衝動のひと

酷い夢をみたのは昨日。
だいたい夢の舞台はいつも子供の頃過ごした実家。よく考えたらちょっとおかしいとこだらけなんだけど、やっぱりよく知ってる実家のあたり。
うちの父親はかつて芸能人を呼んでイベントをしたりしていた時期があって、多分その為につくられた 舞台のある広間が
元々ある母屋の隣につくった事務所の二階にあって、舞台にはグランドピアノやドラムセットなどが置いてあった。今思い出したけど、そうか、イベント企画とかそういうの好きなのも父親譲りだったのね…笑

何故だか知らんが、その大広間にて、やみなべふぇす当日を迎えていた。
その日の出演者ではない、知り合いのシンガーソングライターがトップバッターをつとめていて、歌い出したにも関わらず、当日ある筈のPA、機材などが無くて生音で始まる。そしてなにより戦慄したのは、お客さんがひとりも居なかったことだ。

下の階に降りると華酒屋として、また演者として参加してくれるハマさんがカウンター越しにお酒を提供していた。
ひとまず呼び込みをしようと事務所の外へ出る。
…あ、この外国人さん達、めちゃめちゃライブハウスとかでバンド聴いてそうだな、声かけてみようかな…で、でも…なんか怖くて声…かけられん…
まごまごしてるうちにその人達は近所の親戚の家の横にある建物を上がっていった。
どうやらあちらでもライブが行われているようだ。

たいして呼び込みも成功せぬまま、一旦事務所一階に戻る。
そしてカウンター越しに、
『まぁ、仕方ないよね、信用が無くなっても』
その言葉で目覚める。

イベントにも自分自身にもまだまだネームバリューが無いし、今一番いりようの時期なのでちょこちょこ色んなイベントに顔出したり繋がりを濃くするようなアクションも正直とれてない。主催者として、確実な集客数すら予想出来ずに
とにかく今回も路上などでチラシを配って唄うくらいしか自分に出来ることがないにもかかわらず、
それすらまだまだ不十分な自分が見せたさいあくのシナリオ。夢でよかった。流石、うお座の満月。

丁度満月に玉姫さまもやってきて、
動こうにも動けない。
まぁひとまず、あれは夢。起きてもない未来を憂うのはやめにして、
淡々と準備をしよう。
ぼそぼそぼつぼつ、のそのそゆるゆると、
理想の動きが出来ない自分を許可して、
ただ淡々と。

息子が土曜授業から帰宅し、夜にはザッキーさんも到着。フェトスでなんとかかんとか路上出来るように準備をしていざ、路上へ。

ダンボールにカラーのやみなべふぇす告知を貼って、近々のライブ情報とやみなべ情報を載せたチラシを沢山持って参戦。
チラシは結局そんなに貰っていってくれるひとは居なかったけど、人通り少なかった中で、なんだかんだ立ち止まって聴いてくれる人達がありがたかった。最後にはSNSを見てかけつけてくれたであろう、いつもあたたかく見守ってくれる方が来てくれて、出来立てホヤホヤのフェトス新曲を初お披露目出来て、本当に嬉しかった。そして、やみなべ行こうと思ってたよという言葉をもらって、本当に嬉しかった。

わたしって話しかけにくいのか、
なんだかよくわからないんだけど、
あまり取り置きとかの連絡って入ったことなくて
いつもギリギリまでアワアワしたり
ひとを呼べなかった罪悪感を握りしめて
入りをすることが多いのだけど、蓋を開けてみたら
誰かわからないけど私を選んで入ってくれた人が居たり、当日で入ってくれるひとがいたりというサプライズな事が多い。
だから予約の安心がなくてもとにかく発信だけは続ける。熱量を外の世界へ放つ。
必要なひとが、必要な分だけ、必要なタイミングにその電波を受け取ってくれるのだと信じる。
貴重なお金と時間をつかって来てもらうのは決して当たり前ではない。
そんな中で来てくれるひとが居ること、
本当に本当に感謝だ。生かされている。
だからこそ、ステージで、心から納得出来るものをいつでも放てる自分に成りたい。

さて、お客さんがひとりも居ない悪夢は脱したとして、此処からが正念場。
本日の津島グランツでのイベントでも
目一杯唄い、想いを放ってきます!
チラシもたくさん持ってくから、
見かけたら気軽にフライヤー持ってってね(๑>◡<๑)


P.S.タイトルの衝動のひととは…
なんとなんと、アドレナリン出過ぎてか
こんな時間まで寝られずにおるわけで、
それ、わりと 路上やライブしたあと、
しょっちゅうで…笑
ランナーズハイというやつか…
とにかくそういうところコントロール出来んトコ、課題だなと想います。笑

で、フェトス新曲思いの外気に入ってテンション上がってるのも手伝って、とある 滞っていた
歌詞をイキオイだけで書き留めて相手に送信。
これはフェトスではなく、ひょんなことから一緒に作ってみるかとなったはなし。やみなべでこちらも披露できるといいなぁ(*´꒳`*)
まぁまだメロディも考えてないし歌詞もOK出るかもわからんし、メロディはめていけば変わってくだろうけど、今の想いはど直球で籠められたなと想う。それを書き殴って相手に送信して、あ…なんだか手紙を送るみたいだなぁと思った。普段口にしないあれこれを歌詞に籠めて放つというのは、素晴らしい営みだね。人間でよかった。

まぁそんなかんじで結局わたしって、
タイミング、瞬間がキタァァ‼︎って時に
イッキに仕上げる中華料理タイプみたいです笑笑
あらゆる待たせているあれやこれや、あらゆる方面の方へ。非常にお待たせして申し訳ないのですが、やはりそうやってしかわたしには出来ないみたい。

今回もさ、その歌詞出来る直前、すなわち昨晩なんだけど、3時くらいまで小豆のバイト先の愚痴に付き合わされてたんだよね。15年間生きてきて小豆がこれほどに家族以外のひとのことで愚痴言ってるの初めてで(それはそれですごいよね、これまでどんなに平和な世界やったんやっていう笑)店長変わってから 経営スタンスの愛のなさや無能さについてツラツラと延々と愚痴っている彼女を観ながら、ソレ!ソレだよ!おかあさんが貴女の傍若無人ぶりに振り回されてそのツケを回収してまわる気持ち、解っていただけた???みたいなwww
私も最高に尖ってた時代に6年務めた海苔工場で現場のことを知らないのに仕事出来るテイで無意味な指図してくる非常に効率のわるい、話が通じない課長に噛み付きまくっていつのまにかひとりで延々と生海苔を焼く職人ブラックホールブースみたいなところのレギュラーに追いやられた経験があるので笑
あと、なによりも自分の両親の居酒屋経営の背中みてきて思うことたくさんあったから、娘の感覚はすごく共感できるものだった。お客さんが喜ぶものを提供したいっていう価値観が、効率化や儲ける為にすり替わって心が籠っていないものがゆるせないんだよね。
人間完璧ではないから調子いいときもわるいときもある。疲れたときとかはそりゃ手を抜くこともあるけどさ。笑
それでもそういう想いって、仕事の種類に関わらず大事にしたいよね。

なんかそういうの、ちゃんとこの子に受け継がれてんだなぁとおもったら 途端に安心したんだよね。 ここんとこ何考えてんのかわからんこともよくあったけど、あぁ、もううちの子達はちゃんと純粋に育ってる。うん、誇りでしかない!って。

それがあったから 無性に
止まってた歌詞がするすると
いや、するするなんてんじゃないな。
書き殴って外側に産まれ出た。
こういう熱がないと
あたまでひねっても全然しっくりこんのよね。私の場合。

いつもこんなだからムラがありすぎて
社会人として、大人としてはダメダメかもわからんけど、
やっぱり私はポエム好きなんやなと。
そして情熱や衝動によって基本動いているなと。

だからいつも心動いてたいんだな。
ときめいていたい。

外側のなにかに触れて化学反応が内側から起こって、それを世界に産み出す、なんらかのカタチにしたり、イベントをしたり…そういうのがやっぱり好きで仕方ないんだなぁと。

世界にずぅっと恋をして生きていたいんだ私は(*´꒳`*)


まだまだ道半ばではございますが。 人生はロールプレイングゲーム。 わちゃわちゃしながらあれこれ綴ります(笑) 以後、よしなに( *´艸`) 唄うたい。たまに絵も。 人を巻き込んでカラフルに。心が動くことを みんなで創造して生きていたいのです 初期衝動と直感と温度を大切に**