図書館の理念

おはようございます😌

 そもそもなぜ図書館があるのかご存じですか?

 崇高な理念に基づいています。それがこちら、one, two three!

『図書館はすべての国民の知る権利を保証するために必要な活動をする』

 簡単にいうと、情報弱者を作らない、ということです。
 情報は武器です。知っているは強さになるし、人の知らないことを知っているだけでお金を稼ぐことだってできます。逆に知らなければいけないことを知っていないと痛い目を見ます。礼儀と税金が分かりやすいかと。
 人々の情報の量と質の底上げが図書館の目的であり、使命。

 図書館の性格を簡潔にすると、

 誰でも使える
 無料で使える
 欲しい情報がある
 学びを助ける
 最近は、人とのつながりが得られる、も加わりつつ、、

 が主な特徴です。

 さらっと書きましたが、これが難しいんです。

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 現代社会では情報へのアクセスが容易になって便利になった反面、情報の扱いの上手い下手が深刻なほどに分かれています。

 つまり、ググって解決できる人とできない人の差。そしてググらない人との差です。

 情報格差が生活の格差に直結しています。

 この情報格差を是正するために、図書館は重要な役割を担っていることは間違いありません。この理由だけでも、図書館不要説に反論できそうなものです。
 
 また、いかなる条件においても差別することなく、図書館サービスの充実に努めるべき、とされています。

 この規則により、図書館にはあらゆる年代、国籍、宗教、民族の方が集まることを可能にしています。

 少し難しい表現で、説明してみます。

 図書館奉仕とは、社会教育法を具現化を目指し、国民の文化的教養を高めるために活動するということを指します。

 図書館の設置は義務ではなく、地方自治の原理に則り、地方自治体の意向次第です。

 如何なる対価も徴収しない、という規則が無料原則の理由です。他にはないこの一文が図書館最大の強みであり、同時に制限となっています。

 公立図書館や学校図書館とは別に、私立図書館という図書館があります。これは公営ではないですが、図書館に区分されるものです。政府からの援助なし、干渉なし、設立は自由という性格を持ちます。 

 援助がないですが、制限が少ないので可能性は広いです。代表例としては東京子ども図書館があります。

 いかがだったでしょうか?図書館ってそんなことやろうとしてるのか、と思っていただけたでしょうか?

 僕自身これらの理念には賛同していますし、これ以上に素晴らしいものもそうそうないと思っています。

 しかし、ご想像の通り実現は困難です。

 それでも僕はこの理念を限りなく実現して、成果の伴う図書館を目指します。

 部分的に図書館の理念に反する側面があっても、結果として理念の目指すところを達成したいと考えています。名を捨てて実をとります。

 みんなのため、無料、差別のない、この辺りは一考の余地がありそうです。現時点での考えを次回。

 最後までお読みいただき、ありがとうございます。今日もなんかいい1日をお過ごしください。

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