いつだって　あと一手は相手に委ねて
安全圏から　無事届くかもわからない
紙飛行機を飛ばし合う

いつになったら　ほんとうの意味で
わたしたち　出逢えるのだろう

くだらない　くだらないあれこれを
ぜんぶすっきりと　拭ってしまいたい

真っ白くて　ただただ純粋な　
その奥の　あかぐろくギラギラとした熱源までも
いつだって　剥き出しで　ぶつけてしまいまい

受けとめられようと　受けとめられずとも

ほんとうは知っている
せかいは磁石でできている
私が望めば　世界も望むのだ
滾るわたしを　
マグマの中に放りこんでみたい
ぐちゃぐちゃに
掻き回して　掻き回して　掻き回して
気が遠くなる頃に　ひとつになるから
わたしとせかいと混ざりあう　あたらしい色
あらたな宇宙が　うまれるの　祝福
なにもない宇宙　すべてがある　楽園