見出し画像

231231-Hell Yeah

年末恒例、といいつつ2年ぶりの年間活動まとめのお時間です。
Water Color Melody.サポートGt.と庶務および深夜放送サポートBa.および色覚異常Dr.および極東アウトブレイク対策本部および<echo>PROJECT代表のManoおよび眞野です。肩書きだけでも覚えて帰ってください。

ご挨拶

まずは2023年お疲れ様でした。解放感で突っ走ってたら冬に地獄が待ってましたよね。まだ生きてますか?
こういう時、可能なら助け合っていきたいですが音楽はあくまでコミュニケーションツールでそれ自体は無力です。音楽を使って自分自身を助けていきましょう。お互いに。

今年1年、ライブなりCDなりサブスクなり動画なり何らかでWCM.の曲を聴いてくださった皆さんありがとうございます。二次創作の土俵で一丁前のアーティスト目指してしゃかりきに音楽やっております。
興味が湧きましたら公式XYouTubeチャンネルの登録のほど、不束者ですがよろしくお願いいたします。

10周年イヤーのWater Color Melody.ではサポートGt.でライブ6本出演+即売会3回参加うち1回はベスト頒布、深夜放送ではサポートBa.でライブ1本出演といった成果でした。
昨年はライブ1本と新譜EPを2枚だったので、めちゃくちゃライブに舵取りしてますね。何ならこれがしたくてあらかじめ曲出しておいたみたいなところあります。

とはいえ新曲らしい新曲がコンピ提供や再録リミックスしかないのは物足りないよって方もいたかと思います。WCM.新譜アルバムは全曲書き下ろしで来年5月頒布予定、鋭意制作中です!
今年の1月頃には構想できて動き始めてたんですが、ライブがてんやわんやすぎて1年経っちゃいました。2024年は前半CD制作、後半ライブメインでバランスよくやっていけたらいいなと思います。ありがたいことにいくつかお誘いもいただいているので、追々情報解禁されていくことかと存じます。
2024年もしゃかりきです。

よし、じゃあドドッと振り返っていきましょう。


1〜3月

友人のライブを観に行ったりして過ごしてたら、3月半ば自宅の屋上で騒ぐカラスを追い払いに行った拍子に階段で足を滑らせ指を骨折。痛みが麻痺する中、どう見ても変な方向に曲がっている指を確認。自主企画ライブの1ヶ月前。ギターは座っても弾ける。ヨシ!ここまで3秒で思考した後、誰にどのタイミングでどこまで話すべきか苦悩する。メンバーにはありのまま話して、お客さんには変な心配かけたくないのでアンコールまで黙っておくことに。果たして……。ここから約1ヶ月ほとんど記憶がないです。

4月

4月15日 - #普通のライブ @今池CLUB 3STAR

w/少女理論観測所, MN-logic24, 豚乙女

WCM.初の自主企画。やりたい人とやりたいライブをした。
声出し&収容率のダブル制限解除によって、各々が普通を取り戻す日になったらしい(人伝てに聞いた話)。ライブの解釈はひとりひとりの中にあるものが正解です。

足の方はなんとか松葉杖1本でも歩ける程度にまで回復。作戦通り座ってギター弾いたので良くも悪くも丁寧に演奏できた。
心配されるのがあまり好きじゃないので、共演者の方々も「あ、そういえば折れてたね😅」みたいな感じで適度に気にせずにいてくれてありがたかった。反省はあったけど悔いはないです。

5月

例大祭でしたが新譜は無し。ライブの準備に専念してるとリリースペースが遅くなりがち。これはもう、メジャーアーティストでもそうだと思う……。
だからレコ発ツアーみたいなのあらかじめ決めておくんでしょうね。
だいたい1年くらい先の予定まで決めて、合間に飛び込んできた出演依頼やゲスト依頼などをやっていくのがベターなのかなぁと。

そんなわけで百鬼コンピにお呼ばれして1曲アレンジ提供いたしました。
スパっとした死神の曲です。

あと月末にZepp Nagoyaで女王蜂のツアーを観てきました。Qの頃から一段飛び抜けて好きなんですが、ライブが本当にすごいので東方ライブしか観たことないって方にはオススメです。どことなく影響を感じると思います。

6月

6月24日 - As We Like FESTIVAL vol.1@sakaeBase

w/イチ(from 少年ヴィヴィッド), どるふぃん(from Pastel World)

栄のライブバーでの小規模なアコースティックライブ。歌にフォーカス当ててやりたいねって話でどるふぃんを焚き付けた。このヴォーカルがすごい!2023受賞おめでとうございます。

あとは地味に念願だったオリカク作れた。曲名にカクテルの名前つけるのはオタクの必修科目。次やるときはノンアルも用意したいね。
翌日は名華祭でした。名古屋の即売会、だんだん活気付いてきてて嬉しい!

7月

7月15日 - 時計仕掛けの幻樂祭@布施Kiruna

w/午前四時, MD, クロックタイムアナグラム

大阪遠征!大阪のハコは音がデカい。照明が良かった。
お好み焼きパワーで頑張れた。衣装はチンピラ風仮装のつもりだったけど皆んな思いの外しっくりきてた。

8月

9月のライブに備えて猛練習。ライブ2つ分のセットリストを通しでリハして、スタジオ後の疲労感が過去イチだった。
その時のshort動画があるのでメンバーの表情に注目してみてほしい。

9月

9月2日 - あの日視た幻想chapter.8@京都FANJ

w/ナイフ, はにーぽけっと, 豚乙女, LizTriangle, TUMENECO

ホール感のある会場だったので、開幕の朗読劇が映えた。人間失格オマージュと恐怖映像見せられても尚湧ける秘封勢の素養、信頼できる。機会があればまたぶつけたいです。
今年一番の会場規模で、演奏始まるともうとにかく真横の照明が眩しいわ熱いわスモーク濃いわ歓声の圧が凄いわで何も冷静じゃなかった。

メンバー全員で前日入りして温泉併設の一棟貸しゲストハウスに泊まったんですが、ちゃぶ台の周りに座布団敷いてメチャ団欒してしまった。いい旅だったな。

それから翌日は京都秘封(科学世紀のカフェテラス)。サークル参加はできなかったんですが、民間伝承合同というオカルト好きにはたまらない感じの企画に1曲アレンジ提供させていただきました。


9月9日 - #普通のライブ part.2@赤坂navey floor

w/少年ヴィヴィッド, 鉄腕トカゲ探知機

東京遠征で60分セトリのスリーマン。中盤で一度意識が体から抜けかけた。全力でショボいダンスを踊ったり嘘インタビュー映像を流したりした。色々な事情で鬼気迫ってたけど伝わる人には伝わってたらしい。1曲目あっぷっぷとか最早殺気だった。

10曲以上のロングセットいけるかなって不安も当初はあったんですが、そこまでにライブ筋(©︎豚乙女)が鍛えられていたのかそれ自体は問題なく。
いかんせん環境が過酷だったので煽ると同時に(無理はするな…!)と心が叫んでた。ひとつ前の集合写真と比べてのコンパクト感よ。

10月

紅楼夢は久しぶりに不参加。翌月の秋季例大祭で新譜を出すべく制作期間でした。

11月

11月12日 - 博麗神社秋季例大祭

Water Color Melody.の10周年ベストアルバム「PROCESS」がリリース。
全16曲入りってことはマスタリングや印刷物デザインも16曲分やんなきゃいけないわけで。(見栄えの都合で名義バラついてますが全部私です)
でも物理CDの利点って歌詞カードの現物があるところだと思うんです。刷りたてのインクの匂いがいいんだよォ。
そんなアナログへのこだわりも詰まっておりますので、ぜひ文字通り”手に取って”みてください。WCM.入門にもってこいな1枚です。


11月18日 - チカ・G・ロジャー生誕イベント ギア・セカンド〜透き通った生誕祭〜@音屋AFTER BEAT

w/スカイマシン, サルヴァドールの悪魔, Dr.Largo, Synthesize Diverse Sensibility, 塩タン五人前, 岩崎航大(from PULSEPHILIA)

まさかの京都2回目。10代、アイドル、ピアノ、ラウド、セッション、東方、弾き語りという闇鍋企画。アウェー要素しかなくて逆に普通の楽しい対バンだった。

塩タンを観に行くだけのつもりが主催にバレて、どうせなら出演しはりますかということで「やるどす」という流れ。人を祝う時にポテンシャルを発揮できる気がする。諸都合で出番の少ない金テープシャワー砲が4月以来のお披露目で満足。

12月

12月2日 - LIVING ONLY@吉祥寺NEPO

このライブだけ写真撮ってないや。深夜放送のベースを弾くのが念願だったんですよね。コピーしてて前任イカズチの丁寧さに感服してた。ゴリゴリに低音歪ませていいバンドは貴重。
ただ、その低音が本番当日に暴れまわってしまって御し切れなかった。もっと想定の幅を広げてリハ時間内に解決できなきゃいかんよなぁという苦い経験でした。構造が原因だった場合、成す術があったかどうかはわかりませんが……。来年以降に持ち越しの課題ができて良かったっちゃ良かった。

総括

たくさんライブをやって、それでも限られた回数しか舞台に立てる経験はできなくて、その中でやりたいことが出来るように自分と向かい合って、やっと「ライブが好き」と言えるようになった1年でした。

音楽とか創作って続けてると楽しいことばかりとは限らないじゃないですか。はじめて手応えを感じた時の全能感とか、もしかして結構イケてんじゃないのみたいな自惚れ期から時が経って解像度が上がったタイミングで「あの頃すでにあの人これをやってたんだ……」みたいな発見ができたり。
自分の未熟さを発見しちゃったら最後、もうずっと何してても付きまとってきますからね。そんなことばっかりです。

だからなんだろうな、あと数時間で今年も終わっちゃいますけど、暦以外はぜんぶ地続きの巨大な山登りなわけです。キツくなったら別の山やコースに変えるのもアリでしょう。どうしてもこの山のぼりてぇんだって人は、どうか楽せず苦しんで。これが最大限のエールです。36手前でこんなに余裕ない日々送ってるとは思わんかったよ。生きてるって感じだ。

良いお年を!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?