読み手をひきつけるためのTips 椥辻夕子の文章塾(5)

情報が多種多様にあふれる現代で、自分の書いたものを読んでもらうためにはどうすればよいか。内容がいくら素晴らしくても、読者の目に触れ手に取ってもらえなくては意味がない。
読み手をひきつけ、読んでもらうためのTipsを集めた。

Tip5-1 タイトルには数字を盛り込む

数字は人をひきつける。一時、出版業界では「タイトルに数字が入っている本は良く売れる」というジンクスがあったほどだ。
なぜ、数字を含むタイトルが人をひきつけるのか? それは、数字が「誰もが容易に実感できる絶対的なものさし」だからだ。数字を明確に示すことで具体性が増し、信頼性が上がる。つまり、タイトルを見ただけで内容を具体的にイメージできることが重要なのだ。

Tip5-2 書き出しは短くおさめる

読み手は、無関心な観客だ。書き手はあの手この手で読み手をひきつけ、飽きさせずに読ませなければならない。少しでも手を抜くと、読み手はすぐに離れてしまうだろう。相手に興味をもってもらい、続きを読み進めてもらうためにはパンチの効いた書き出しが必要だ。
論文やレポートでは、問題提起から書き出すのが簡単だ。疑問文は、読み手の興味を引きやすい。
ビジネス文書では、初めに結論を書くこと。ビジネス文書の読み手は、多忙な上司や取引先だ。結論を念頭において読み進める方が理解しやすい。

Tip5-3 “例え”は五感に訴えかける

“例え”つまり比喩がうまい小説は美しい。しかし、うまく例えるのはけっこう難しいものだ。うまいこと言おうとして、何を言いたいのか迷子になってしまったり、うざったらしくなってしまいがちだ。
比喩表現にはさまざまな方法がある。その中でもオススメなのが、五感に訴えかけることだ。視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚など読み手が想像しやすいもので例えることで、分かりやすく効果的な例えになる。

Tip5-4 読み手を説得するには、文章に『かなめ』が必要

Web記事やブログライティングなど、読み手を説得したい文章を書く時には、以下の『かなめ』を意識するとよい。
・か/過去(実績、実例、体験など)
・な/ナンバー(数値、数量、順位など)
・め/メリット(利点、ベネフィット、効果など)

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

6

HOW TO

ビジネス、生活のHOW TOを紹介します。
2つのマガジンに含まれています
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。