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[HJ] Esquire Korea 6月号 インタビュー Part.1

今日、Esquire KoreaのWebにヒョンジンの単独インタビューが公開された
しっかり読み解きたくて翻訳する衝動に駆られるオタク、そう私です
インタビューとか彼の描いた絵や綴った文章が世に放たれる度、私の発信に対する意欲は極度に刺激されてそわそわしてしまう

特に最新のインタビューはリアルタイムな彼の精神世界を覗かせてもらえるような気持ちになるから、大好きだ

ああ、また思いが溢れ出してきて、前置きが長くなりそう
とにかく、まずはEsquire Korea 6月号インタビューの日本語訳を共有します
(原文はこちら)


Part 1. Stray Kids ヒョンジンは今「自分自身で見つめた時、かっこいいのか」が一番に大切だと言う

Q:髪の毛が黒いですね。新しいアルバムのトレイラーを拝見した際はピンクがかったブラウンだったと思うんですが。
A:はい。今日の撮影のために昨日染めたんです。

Q:本当ですか?今回の撮影の試案を見て黒髪がもっと合うなと思ったんですか?
A:ちょうど生え際がかなり伸びてしまっていて、染めないといけなかったというのもあるんですけど。撮影の試案を見てみたら、ブラックとホワイト、レッドが混ざったような感じだったので。これだと黒髪が合うだろうなと思って、すぐに染めました。カルティエがテーマのこの撮影を上手くやり切らないと(笑)、っていう気持ちで。

Q:そうすると今回のアルバムの活動もこのヘアスタイルで行うんですか?
A:実は、僕の髪型がどうなるのかは僕も分からないんです。髪が相当痛んでしまっているので、黒髪を維持するとは思うんですけど、僕の気持ちがどう変わるかは分からないじゃないですか。

Q:その時々で思い浮かぶインスピレーションによるんですね。
A:季節感も考慮しないといけないし、何よりも僕が曲に合わせて髪型を変えないといけないと思っている部分が強いです。'CASE 143'は、僕たちが初めて愛について歌った歌だったので、可愛さが感じられるようなニュアンスの髪型にしていたんです。短髪にも挑戦して。ただ、今回の'特'はしっかりStray Kidsの色を見せられるようにするために長髪にまた立ち戻りたいと思っていたので、ずっと髪を伸ばしています。

Q:脈絡に沿う話かどうかは分からないんですが、個人的にステージ上のヒョンジンさんを見ながら感嘆する部分がそういう所にあるんですよ。「かっこ良く見える角度」みたいなことは差し置いて「この歌の感性を確実に伝えること」にだけ神経を使っているように思えるというか。
A:ありがとうございます。なにしろ、僕が曲を解釈するのが好きなのと、あとはストーリーにのめり込んで演技することがすごく好きなんです。なので、デビュー時からずっとそういう部分にはこだわっています。

Q:そうやって自身を放り出すところに、むしろ魅力的に見える部分がありますよ。ステージ上での存在感のような部分だったり。Stray Kidsのステージで「これはこういう曲だ」という感性を一挙に伝えてくれるのはヒョンジンの役目なんだと感じたんですよ。
A:僕が思う限り、Stray Kidsのステージは8人中、一人でも欠けてしまったら成り立たないんです。僕一人が上手くやって曲の色をよく伝えられるというより、ステージの上で僕がどの方向にいて、他のメンバー達がどこの位置にいて、各自のパートを素晴らしく消化して、そのような部分が全てとても良いからこそシナジーを出せる部分なんですよ。完璧に交わり合うからこそ、それぞれのパフォーマンスも良い評価をいただいているんだと思います。

Q:そうですね。私はどうしてもヒョンジンさんのインタビューを準備しなきゃいけない過程で、ヒョンジンさんにだけ集中して意味づけをしながら見ていた部分があると思います。少し前に終わったワールドツアーの話をしてみましょうか?どうでしたか?
A:楽しかったです。僕はワールドツアーがすごく好きみたいです。とある日はステージがとても楽しくて、また別の日はまた別のステージが楽しくて。そうしていると「あ、次もこうしてまた楽しみたい」という気持ちにしかならないんです。もちろん辛くもあります。コンサート後にホテルに戻るととても疲れるんですけど、またシャワーを浴びて水を一杯飲んでいると、その時の達成感が本当に心地良いんです。

Q:どんな種類の達成感なんですかね?
A:うーん…例えば、コールドプレイが来韓した時に公演を観に行ったんです。そのライブの数時間で僕の中で何かか治癒されるような感じがしました。公演を見て、音楽を聴いている間、僕の中にある種の感情とは説明しにくい妙な心地良さが漂ったんです。だから、僕たちの公演を観に来る観客もそんな気分を味わっているんだと考えると胸がいっぱいになります。コンサートでは別のステージよりも(観客が)相当よく見えるじゃないですか。僕たちのステージを見ながら、メンバー達を見つめながら浮かべている幸せそうな表情が。そういうものが思い浮かぶ時の達成感は普段のステージを成功的に終えた時より数倍大きいものになりますね。

Q:今回のワールドツアーは公演期間だけでも約1年に及ぶ長期プロジェクトでしたよね。想像するだけでもプレッシャーもあり大変だったと思いますが、楽しくて満ち足りた記憶として残ったんですね。
A:長くはありましたが、途中途中で休んでいたので。ワールドツアーが公演もとても楽しくて、先ほどお話ししたように達成感も非常に大きいんですが、世界各地を訪れられるのもかなりのメリットなんです。公演後の数時間、時には一日くらい時間が空くこともあります。そうすると、その場所を見て回るんです。仕事のために行ったけど、とにかく外国じゃないですか。これまで一度も行ったことのなかった所。僕はそんな新しい環境を経験できることが本当に幸せなんです。なので、時間ができたら絶対散歩しに行きます。

Q:私、あの動画好きですよ。ヒョンジンさんが東京で休暇を送るvlog。
A:(笑)あ、一日中食べてばっかりの、あの動画ですか。

Q:韓国人が東京に行ったら、あのくらいは食べないと。ヒョンジンさんはそれでも充実した一日を過ごしてたじゃないですか。美術館にも行って、画材店で絵画の道具も買って、東京タワーにも寄って…
A:そうなんです。それなりに一生懸命過ごしました。わあ、本当に全部ご覧になったんですね?

Q:あの動画だけ数回見ました。なんというか、慌ただしくもなく、だからと言って気怠い感じでもなく、静かによく遊んでいて「ああ、この子は自分自身を休ませてあげる方法をよく分かっているんだな」と、見る人を何気なく安心させる面があったんです。
A:段々、自分を労われるようになってきている気がします。休みの日はしっかり休まないといけないのに、僕は家で何もせずにいるのがすごく苦手なんです。なので、出かけようと何度も挑戦して、そうしながらも、どうしたらそういう挑戦が自分を疲れさせないかを自分でも分かっていく側面があるんです。僕は一人で出歩くのが好きです。美術館に行ったり、それが難しい時は近くの画材店にでも行ったり、軽く散歩をしたり、そのくらいだけでもしてみると一日が意味のあるものだったと思えるんです。

Q:これまでの5年間、休む間も無く走り続けて来ましたよね。特にヒョンジンさんは努力家として有名ですし。しかし、性格が尖ったり消尽することもなく、徐々により(性格が)丸くなって自分だけの世界が深まっているという感じがします。
A:そのように見てくださっているなら、ありがたいです。ですが、実は僕の中には絶えず欲があると思います。むしろ一段階登るたびに大きくなって、欲が欲を覆い込みながら大きくなり続けている感じがあります。欲があることも自分の長所だと認めてあげてます。僕がこの仕事をし続けるために見直すべき部分を最大限改善しようと努力しながら。

Q:特有の雰囲気は生まれ持った性格というよりかは、ヒョンジンさんが考える良い人になるための努力の結果に近いんですね。
A:そうですね。生まれ持った部分もあるとは思いますが、実力でも性格でも努力した部分は多くて…。でも実は、分からなかったりもします。生まれ持った性格がどうなのか、他人はどれだけ努力しながら生きていて、その中で僕はどれだけ努力しているのかは分からないじゃないですか。どの程度を生まれ持ったのか、どの程度の努力をしたのかは持っている観点によって違ってきますから。

Q:では、質問をこのように変えてみます。5年前のヒョンジンと今のヒョンジンはどう違いますか?
A:まず、共同生活をしながら少し大人になった部分があると思います。今考えてみたら、デビュー前の僕はかなり幼かったですから(笑)。そして、欲、野望が絶えないとお話ししたんですが、その当時の野望と今の野望は別の種類のものだとも思います。その当時は「僕が他人から見てかっこ良く見えなきゃ」という観点から多くの努力を重ねていたとしたら、今はただ自分が見た時にかっこ良ければ良いんです。誰が何をしても、どんな評価をしても関係なく、ただ自分が見つめる自分自身がよりかっこ良くなれたらいいなと思います。

Q:<5-STAR>のトレイラーのメッセージもそれですよね?
A:今回のアルバムのトレイラーですか?

Q:はい。上手く理解できていなかったですかね?通念や周りの視線を気に留めず、何でも自分のやり方で解き明かしていくStray Kidsのメンバー達を表現したんだと思いましたが。
A:あ、そうです。僕たちだけの軸を持って、誰が何を言おうとお構いなく、自分の魅力に酔えればそれで良しというメッセージです。そうですね。意識してたわけじゃないんですけど、話してみたらぴったりですね(笑)。

Q:Stray Kidsは自身の作品を直接プロデューシングするグループですから、その時々でメンバー達が抱いている考えや信念が作品に現れるしかないですよね。新曲 '特'はどんな曲ですか?
A:「特」と聞いて思い浮かぶ単語が「特別」や「特異」とかじゃないですか。Stray Kidsが得意な特異で特別な感じを表現した曲です。

Q:Stray Kidsだけの特異性、特別さ。
A:はい。僕たちは、他人がしていないことをするチームだというテーマを持っているんです。授賞式や音楽番組などには沢山のチームと一緒に出るじゃないですか。その中でこうして変わった曲を歌っているというのが、時々僕からしても何だか面白くておかしな感じがします。でも、そんなおかしさが良いんです。こんな表現をしても良いか分からないけど、「超変人(현진아 '똘끼'… 일본어로 어떻게 표현해야 할지 고민했다.. by manna)」と言えば良いですかね。僕たちが持つ、そういう雰囲気はむしろプライドになります。そこから「あの子たち、どういう音楽なんだ」という反応を得られるのが逆に面白いです。

Q:昨年のミニアルバムたちが世界的に驚くべき反応を得たじゃないですか。(Stray Kidsが昨年発売した2枚のミニアルバムは共に'ビルボード200'で1位を獲得した。)プレッシャーはなかったですか?
A:プレッシャーになりました。アルバムが準備される前までは本当にプレッシャーが大きかったです。ですが、全体的な構成ができてMVまで撮り終えて、プレッシャーよりもこれをしっかり披露したいという気持ちの方が大きいです。特に僕は今回のタイトル曲 '特'にかなりの自信があるんです。曲も曲ですが、パフォーマンスもすごく良い出来になりました。個人的に、このステージで僕がどうしたらこの音楽の色を一層はっきり見せられるかという考察が完璧にできていますし。ステージを披露できる全ての機会が非常に楽しみですし、ときめきつつ嬉しいですね。


韓国の大学で留学している身でもあるからこそ、私は韓国語ともっと仲良くならないといけない
私の学科は尚更、文章を書いたり読んだりの頻度がかなり高いから、自分の韓国語の理解度や翻訳スキルを向上させるのに、ヒョンジンのインタビューの翻訳は特効薬だ

Part 1を訳しながら、☺️🥺☺️🥺を幾度も繰り返した
ファン・ヒョンジン、何度私を溺れさせてくれるの…………

とりあえず、すぐPart 2訳します

− manna –


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