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情報共有 マイナンバーカードの全機能スマホ搭載へ…また閣議決定か…………………

『政府は5日、マイナンバー法などの改正案を閣議決定、国会に提出した。

マイナンバーカードのICチップが備える3つすべての機能をスマートフォンに搭載できるようにし、マイナンバーカードをスマホにかざしたり画像を撮影して送ったりしなくても本人確認ができ、実物のカードが手元になくてもスマホのみで様々な手続きができるようにする。今国会で成立させ、2025年夏以降の運用開始を目指す。』


ということらしい。とあるメールマガジンで読んだ。

…………………考えさせられる、いろいろと。
これに対して、スマホに情報集約しすぎではとかセキュリティはとか紛失・窃盗等の際に考えられる危険を指摘して「早計では」と疑念を示したら、スウェーデンのように皮下に埋め込みとかそっちの方向に話が向くのだろうか。

要するに、推進したい方向は決まっていて、なにがどうあろうとも『立ち止まる』とか『考え直す』とか『検証する』とかに向けての方向転換は一切するつもりがないのだろうと経験をかえりみて思う。
やりたいようにしかやる気がないのだ。

RPGで、『はい・いいえ』の選択が問われるときにいくら『いいえ』を選んでも一切相手にされないで延々と同じ質問をされたり、回答を無視して『はい』を選んだかのように扱われたりする。
この件はそれとよく似た脱力感・無力感を覚える。「何を言ってもまともに相手にするつもりはないのだろう」と。

法律というものは、一旦可決・成立されてしまったら、あとからどうなりと『改正』されてしまうのだ。
そして、国会というのは茶番をするところ。ちゃんと審議しましたよとのアリバイ作り。最近はそれすら面倒なのか、なんでもかんでも先に閣議決定される傾向にあるが。


ところで、スマホは公費支給ではなく個人が費用負担しているが、こんな形で政府が便乗していいのだろうか。

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