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イヤイヤ期の対処法①


みなさんこんにちは!あべようこです。

「令和」初のnote投稿です!

さて前回、イヤイヤ期の原因についてご紹介しました。

今回はその原因の一つ『秩序に敏感な時期だから』についての対処法をご紹介していきたいと思います。

対処法を一言でいうと?

この1歳~3歳頃の「いつもと同じがいい!」「いつもと違うとやだ!」という反抗についての対処法はズバリ、


大人ができるだけ『いつもと同じ』を心がけること!



・・・って、、、、現実的になかなか難しいですよね😂
そんなの無理でしょう、と諦められる前にまず、何故秩序に敏感なのかご説明します。↓↓↓

2歳頃、秩序に敏感な理由

生まれてきたばかりの、人間の子どもは「どんな時代の、どんな文化にも適応できるよう」真っ白な心で生まれてきます。だから、生まれて2~3年くらいは特に一生懸命、その生まれた場所を理解しようとして、まわりを探索しています。

だから、「いつもと同じ」であることがその探索の手がかりになっているんです。

ここはこうあるべき!!という秩序感がとても強い時期。

まさに「いつもと同じ=秩序」が、小さな子どもにとっての地図や羅針盤のような役割をしているわけなんです!

対処法1 いつもと同じ道

ママやパパがちょっといつもと違うルートで近道をしようものなら、大騒ぎ!この時期はできるだけ、いつも通りのルートを心がけましょう。


対処法2 いつもと同じ所有者

パパの席に、お客さまが座ろうものなら、烈火のごとく怒ります。意地悪しているわけじゃない・・・気持ち悪いんです。

子どもがこだわっている時には、いつも通りの所有者であることを気にしてみましょう。


対処法3 いつもと同じやり方

ママ(パパ)は頭から洗うのに、パパ(ママ)は背中から洗ったら大騒ぎ!!

騒がれたパパ、ママはどうか傷つかないでください。

慣れ親しんだやり方と違うことが、気持ち悪くて仕方ないんです。こういう時にはあらかじめ、いつもどうゆう手順でしているのか確認してみましょう。


対処法4 こだわりへの見方を変える

完璧にいつもと同じにできなくて当たり前です。大人にも生活があります。でも、知っているだけで、「わがまま」「甘やかされている」と思っていたことが、少し違って見えて来ます。


神経質な大人になる!?

大人は几帳面だったり、大雑把だったりと様々な人間がいますが、秩序の敏感な時期は世界中の2歳位の子どものほぼ全員に現れます。そして、6歳を過ぎるころに消えていくので安心してください。



大人もあまり神経質にならずに『できるだけ』でいいと思いますが、なによりもまずはその小さな心、特有の気持ち悪さを大人が知っておくだけで、大ちがい!!

「秩序が乱れて、気持ち悪いね」
「そっか、いつもと違って嫌だったよね〜」

それさえ知っていれば

「もう!なんでそんなことにこだわるのよ!」
「なんでそんなに、ワガママなのよ!」

という争いをしにくくなります

何が何でも、全てをいつもと同じにしようと、四苦八苦するよりも、見方を少し変えて、無駄な争いが少なくなること。まずはそれが大事だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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著書
『マンガ モンテッソーリの幼児教育  ママ、ひとりでするのを手伝ってね!』河出書房新社より発売中


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育児日記

子育て中のママパパに役立つような情報を書いています。 これからも頑張りますので応援お願い致します!! 保育士、モンテッソーリ教育資格者(0-12歳)、おもちゃコンサルタント、おむつなし育児アドバイザー。