ソウルはすっかり肌寒く、
冬を迎える準備を着々と進めているような
そんな秋の日々が続いている
ヒョンジンが待ち構えている冬は、
きっともうすぐそこに近づいているような気がするよ

10/21,22、スキズのソウルコンに行ってきた
両日しっかり、大好きな生命体たちを見つめた
体感5分みたいな3時間半

その中でも特に、私の心にいろんな思いが巡った2日目の公演について
日記みたいな独り言を綴ってみる

2日目、私の両隣は、私同様、韓国国外の国籍のファン
いわゆる海外ステイの方たちが座った
実は、前日の公演後、韓国人のステイを中心にSNS上でのステイの雰囲気があまり良くなかった(公演でのファンたちの態度に関して：歓声の少なさや、それを気にするようなメンバーたちの雰囲気が少しあったりもして、それは「公演を観にきたステイの多数が外国人だから」ということが原因の一つとして本国のステイたちに指摘されていた)から
その様子を見ていた私は、少しばかりの不安を抱いてしまっていた

だけど、実際のところ
かなり最高に楽しんで、素敵な時間を過ごしてきた、というのが結論

右側には中国・上海からやってきた、綺麗な女の子が座った
私と同じ、ヒョンジンペン
開演前から知ってる限りの韓国語をフル回転させて私に話しかけてきてくれて
自分が持ってきたカメラで撮ったという会場のポラロイド写真と
大量の自作のヒョンジンのカードやらステッカーをプレゼントしてくれた
公演中も時々一緒におしゃべりして
スキズのかっこよさに共にため息を漏らしたりなんかもして
とても愛らしい彼女だった

左側にはどこの国籍かはわからなかったけど、英語を話すお姉さんが座った
私と同じ、ヒョンジンペン
本当にエネルギッシュでノリノリな彼女
立ち上がった時には一緒に"Stray Kids Hoo!"って叫びながら踊りまくった
終盤、ヒョンジンのコメントを聞いていたら、少し涙が出てしまった私に
光の速度で自分のティッシュを差し出してくれた
たくさん叫んだから、喉をケアしてねって、のど飴もくれたりなんかして
そんな彼女は涙ながらに語るバンチャンを見つめながら、大粒の涙を流していた
自分の涙は拭うことなんて忘れてバンチャンを見つめる彼女を見たら
誰かが真剣に自分に向かって感情を露わにしてくれた瞬間には言葉の壁なんで存在しなくて
バンチャンの気持ちはきっと言葉以上の何かを通して、しっかり伝わっているんだなって思ったりした

言語の壁に多少もどかしそうにしている瞬間もあったように見えたけど
こうして異なる文化圏の人々が集まり
同じ対象に向かって同時に愛を注ぎ、楽しみ、それぞれの幸せを育んでいた
K-popを15年以上好きでいるけれど、こんなの初めての感覚だったし
"今の”スキズを好きでいるからこそ、味わえる時空間だな、と思った

SNS上では批難を浴びることも多々ある"海外ステイ"という大きな括りに属する人々
仮想の世界で飛び交う言葉のために、私自身にも先入観ができていたことは反省しなくちゃいけない
そして、いくら韓国語ができたとしても韓国籍じゃない私もまた、どうやっても海外ステイな訳で
だけど私は韓国に住み、韓国語で彼らに思いを伝えたり、韓国人のステイの友達もいる
こういう対立的であったり否定的な状況に出くわす度にすごく複雑な思いが駆け巡る

だけど、とにかく
こんな唯一無二の経験をさせてくれたヒョンジンとスキズに向かう気持ちがますます大きくなった

アイドルのコンサートというものは、
ステージの上に立つメンバーたちだけをじっと見つめ続けて
自分だけの思い出を作るため、自分だけに向けたファンサービスを貰うことに没頭してしまいがちだけど (私もよくある)
今回のソウルコンでは、偶然近くに座ることになった
人種も国籍も言葉も違う人たちが、共に最大限、同じ時間を楽しめる雰囲気を互いの配慮と理解を以って作り上げていて
"ステージ上"という限定的な範囲を超えて、個々のステイまでが含まれた"コンサート"を経験した
"ステイ"という名のダイバーシティな国家みたい、なんて思えたり
(その国家のリーダーはもちろん、心強く繊細な私たちの守護神チャニ)

そして、それは紛れもなく私の貴重な思い出のひとつになった

私がヒョンジンのことを好きじゃなかったら、君のことを知らなかったら、
こんなに素敵な思い出と感情を得ることはできなかったよね

昨日もヒョンジンが言っていたよね
"언제든지 행복할 수 있겠끔 제가 길을 찾아주고 싶다"
"いつでも、幸せになれように僕が道を探してあげたい"
って

ヒョンジンのおかげで私は昨日もすごく幸せでした

🖤

manna.

合わせて見てくだされば嬉しいです⚫︎
231022 Hyunjin mic&brush fancam (monochrome ver.) 
filmed and edited by manna.