高級キーボードが合わなかった理由(REAL FORCE R3) 結局G413にしました
こんにちは。
激安リゾートマンション定住者&底辺イラストレーターのふみです。
今回はパソコンのキーボードについて語りたいと思います。
●もともと使用していたキーボード
もともと使用していたキーボードはマウスコンピューターのパソコンを買った時に付属していたメンブレン方式の安物キーボードです。これを長年愛用していました。
特に不満はなかったのですが、よく考えたら自分は文字を打つことが多く、オンラインゲーム(アルビオンオンライン)にもハマっているし、もっと良いキーボードを買ったら色々と生産性が上がるのではと思い、ちょっと良いキーボードを買おうと考えました。
●とりあえず買ったのは東プレのRERAL FORCE R3
色々と調べて買ったのがこれです。
静電容量無接点方式というもので、ボタン押下時の音が「スコスコ」という感覚で有名な超高級キーボードです。
めちゃ高い。
確か大学生の頃にどこかの家電屋の店頭でHHKBというキーボードを触り、なんともスコスコ&コリコリした感覚に衝撃を受けたのですが、値段に圧倒されて買う気になりませんでした。
ちなみにHHKBとはこれです。
そのHHKBと同じ静電容量無接点方式で、押下感覚は同じだろうと思い価格の安いREAL FORCE R3を買ったわけです。
HHKBの購入も当然考えたのですが、コントロールキーの位置が変なのと、テンキーが無いので購入候補からは外れました。僕テンキー大好きなんですよね。
●REAL FORCE R3の感想
まず届いて、箱の大きさに驚きました。
え、こんな大きい箱なの、と。
マウスコンピューターの付属キーボードなんて薄いダンボールに入っていたものです。
そして大体の感想を箇条書きにするとこんな感じです。
・めちゃくちゃ重い
買うときに気にしてなかったのですが、キーボードってこんなに重いの?ってぐらい重かったです。
カタログスペックを見ると1.6KGあるみたいです。
片手で端を持って持ち上げると4~5KGぐらいに感じます。というわけで片手で持つのはしんどいです。
で、僕は自分の机で絵を描くし飯も食べるということでキーボードを頻繁に移動させるのですが、この重さはかなりネックになりました。
胡坐をかいて足にキーボードを乗せて打つことも多々あり、この重さは無理でした。
・高級感はハンパない
上記した重量感もありますけど、キー一つ一つの職人が作りました感満載の高級感やら、安物キーボードを振ったときのチャリチャリした音も全くせず、はい俺高級ですよって感じが凄いです。
見た目も無駄なものが一切なくシックだし。誰が見ても高級だねって感じです。多分。
・スコスコ感あるけど、コリコリ感がない!
実際に打ってみて愕然としました。
学生の頃にHHKBを打った時の「コリコリ感」が無かったのです。
アレ、マジ?という感じです。
本当は実物を打って確認すれば良いのですが、私がいるのは田舎なのでなかなかキーボードを試し打ちできる家電屋が無いので、もはや運頼みで買うしかないのです。
これには肩透かしでした。同じ静電容量無接点方式だから同じような感触だろうと思ったら違いました。
それともHHKBを打った時の思い出が美化しているのかもしれません。
あとはREAL FORCE R3の中でも静音仕様を買ったのですが、僕、案外音があった方が良かったみたいです。打っていてスコスコ感的な快感はあるのですがかなり音が低減されているので音的な爽快感は全くありません。
音を気にしなければいけない場所で使うには良いのでしょうけど、一人暮らしで使う分にはなんか物足りないです。
ただ、ひたすらに長文を打つような人にとってはかなり良い代物だと思います。うち心地軽いし、静かだし。
・視認性悪!
僕が買ったのは黒で文字印刷も黒なので、かなり視認性は悪いです。
完全にブラインドタッチができる人なら問題ないですが、僕はちょっと離れたキーを打つ時にはチラチラ見るぐらいの半ブラインドタッチなので、「あれどこだ?」となって一瞬タイピングが止まります。
間接照明だけとかの薄暗い環境でやってることも多いので、これは想像以上にストレスでした。
●静電容量無接点方式とで買うか悩んでたメカニカル方式のタクタイル(茶軸スイッチ)を買ってしまった
期待に期待をしていたREAL FORCE R3が上記のような感じだったため、当初キーボード購入時に調べて比較していたメカニカル方式のタクタイル(茶軸スイッチ)が頭をよぎりました。
といってもそんなに散在するほどお金は無いし、REAL FORCE R3と心中しようかと考えたのですが、タクタイル(茶軸スイッチ)を試さずに明日死んだら絶対後悔するよなと思い、買いました。
買ったのはこちら。9000円ほどしました。
●キーボードの種類
ちなみに今更ながらキーボードの種類というのは下記のような感じです。
下にいくほど値段が高いです。
・メンブレン方式
安物キーボードの筆頭。
割と静かでグリグリグニャグニャという感触。
特にこだわりない人にとってはどうでも良い。
・パンタグラフ方式
ノートパソコンなどに採用されている方式。
あの薄いキーボードのこと。
港区系女子とかスタバでマック開いてる意識高い系ウザイ男子が好きなやつ。
・メカニカル方式
ゲーミングキーボードに多く採用されている。
各キーが独立していて耐久性や掃除のしやすさ、カスタマイズ性に優れる。
押し心地も気持ち良い。
さらに細分化すると
青軸スイッチ(クリッキー) カチカチ音出したい人向け
茶軸スイッチ(タクタイル) カタカタ音出したい人向け
赤軸スイッチ(リニア) 音無し、超反応を求めるゲーマー向け
がある。スイッチ自体は量産されているものを使用していることが多いと思われる。多分。
・静電容量無接点方式
言ってしまえばスマホの方式。物理的な接触を伴わずキー入力がされる高度な技術が使われている。カチカチといった押下感は無く、スコスコーって感じ。各メーカーでの独自仕様となり安物キーボーダーからすると目が飛び出るほど高い。完全にロマンとか趣味の領域のキーボード。
●G413の感想
めっちゃ良い。
え、これ俺が望んでたやつやん、という感想です。
・重量感がちょうど良い
カタログスペックだと1.1KGです。
重過ぎず軽すぎない。
どの道片手で持つにはしんどいですが、REAL FORCEより移動させやすいです。
・打鍵音と押下感触めっちゃいい
音はカタカタカタカタという感じ。ちょっと打ち心地硬い感じもあります。
あと底まで押した時にわずかなクリック感があります。
個人的にこのクリック感はもっと強くても良いですが、それならそれで長文を打つとシンドイ気もするので今ぐらいがちょうど良いのかもしれません。
全体的に、打っていてめちゃくちゃ気持ち良いです。ずっと文字を打ちたくなる感覚です。
・視認性最強
ゲーミングキーボードなのでキーボードの文字が光ってます。
かといって虹色とかでなくシンプルに白なので、オッサンにも合います。
薄暗い部屋でもばっちし見えるので打ちやすいです。
・エンターキーの音だけ気になる
エンターキー押下時だけちょっと音程高めで気になります。
他のキーが「カタカタカタ」だけどエンターキーだけ「クオォツン!」て感じ。
僕はすぐにエンターキーを打つタイプなので
「カタカタカタ、クオォツン!、カタカタカタカタ、クオォツン!」てなります。
弱めに打ってもそうなります。
これに関しては静音リングを買ったので届いたら装着してみます。
総じて、エンターキーの音以外はマジ満点です。
今のところ最高のキーボードです。
●REAL FORCE R3どうしよう
結局G413で満足してしまった自分ですが、このREAL FORCE R3をどうしようかという感じです。
今は特に必要無いですが、将来的に人前でキーボードを使うような時があったら使おうかなと思います。静音なので。
あとはG413が壊れた時でしょうか。
●キーボード変えてよかった
今までパソコンを使い始めて20年ぐらい、一切キーボードにはこだわってきませんでした。
家では安物のメンブレン方式を使い、会社では支給されたノートパソコンのパンタグラフ方式を使い、特に不満もありませんでした。
ああ、こんなもんか、ハナホジー、という日々です。
しかし、こういう毎日頻繁に使うものは、ちょっと高級なものに変えると劇的に変化を感じられます。
是非ともあんまりキーボードにこだわりの少ない方、メカニカル方式や静電容量無接点方式などのちょっと高級なキーボードを使ってみて下さい。
結構感動しますよ。
ちなみにメカニカル方式の青軸スイッチはカチカチ音がしまくるので会社だと絶対使えないと思います。
あとボイスチャットしながらゲームする場合もノイズキャンセリングを通過してくるらしいので注意です。
以上
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