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スパイスカレーが最高という話し

先日出張で水戸の飯村農園に行ったら、お昼にスパイスカレーを作ってくれました。

その前に農家さんは本当に食が豊かですね!!

毎日ごはんを作ってくれたうちのママには悪いけど、世界屈指の大シティ新宿で生まれ育ったわたしは小さい時からかなりの少食で偏食でしたが、それは都会の食べ物が本当においしくなかったからだと思っています。

あの頃マンションの水なんか最悪においしくなかったですね。いまはだいぶましになりましたが、昭和のマンションの水道水はふつうに鉄サビの味でした。それで麦茶とか味噌汁作って飲んでましたもんね。

水に限らず当時は「いかにケミカルで消毒して清潔にするか」が一般的な社会通念だった気がするので、当然スーパーの野菜だって農薬と化学肥料だらけだし、でも多少クスリっぽくてもそれが「きれいの基準」だったので疑問はなかったです。

とはいえ子どもの舌は正直だから、マズイものはマズかったというだけで、最初からおいしい野菜や米や肉とそれを使った料理に出会っていたらわたしのように消化器系が弱い子どもでも食べるのが大好きになっていたかもしれないです。

3年くらい前から自然農法や畜産をやる生産者さんたちと仲良くなって、わたしの食に対する意識は激変しました。

もちろんその背景には環境対策とか人間の意識とかいろいろ重要なテーマがあるけど、いちばんの理由はシンプルにおいしいからです。

すごくおいしい。

そして自分の本能がそのおいしさを新たな食の基準値に設定し直したため、必然的にナチュラル嗜好になっただけです。

さてそんな自然栽培農家さんの一人である飯村さんちでは、いつもおいしい野菜をシンプルに調理しては毎回ごちそうを出してくれるのですが、飯村さんは最近スパイスカレーにはまってるそうで、今回作ってくれたというわけでした。

「とっても簡単なんですよ」

「スパイスカレーが・・・へえー」

と言ってはみたものの、わたしは食べるのは大好きですが料理自体は疎いので、スパイスカレーと普通のカレーの違いがわかりませんでした。

「この本を読んで作ってるんです、最近毎日これなんですよ」

「お料理の本なのに、マンガになってる!!」

飯村さんはご夫婦で毎日農作業で忙しいため、合間のお昼ごはんはなるべく簡単なものを作るようなのです。

でもカレーってけっこう手間かかりますよね??

と思いましたがそんな飯村さんが毎日作るくらいだから、ほんとに簡単なんだろうなと、俄然興味がわきまして、さっそく後ろで料理の一部始終を見ていたのですが・・・

本当に簡単でした!!

すぐできる!!

しかも、めっちゃおいしい!!!!

料理好きじゃないわたしでもこれは作れる!!

スパイスカレー、スゲー!!!!

と感動したので、もうこれこの通り、noteに書くことにしたわけです。

材料は一人分で、

・玉ねぎ丸1個(みじん切り)

・トマト丸1個(角刈り)

・スパイス(以下すべて混ぜておく)

ターメリック+コリアンダー+クミン+塩を各小さじ1杯ずつ

・おろしにんにくとおろししょうがそれぞれたっぷりめ

・肉と野菜(2〜3種類、あまり多くしない。この日は鶏肉とナスでした)

・水とプレーンヨーグルト各100ml

・味付け用の塩、こしょう、一味とうがらしもしくはチリパウダー(これは食卓で各自かけてもOK)

これらを人数分用意します。このときは3人分なので上記の材料×3でした。

作り方はまず大きめのフライパンに油をなかなかの大目にしいておろししょうがとおろしにんにくをめっちゃ入れ、玉ねぎを強火で10分めっちゃ炒めます。

玉ねぎがおばあちゃんちのタンスくらいの濃い茶色になるまで炒めたら、角切りしておいたトマトを投入して2分強火のまま炒めます。

この時点で相当いいにおいでペースト感もあるのですが、ここで弱火にして混ぜておいたスパイスを入れると、一気にカレー感が出てきます。

そこに水とヨーグルトを入れて混ぜると完全にインドカレー屋のカレーができます。あとは具を全部入れて蓋をして中火で火が通るまで煮て、仕上げにもう一度塩をふって完成。

早!!!!

体感的には30分も経ってない感じです、たしかにこれなら毎日作っても苦じゃないな!!

すべての工程はフライパン内にて終わるのでほんとにラクです、なんか中華鍋みたいなでかめのフライパンありますよね、あれがいいです。あとフライパン用のフタとね。

まじであっというまに出来ました、強火で一気にいくのがコツっぽいです、くわしくは本を読んでください、マンガでかわいくめっちゃわかりやすく書いてありました。(わたしはみささんに借りましたが料理本なのにすごい読みやすかったです)

市販のルー使わないので小麦粉もなし、アレルギーある人にぜひ食べてほしいです。

スパイスカレーっていうのはインドの伝統的な料理方法で、スパイスで具材を食べるカレーのことだそうです。

わたしがこれまでカレーと思ってきたのはイギリス流煮込み料理が日本でカレーになったもので、だからルーという概念があるのだとはじめて理解しました。

だから小麦粉入ってるんだね、それでカレーはシチューと作り方も材料も似てるんだね、またひとつかしこくなれてうれしい。

しかもスパイスとはもともと植物を実を粉末にしたものだから、小麦粉も動物性脂肪もいらないスパイスカレーって本当に身体に良い健康食なんだね!!薬膳料理みたいだね!!

そしてとにかくおいしい。

どのくらいおいしかったかというと翌日すぐにわたしが家で作ったほど忘れられないおいしさでした。

息子には「いままで家で食べたカレーの中でいちばんうまい」と言ってもらえました。

普通のカレーより手間も時間もかからないのにケミカルな材料ゼロでこんなにうまいってすごくないですか。

ちなみに飯村さんは時短のためにスーパーで売ってる業務用の大きな瓶入りのおろししょうがとおろしにんにくをフライパンにしぬほど入れてましたが全然いいでしょう!!

だってとにかく仕事があるし、ほかの野菜は最高にナチュラルだし酵素玄米は当然無農薬だし、毎日食べるのにいちいちおろしてたら時間もったいないでしょーーーー

それににんにくとしょうがたくさん入れると香りがすっごくいいんです、チューブなんて使ってられない、毎日やるならびんだよ、びん。

なんなら本にも書いてありましたがいまはスーパーにみじん切り済みの玉ねぎもあるしカットトマトの缶詰あるしそれ使っても全然いいじゃん、大事なことは楽しくそして楽にやることですよ。

ナチュラル崇拝も行き過ぎると狂信者のケミカル神経症になるのでやめましょう。自分のレベルでいいと思いますよ。わたしの場合は気になるものは沖縄の海の酵素VH100をかけて「すべてをなかったことにする」という究極技を持ってるので本当にそこらへんこだわりがないです。VH100はうちの店でも売ってるから買ってくれよな!!VH100が何なのかわからない人は気にしないでくれよな!!

なんの話しでしたっけ?!

そうスパイスカレー最高という話しでした。

やっぱりインドは仏陀を輩出しただけあってだてにインドじゃないわけで、食べ物を健康的に食べる方法よく知ってるんだと思いました。

伝統食には知恵が詰まってます。

これから夏に向けて、スパイスカレーの出番は多くなりそうだぜ!!

詳しくは書籍をご参考くださいね!! 

〜おまけ・田植えイベントの田んぼはこちら〜

みんなで植えたイセヒカリ、めっちゃ育ってました!!

田んぼの草取りやらせてもらいましたが、田んぼ長靴の記念すべき初めての一歩目でバランスを崩し泥の中にダイブするところでした。ギリ大丈夫でしたが超やばかった。(みささんはそんなわたしを見て息ができないくらい笑っていました)

イセヒカリといっしょに植えたまこもはわたしの背丈より大きくなってました。

すっごい風景!!

なんだか懐かしくなります、このなつかしさはどこから来るのでしょう、行ったことないけど東南アジアとかこんな感じなのかな、古代稲作の遠い原風景が日本人には遺伝子の中には確実に記憶されてるんじゃないかと思いました。

ちなみに草取りはクッソ大変でした、泥の中を歩くのは双子の幼児が左右の足にしがみついたまま歩くのと同じレベルの負荷でした。なんて大変なんだ農作業は。まじで。重労働すぎる。

でもとても楽しかった、楽しいですね、農薬も除草剤もない田んぼは本当に気持ちよくて、要するに泥遊びみたいなもんです。

秋の稲刈りまたみんなで行きましょう!!

いちごもすでにスタートしました。

今年も楽しみですね!!

お米の見張り番もかわいい新メンバーが誕生していました。

名前はよもぎちゃんだよ、よろしくな!!

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