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Smart City実現のために

いろいろなSmart Cityを見てきて、Smart Cityの実現のために必要な最低限の機能や仕組みがわかってきたので、記しておく。
自分としては将来的にはSmart Cityに関わっていきたいので、もっとSmart Cityを身をもって体験していきたい。

Smart City実現のために必要な仕組み・機能

最低限この機能が必要というわけではなく、これがあればかなり進んだSmart Cityができると思う

  • Mobility

  • Energy

  • Community

  • Data Accessibility

  • Super App

Mobility

Most important. Auto driving vehicle ,bus , car , rental cycle.

これがおそらく一番重要。Smart Cityの根幹になる。
例えば、主要施設や駅をつなぐバスは全て自動運転で運転手がいなくても人が快適に移動できるような移動システム。

レンタサイクルやセグウェイなどを街全体に張り巡らせてラストワンマイルの移動を快適にできる仕組みを構築。しかも、レンタサイクルやセグウェイはワンウェイ方式でどこで乗ってどこで返してもよい。自動運転が搭載されていて需要が多い場所や数が少ないエリアに自動で移動する。

Energy

AEMS , HEMS , BEMS.

太陽光パネルによる自家発電や周辺施設でのエネルギー使用量の最適化ができるシステムが必要になる。エネルギー使用量をエリア全体で減らしてSustainableな社会を実現。

しかも、エネルギー使用量や供給料はすべて建物のデジタルサイネージで確認できるようになっていると良い。

Community

生活する人々が自然に交流できるようにコミュニティスペースの設置や運営。

街全体が毎日イベントが起こるよう地域社会を構築。それは誰かが開催してくれるのではなく、住民自身が主体的に街づくりに参加してイベントを開催するような仕組みを構築する。

住民が街づくり参画することでよりイノベーションが加速し、住民の街に対するエンゲージメントが上がる。それが街の価値を向上させ、さらに多くの人を惹きつけてより新たな取り組みが生まれるという正の循環が生まれる。

Data Accessibility

街全体にAIカメラを設置し、犯罪が起きたらすぐに警察が駆けつけられる仕組みの構築。ロボット警察でも良い。サイコパスのような世界観。

建物中の混雑具合や店舗の情報がすぐにわかるようにカメラなどで実現、そのデータをオープンにして誰でもアクセスできるようにする。街専用のアプリをインストールしておけば、店舗やビルの情報や混雑具合を瞬時に把握できる。

Super App

街全体のデータにアクセスできたり、住民には個人IDを発行して施設や病院などをアプリで利用予約できるようにする。

しかも、自動運転バスの利用やレンタサイクルの利用もできるようにして支払いもアプリ上で行えるようになるとめちゃくちゃ良い。
中国だとWeChatがミニプログラムという形でWeChat上で生活に関わるすべてのサービスが使えたり、東南アジアだとGrabやGoToが同じような立ち位置になっている。

市民がストレスなくデータにアクセスしたり、サービスを使えるようにすることが何より重要。

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