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201228-カルペ・ディエム

リーダーがいい感じに振り返り記事書いてたので真似してみちゃった。

色覚異常のDr.および深夜放送の2020年サポートDr.および極東アウトブレイク対策本部の主催およびWater Color Melody.サポートBa.の眞野およびManoです。肩書きだけでも覚えて帰ってください。


仕事と生活

例に漏れず本業でも自粛の影響を受け、なかなかの打撃でした。「でした」というか今も余波はあるんですが、まあでもなんとかなってます。

去年から既に在宅オンリーになっていたので、こりゃいいやと1ヶ月セルフロックダウンとかもしてました。基本的にWHO、CDC、厚労省、専門家会議の言うことを素直にきく感じで対策してますが今のところ元気です。科学しか勝たんの精神です。

手洗いの頻度が増えたからなのか、ただの風邪もほとんどひかなかったですね。あ、でも副鼻腔炎が慢性化してそれはちょっと嫌でした。
あとオンライン診療のみでできたのでAGAの治療をはじめました。4ヶ月経って変化がわかるくらいにはなったかなという感じ。ぜってーフサフサになって派手髪してやるからな。

とにかく去年独立開業して以来、色々と自力でやる生活がわりと性に合ってて気楽です。合う人は合う。合わない人は合わない。別に推奨もしませんが。

それと、麻雀のルールをようやく覚えました。実機(?)は点計算できないので無理ですが一緒に雀魂やってくれる人いたらたまに打ちましょうね。好きな役はホンイツです。

秋にはGoToトラベル使って日間賀島いきました。10年以上ぶりに食べたフグがめちゃくちゃに美味くてしばらく口の中が海だった。
車で港まで行ったんですが、1年通して公共交通機関に3回くらいしか乗ってない気がする。島への高速船でもデッキ席に座って波しぶき浴びてみたり、色々気を遣いながらも楽しい外出でした。


同人音楽活動

今年はほとんどこれでしたね。

音楽ってどこまでも孤独にやるタイプとコミュニケーションの手段としてやるタイプに分かれると思うんですが、やっぱ人と共同して何か作ったり演奏するのって楽しいなと再認識しました。自分は後者。あと単純に楽器楽しい期きてる。

まず3月にリリースしたWater Color Melody.「ME.HER」というミニアルバムで、サークル主の蒼-aoi-氏の構想を具体的にしていったりほぼ全曲の歌詞を書いたり再録版やフル版の曲を録り直したり新曲を書き下ろしたりしました。

作品全体の趣旨が「現実のヴォーカリスト目線でのフィクション二次創作」みたいなものなので、歌詞もノンフィクションなんだかフィクションなんだかわからないくらい生活感出てます。
特に最初と最後のトラックは自分でも気に入ってます。アレグロ、生演奏と生歌唱でやってるの聴いたら名曲だなって思った。

あとは同日にソロ名義の現代日本縮図で、2曲入りデジタルシングル「JIGOKUMELTDOWN/SAKURATILTUP」を無料配信しました。

自分で歌う以上は自分が歌うための歌詞を書きたいので、最近大好きな地獄についての曲にしました。去年とサークルコンセプトは変わらず、あまり細部にこだわりすぎない曲作りの楽しい部分だけ楽しんでやってます。だから無料なんだけどね。

とかやってたら参加予定してた即売会が延期(のちに中止)になってしまって、いよいよ個人の生きがいが削られてきちゃうのかなあと。
そんなお気持ちになり、楽しいことやりたい欲求が猛烈に湧き上がります。結果。

知ってる人は親戚くらい知っている、知らない人は何それってくらい知らない合同企画「極東アウトブレイク」の最新作告知をしました。
実際この時は初期面子の意志確認しかできてなかったんですが(最低限それだけでも成立はするので)、このままイベント延期や中止の報ばかりが押し寄せてしまったらエンタメ大好き人間はマジ闇なのではと危惧して早めのティーザーとなりました。

この時点では2020年冬とか言ってますが、そのイベントも開催できなくなってしまったので2021年春へ延期になっています。
以降、各所に散らばった昔の飲み仲間に生存確認兼参加依頼のアポをとりまくりました。結局直接連絡のつかない一部の人もいたけども、おおむね好意的な反応でありがたかった。人間、危機が迫ると団結力が増すというのは結構本当だと思う。

その辺詳しい話はこっちじゃなく公式のTumblrで時間かけてドキュメンタリーっぽく書いていこうと思ってます。

とかやってたら(二回目)なんか何もしてないのに夫婦あわせて20万も国から貰えちゃって、使い道どうしよっかということで楽器を新調しました。

YAMAHA TRBX505という5弦アクティブベースと、Epiphone ES-335 Dotというセミアコースティックギター。楽器店で2,3時間くらい二人がかりで試奏しまくってその場で現金一括お持ち帰りしました。昔はローン一択だったから、大人になったなあと思った(貰った金)。

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とかやってたら(三回目)先述の冬コミ延期(中止?)が決まり、なかば必然的にコンピの発表も延期することになり。いやぁ……あれだけ啖呵切ったのに普通に屈するのシャクだなぁと思い急遽無観客ライブの配信企画をやってみようということで動き始めました。
ゆうてコロナ禍なのでブッキング受けてくれるか不安だったんですが、名古屋・東京それぞれに在住の主催のツテでなんとか一緒に出演してくれる人を集め先日無事に配信までこぎつけました。

どういう設計の企画にするのか、仕事しながらずっと考えてたりしました。演者としても関わるのでそちらの練習も並行。当初はWCM.のベースだけの予定だったんですが、途中から深夜放送のドラムサポート要請を受けてなかなか嬉しいハードワークでした。

深夜放送というサークルはご存知色覚異常(バンド)リーダーのイコがやっている東方インストアレンジサークルなんですが、ずっと生でライブ演奏観たかったところのひとつなんですね。共演者として観るかサポートとして一緒に演るかという究極の選択を迫られ、珍しく熟考して後者を選びました。

まあそうなるとメンバーは色覚と完全に一致してしまうんですが、あくまで別バンドなのでできる限り原曲に忠実に演奏しなきゃなと必死に電子ドラムを叩きました。正直自分はプレイヤーとしては中途半端だと自覚しているので、激ウマな歴代サポートに続く形で起用してもらって感謝5:不安5でした。なんとかサークル主には満足いただけたみたいでよかった。
セトリがいきなり9曲とかあってビビった。確かスタジオ練習は3回入りました。

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それからこの時期に考えていたのは配信ライブのビジュアル面のことでした。
普通のライブだったらフライヤーさえ格好よければあとは現場の勢いで全部乗り切れちゃうんですが、配信だと少し冷静に観れてしまうというか。リアルなら気にならない粗が目立っちゃうのは嫌だなと思ったので、知りうる限り最強の布陣に外注することにしました。

この辺もTumblrで来年詳しく掘り下げましょうね。

水面下で配信ライブの準備とコンピCDの制作を進めながら、ときどき暇つぶしにゲーム配信とかもしながら兼ねてから参加してみたかったM3で突発的なスプリットをリリースしました。オンライン同時開催。
色覚異常+ベス・クーパーに+現代日本縮図という既視感しかない面子による「SUCKER PUNCH 2: FATALITY」です。

詳しくはこちらで解説対談してるのでご覧ください。
火の鳥のセルフライナーノーツまだ書けてないや。

というところで、配信ライブの事前収録が名古屋でなされました。観客のリアクションがない環境で久々のライブ出演、兼主催だったのでもうめちゃくちゃ打ち上げしたかったんですが断腸の思いで全員直帰しました。その日に打ち上げしないライブって生まれて初めてでしたほんとに。それが一番の衝撃。

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深夜放送とWater Color Melody.どちらのバンドもこの日のためにスペシャルな演出を考えてあったので配信本番が非常に心待ちでした。

名古屋の半月後くらいに東京の収録が終わり、約1ヶ月後の先日12/26ついに配信ライブ「炎上列島2020 〜飲んで忘れろこんな年」が放送されました。

自宅にたんまり機材をセッティングしての6時間ぶっつけ。途中VTR流してる間は休めるかなと思ってましたがまーーーーーーーーーーーーーー本番後どっと疲れた。
半年間の血と汗の結晶、10年分の感情を味わってもらえてたら幸いです。

後から冷静に考えると、マスク着けてたとはいえお茶の間のTVやディスプレイに自分が映ってたと思うとウケます。よそ行きのManoは10年経ってだいぶ喋り散らかすようになりました。

ライブ衣装としてRE730のド派手なドルマンパーカー買ったんですが、それ以来気に入っちゃってMCの時も別の黒パーカー着てました。バンドマンらしい1年だったのでバンドマンらしい服装したくなっちゃった。
胸のところにでっかく「Carpe diem(その日を摘め)」って書いてあるの最高なんですよね。常にその日を摘んでいきたい。

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直前まで配信画面の透過枠とかタイムテーブルとかこまごましたもの作り忘れてて、結局本番5分前までリハしてましたね。アンコールの開戦とか当日の1回しか合わせてなかったのに清水ちゃんと決めてくれた。すごい男だ。


総括

とにもかくにも制限が多い年で生きてるだけでも万歳な感じだったと思いますが、大勢巻き込んでなんとかいい年として終われました。

最悪の年にもいい思い出を残せた人がひとりでも増えたなら、色々がんばった甲斐あるな。マイノリティであっても他人の人生に影響できないわけじゃないというのを言われて、ならばと重い腰を上げた結果自分が一番楽しかったです。

未来に期待することが大の得意ですので、そういった締め括りでした。あざした。

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