マンガ表現講座

「マンガは論理で組み立てられている」という話<添削例を元に解説>

感性が優れていればマンガは描けると思われがちですが、論理がなければマンガは描けません。

たとえ4コママンガでさえも、論理がないと「伝わるマンガ」にはならないのです。

4コママンガを描くには「起承転結」を元に描くことが大切と言われます。
「話の順序」と言う意味ではなく「起・承・転・結」それぞれには必要な要素があって、それを論理的に構成しないと伝わりませんよ・・・と言う意味なのです。

「絵」に必要なのは「感性」ですが、「マンガ」に必要なのは「論理」だと言うことが「添削」を通して理解できるようになりました。

伝えたい事を的確に理解してもらうには、極力論理的に解説する必要があります。
私自身、この添削を通して「マンガは論理で組み立てられている」ということが明確に理解できました。

以下の4コママンガとその添削例は、私が経験した初めての「4コママンガ」添削です。
十分に伝わるかどうかは分かりませんが、マンガは論理でできている事を感じ取っていただけたら幸いです。

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