、私が他店に異動する頃には、信頼回復出来たと思います。異動する時、「店長と一緒に働けてよかった」と言ってもらえたし、異動後に連絡ももらったので…。

とはいえ、1回の失敗だけで改善できず、同じことを2回やって、2人の人間を、2店舗の関係者(スタッフ)を苦しめてしまったのは申し訳なかかったと反省しています。

私の性格か、ユニクロの体質か

こういった対応を見た時、私の性格の問題と思う方もいるでしょう。

ユニクロで働いていた時期、久しぶりに会う家族や友達から「ユニクロに入ってから変わったね」「いつもピリピリ、イライラしている」「上からモノを言うようになった」などと言われていました。(私に自覚はなし。)

ユニクロを辞めて1年くらい経った時期に、母が「元のmatsubi.に戻って良かったわ。やっと毒気が抜けて、まともになった感じ」と笑いながら話したのを覚えています。

ユニクロでの勤務が原因で、私の性格は変わっていたようです。

私の仕事は「店舗の立て直し」だった

ユニクロでは6店舗で勤務しましたが、社員時代に配属された2店舗も、店長としての2店舗も、毎回、毎回、与えられる課題、業務目標は「店舗の立て直し」でした。

「店舗の立て直し」とは、上で語ったように、まともに運営できてない店舗を、通常営業できる状態まで回復する、といったものです。

ちなみに、上で書いた「代行者を苦しめた」言動の一つは、着任して早々、「店舗がこんなに酷くなった原因はあなたにもある」みたいな話をしたせいです…orz

現実には、代行者は時給労働者で給料も少ないのに、ましてや店長でもないのに、長く勤めているし…と、不安になったスタッフの不満をカバーする役割を果たしてくれていたのです。自分の経験が全く活きていない発言でした…。

こういった、スタッフとの不和やトラブルは、私以外の店長も起こしていました。ユニクロが若く未熟な店長に店を任せるのは良いのですが、店長の頻繁な異動(交代)と、トラブルに、毎回付き合わされる店舗スタッフはたまったものではないでしょう。

立て直した店舗がすぐ崩壊?

社員時代に立て直しを経験していたので、店長になってからは短期間で立て直せるようになりましたが、立て直しを業務の成果として認められると、私の異動が発生します。早く立て直したら、着任から半年、1年で他の店舗へと異動します。

私の後に新人店長が配属され、立て直した店舗がまた、荒れた状態に戻る。スタッフから相談の電話やメールが来て「店長が変わる前は良かったのに」と言われる。

私が半年、1年をかけて、スタッフと一緒に作り上げた店舗が、異動がきっかけで壊される。徒労感が大きいし、これは仕事なのか?と疑問に感じました。

また、スタッフに頼ってもらえるのは嬉しいけれど、現在の店長への申し訳なさがある。私のやり方が間違っていたのかと思い悩んだ時期もあります。

店長会議でも「店長の異動期間を短くし、最低2年は同じ店舗にすべきでは」といった提案、話し合いがありましたが、私がいる間には改善しませんでした。

柳井さんに感謝していること

24歳、25歳といった若い女性に、年商5億円、月商4千万円といった規模の店舗や40人近いスタッフを任せてもらえたこと。女性だからと言って報酬の差別はなく、男女対等であったこと。女性らしく働くための社内セミナーや研修を受けさせていただいたこと。

今、振り返ると、他ではできない経験をさせて頂いたと思います。

店舗スタッフのありがたさ

ただですね。柳井さんへの感謝が成立するのは、私が出会った店舗スタッフ、準社員やアルバイトの皆さんが、素晴らしい人だったからです。

勘違いした若造のまま店長になった私に、都度都度、きちんと不満を訴えてくれたり、時に褒めてくれたり、足りない知識を補ってくれたり、支えてくれたことには、感謝しています。

また、お金や立場に縛られない、自分の生活や夢や家族を大切にする。新しい生き方をしている人が多くて、本当に勉強になりました。

他社の3倍のスピードで動くユニクロ

準社員さん、アルバイトさんには魅力的な人が多くて学びも多かったんですが、正社員(店長にしろ、本部社員にしろ)の多くは、いつもピリピリしてましたし、裏表があったように思います。私も含めて。

元・ユニクロ社長の玉塚元一さんが退職する際、あいさつで「ユニクロは経営コンサルタントから、一般の会社の3倍のスピードで進むと言われている」といった話をしたと記憶してますが、たしかに、ユニクロはスピードが速い会社だと思います。

「スピード第一主義」は優れているか?

ただ、柳井さんやユニクロ経営陣に、「人間の力だけで、道具や薬を用いずに、短距離走のスピードで42.195キロのフルマラソンは可能でしょうか?」と、問いたいのです。

速いことは良いこと。本当に?

今の世の中は変化が速い。本当に?

速くないと勝てない。本当に?

私は、新しく、イノベーティブ(革新的)なアイデアを生み出すには、休むこと、遊ぶことも大切だと思います。また、例えば複業するなどして、ユニクロ以外の企業のやり方を知ることも、成長には必要な要素だと思います。

ユニクロには、余裕がない。つねにギリギリで、スピードを求められる。

その一方で、上述したような「店舗の立て直し」「社員のうつ病による休職・退職」といった無駄は何年も放置して解決しない。

柳井さんや経営陣、あるいは店長などの正社員は安全地帯にいる。底辺にあたる店舗スタッフ(準社員、アルバイト)にしわ寄せが来ていたと思います。自分が痛くないから、気づかないだけ。

私は、準社員やアルバイトをブルーカラーだからと、時給1000円程度で働かせている気持ちが分かりません。店舗の縁の下の力持ちは、彼ら彼女らであり、若い店長や正社員は彼らの支えの上で、学ばせてもらっているだけです。

準社員、アルバイトたちの能力や支援を軽視するのは、おかしいと思います。

なぜ柳井さんは”社長のまま”なのだろう?

私は、先に挙げた横田さんの本『ユニクロ潜入一年』を見た時、「ユニクロという会社が内部監査でD(最低ランク)をとったようなもの」と思いました。

店舗やエリアがDランクをとった時、店長もSVも、ブロックリーダーも異動(更迭)となりました。

私を苦しめたダメな店長は、異動後1年経ってから、退職しました。退職前に、わざわざ私に連絡をくれ、当時のことを謝って下さいました。

また、私の同僚だった店長で、スタッフにサービス残業をさせたことが発覚した店長は、店長資格をはく奪され、降格となりました。その後、社員として再チャレンジし店長に復帰したけれど、再びスタッフにサービス残業をさせたことが発覚し、彼は結局、退職しました。

でも、柳井さんは辞めなかった。降格もしなかった。他の経営役員も、柳井さんを辞めさせなかった。なぜ事実と認めないのか、降格・辞職しないのか。不思議です。

過去に訴訟までして負けているのに、本の内容が事実であると認めないのは、大人気(おとなげ)ないな~、と思います。

「現実を直視し、時代に適応し」と、経営理念に書いてありませんでしたっけ?

24時間・365日が”最高のサービス”か?

ユニクロに限りませんが、日本の企業は社員を拘束しすぎる・人としての生活以上に会社での勤務を求める、人権を無視した雇用をする傾向があると思います。先般のセブンイレブン24時間営業の件もそうでしょう。妻を亡くした男性に、仕事を休んで悲しむ余裕を作らせないほどに、契約は、商売は、大事なものでしょうか。

ちなみに、ファミレスは既に24時間営業を辞めています。ロイヤルホストだと思う会社が先日、NHK教育の番組内で紹介されていました。営業時間が短くなった(深夜営業をやめた)のに、売上が7%増えたとのことでした。休んでも、売上・利益が下がるとは限らないという実例です。

「日本的な働き方」=ヒトの社畜化の歴史

「日本的な働き方」については、戦後の政治が主導して「性別役割分業」を行ったせいで、日本は男女の格差も広がり、男女ともにまともな生活が出来なくなっています。ジェンダーギャップ指数が大きい原因の一つは「労働の問題」に根差しています。

また、明治期の富国強兵に有効だった「学制」を引き続けた為に、無茶な働き方を従順に受け入れる、いわゆる「社畜」的姿勢があるとも言われます。

その影響は現在の教育・育児にも影を落としています。2016年の流行語は「ワンオペ育児」ですが、ワンオペ育児の原因の一つは日本の労働問題に根差しています。男性の育休取得率は伸びず、女性の議員も管理職者も増えず、出産後の女性の離職率は高くなっている。

これらの諸問題を解決するには、経営者主導で、働き方を変えていくしかありません。政治ではない。問うべきは経営者の責任です

「売り上げが伸び、企業が儲かる」という意味では、”日本的社畜制度”は効果も高く有益なのかも知れませんが、この「売上や利益の増大が素晴らしい」といった価値観も、仮想通貨が登場し「お金の自由化」が始まっている、「価値主義の時代」と言われる昨今では、企業の判断材料、常識として古めかしい感があります。

また、準社員、アルバイトのみなさんの労働を、良心を、”搾取している”といった意識がないのは、頭悪いとしか言えません

ユニクロの「働き方」は支持されているのか?

私が入社した2001年から、今年で18年が経ちました。

ユニクロの日本での好感度は、全企業で23位です。

最新!「好感度が高い」トップ300社ランキング

転職希望者6000人に聞いた、「もし転職するなら、どの企業に転職したい?」調査ランキングでは50位。ユニクロは異業種であっても採用しますし、中途入社の方が活躍していたので、これには同意できます。

転職人気企業ランキング2018

しかし、就活生の人気ランキングでは100位以内に入りません

発表!2019年卒の就活生が選ぶ人気企業とは?〜就職希望企業ランキング:大学生編〜

好感度1位のセブンイレブンもですが、「客として利用するのは良いけれど、働きたくはない」人が多い気がします。

若者の支持が低く、100位以内にも入らない企業のままで良いのでしょうか。ユニクロの経営理念23箇条にあった「現実を直視し、時代に適応し」「若者支持率No1の経営」(うろ覚え、細部は違うかも)はどこに行ってしまったのだろう?と思います。

「辞めて10年経つのに経営理念を覚えてる私がきもい」て意見はその通りです…。正社員は、入社時に色々な文言を暗記するんですよ…。(テストもある。)

多様性を目指すのに、思想の自由はない雰囲気

私が知ってるユニクロは10年前のユニクロです。今の日本のユニクロは違うかも知れませんが、オーストラリアのユニクロは私がいた頃と大して変わらないように思います。

私はユニクロで「環境は自分で作る」「キャリアは自分で作る」と、自己の力で道を切り開くよう教育を受けました。それはそれで正しいし、役に立つ考え方だったと感じています。

反面、リーダーに向かない人や柳井教の信者にならない人がキャリアを築きにくい、多様性がないと感じていました。ダイバーシティを目標に掲げながらも、思想に関しては多様性を認めていないようにも思います。

「休むと売上が下がる」という思考停止

ユニクロは年中無休です。同僚の店長と「1月1日くらい、休んだらいいのにね」「ユニクロは服の店なんだから、家族で和装して初詣に行くとか、そういった過ごし方も大事だと思う」と話したこともあります。

例えば上で述べたような、人員数が圧倒的に足りない時、「店を休む」という選択股がないのが不思議です。「店を休みにして、まずは立て直そう」とはならない。店を休む=売上が減る=利益がでない、で思考停止。試すこともしない。

ユニクロが主導して、日本の”社畜的働き方”を変えることも出来るでしょうに、今のユニクロの働き方を素晴らしいと信じて疑わないとは。空恐ろしい…。

ユニクロの好きなところ

印象が悪い経験ばかり書いてますが、ユニクロは実力主義で、アルバイトから店長にキャリアアップできるのは良いところだと思います。

私が出逢った店長で、一番勉強熱心だったのはアルバイトから店長になった人です。彼は人徳もあり、業務評価は高くはなかったけれど、スタッフに愛される店長でした。

彼は大学を出てないことを恥じていましたが、当時の執行役員の1人・岡田章二さん(現在はRIZAPの執行役員)も、高卒でした。岡田さんはずっと、ファーストリテイリングのNo3を務めてました。

岡田さんとは1回だけ面談する機会があって、2時間ほどお話を聞かせて頂いきました。20年後の未来や世界の情勢を見据えていて、社会的な意義や環境、子どものことに考慮した戦略があって。すごいなあ、こんな考え方が出来るようになりたいと思いました。

もうひとつ、ユニクロの好きなところに、障害者雇用率の高いところがあります。私も知的障害、自閉症、精神障害、身体障害を持つスタッフと一緒に働き、たくさん助けてもらいました。

”障害者の店長”は生まれないのか?

ユニクロの障害者スタッフ雇用率は高いですが、いまだに、知的障害ではないスタッフが店長になった例はないようですね。なぜ障害を持つ人が店長になれないのでしょうか?なりたい人が現れないから?店長という仕事の負担が大き過ぎるから?

私はカフェや書店だけでなく、小売店(チェーンストア)でもOriHime(分身ロボット)店員が現れて欲しい!と願っていますが、どこが第一号になるんでしょうね。

以前は、障害者雇用率の高いユニクロでは?と思っていましたが…なさそうだなと。

私的な感覚での話ですが、ダイバーシティな企業とは、OriHimeで誰でも勤務が可能な企業だと思っています。病気に限らず、なんらかの事情で外出出来ない人が、ベッドの上から接客する店舗なんて、素敵だと思います。

また、OriHimeでの勤務導入によって、ブルーカラー(肉体労働)の報酬は安い、ホワイトカラー(頭脳労働)の報酬は高い、障害者は管理者にならない(なれない)、といった、固定化された常識にもメスを入れることが出来ると思います。

店舗に店長は必要なのか?

これも最近ずっと、考えていることです。店長1人、SV1人、リーダー1人というシステムが本当に合理的なのか。トップダウン方式、ヒエラルキーを作る方式がチーム運営として最良であるのか。スタッフが主体的に動ける、プロジェクト型の店舗運営は不可能なのか。1人の人間に負荷が集中しすぎるシステムは危険度が高くないか。

例えば、美容室ですが、こういった業態が生まれているようです。「ディアーズ」というチェーンストア。

美容室と比べると、ユニクロスタッフの数は多いのですが、店長ではなく、エリアマネージャーを複数名にして、チームで回す方が合理的だし、ストレスが少ないような気がします。

昨今は学校の担任制度を辞める中学もあります(麹町中学)。店長がいない店舗を作ってみたら、新しい発見があるような気がするのですが…。

元・ユニクロ店長は、転職に不利

ユニクロ社内でキャリアアップした店長が外部で優秀と評価されるかというと、そうでもないです。

元社長の玉塚さん(現・デジタルハーツ社長)や、元副社長の沢田さん(現・ファミリーマート社長)、元執行役員の岡田さん(現・ライザップ執行役員)といった経営陣は別でしょうし、ユニクロで経験をつけ、より良い企業に転職する中途入社社員も多いですが、ユニクロだけしか知らない店長には、自分で考えない柳井教信者も多いようです。

私も転職の為、小売店の店長職を何社か受けましたが、面接官に「元ユニクロ店長がダメで困った話」を切々とされたことがあります。半分は私に釘をさしたのだと思いますが、半分は本気で愚痴だったと思います。

「元ユニクロ店長は、使えない。」これが2008年頃の評価でした。

昨年、ある会社で採用面接を受けた時も、「元ユニクロなんですか。私の友達のお子さんもユニクロ社員なんですよ。お母さんがすごく心配してらして…。人間らしい働き方じゃないって話してましたよ。貴女もうつで退職されてるんですねえ…」と言われました。元ユニクロだったことが原因かは分かりませんが、その会社は落ちました。

他社との比較

私の半年前に退職し、異業種であるWEB業界に入った女性店長は「働くって、こんなに楽で良いんだね…。社員がいっぱいのフロアで働くの、楽しいよ…!早く辞めちゃえ!」と私を誘ってくれました。

私も退職してゲーム業界に入り、「え、めっちゃ楽だぞ…。」と驚きました。ついでに言えば、勤務時間(拘束時間)も、負担(責任)も減ったけど、給与はほぼ変わりませんでした。

ユニクロはスピードが3倍らしいですが、生産性が高いとは思いません。

IT土方と言われ、労働条件が良いとは言えないWEB業界やゲーム業界に比べても、しんどいのがユニクロの店長という仕事でした。以前、元・GAPの店長さんと話した時に、「GAPは夜勤もあって死にそうだった」「小売業は子どもが生まれたら続かない」と話していたし、アパレル全体、小売業界全体がそんな感じなのかもしれませんが。

働き方については、例えばサイボウズの方が、画期的だし、働いていて楽しいと思うんですが…。(サイボウズと店舗を比べるのは難しいですが、ユニクロの本部が、こうはならないと思うのです。)

うつ病で退職、その後で

冒頭で「ユニクロではうつ病の人が多かった」と書きましたが、2013年頃の調査では、休職者の4割は精神疾患だったようです。

ユニクロは3年内離職率50%超!高いうつ病罹患率、サービス残業横行、軍隊的社風…(ビジネスジャーナル)

12年8月期にはユニクロの店舗正社員における休業者のうち、42・9%がうつ病などの精神疾患だ。産休・育休の取得者と同率で、店舗正社員全体の約3%が精神疾患で休職している計算になるという。一般的な企業では平均約0・5%だという。

退職した店長が、転職活動の末、生命保険のセールスマンになり、色々な元同僚に連絡を入れまくって友達を無くしたという話もあれば、宗教にハマった元店長が勧誘の為にユニクロ店舗を訪れた、といったこともありました。

私の元上司、初めて出会った女性店長は、うつ病で退職した後、自殺してしまいました。

ここまで書いたエピソードは、2007年以前の古い話ですし、n=1、つまり私1人の見聞きした情報ではありますが、ユニクロの在り方はおかしかったし、人生が狂った人も少なくなかったと思います。

全てをユニクロのせいだ、柳井さんの責任だとは言いませんが、全てを個人の責任とされるのは、納得がいきません。

まとめ

オーストラリアで訴訟を行った女性の勇気に拍手とエールを。今回の記事は企業版Me Too のようですが、この件が無かったら私の経験を公にしなかったとは思いますので。

彼女がユニクロに勝訴できるよう、願っています。

余談

横田さんの本について調べた時、この記事にぶつかりまして。

ユニクロの元社員や現役社員を大勢知っていますが、みんな名前は出さないし、身元が分からないよう話を少しぼかしてほしいと言います

私はネット上で本名を明かしたくはない人なので本名は出しませんが、別にどうってことないと思うんだけど、違うのかしら。

今は消えてなくなりましたけど、2003年頃のインターネットでは、ユニクロの元店長が「ユニクロ店長をしていた時、強盗に遭った」「その時の本部や上司の対応が酷かった」「結局退職したが、納得いかない」といった恨みつらみをつづったHPもありました。

Facebookが流行った時(2008年頃?)に知ってるSVや店長、みんな実名でFacebookをやってましたから、何か問題が起きたのかも知れませんね。

昔はmixiにユニクロ店長やアルバイトのコミュニティ、2ちゃんにユニクロ店員板もありましたけど、今は違うのかな。(調べてない。)

元・ユニクロ店長の活躍

元・ユニクロで面白い活動をしている方もいると思うんだけどな。私の地元・島根県でも、元ユニクロ店長の女性が、NPO的な活動を始めると、地方紙に掲載されてましたし。

ちょっとググったら面白そうな方が出てきた。ほほう。

調べていたら、知ってる人が出てきて驚いた。元マーケティングチームの長谷川さんですね。アルバイトからの昇格とは知らなかった。長谷川さんの奥様に店舗応援してもらったことがあります。

長くなりましたが、遠く日本から、オーストラリアのユニクロで働いていた女性の、追い風になことを願っております。

本当に長い文章を読んでくださってありがとうございました。お疲れさまでした。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

サポート頂いたお金は、漫画や本の購入に充てさせて頂きます。レビューして欲しい本などあればコメントでお知らせください。

ありがとうございます!
39

matsubi.

考えたこと色々

1つのマガジンに含まれています

コメント1件

あっという間に最後まで読みきってしまいました。今、まさに休職中で辞めようか悩んでいる地域正社員です。ユニクロ潜入一年を執筆された横田さんにも、文春で連載が始まってすぐ共感のメールを送り、お会いしました。潜入一年の中には、私を取材して頂いた内容も入っています。その時はまだ頑張っていましたが、ある日レジを打ってる最中に突然涙が出てきて、その日以降朝も動けないながらなんとか服だけ着替えてスッピンのまま出勤し、また突然涙が出てを数日繰り返したあとメンタルクリニックへ駆け込み、休職を頂いて約半年経ちました。
症状はほぼ改善したので、復職か転職か…。悩んでいるうちに、こちらへたどり着きました。
読後、転職へ気持ちが傾いています。
こちらに書かれている内容は、今もさほど変わりありません。唯一、残業は極力してはいけないという通達が厳格化している事位ですかね。タグのRFID化も完了し、レジや商品をストックで探す時間も短縮されたり、細かい積み重ねで業務が短縮できるかなという制度も導入されてはいますが、売り場写真はまだありますし、Aランクも、私も必須とは思いません。他にも変な所こだわりすぎだと思っています。
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。