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月刊リキップラッシュ 〜祝・渓流解禁〜

祝渓流解禁!月初めからいいことがあってゴキゲンです。

この月刊ブログは、ほぼ日手帳に毎日日記を書いてる30代釣り好き独身男性が、その中から気になったことを記しています。
人の日記をのぞき見するの、楽しいよね!ぜひ!
今回は2022年3月のできごとを書いてます。

祝・渓流解禁

3月1日。全国各地で渓流釣りが解禁される日。
釣り好きおじさんたちが待ちわびた日。
おじさんたちが夜明け前から渓流魚に会いに川にわらわら集まる。
僕もその一人。

解禁日はお魚がスレてなくて釣れる確率が高い。
当日は、我先にと釣り人が朝マズメ(夜明け前〜日の出の時間帯)から場所取りをする。
なので、お目当ての釣り場に先行者の車両がないか、到着するまで心臓バクバクひやひや。
釣る前から人同士の醜い争いが始まっていると思うと、自分の卑しさに呆れてしまう。

残業で朝マズメには間に合わなかった。
少しでも体調良く釣りしたいので、睡眠時間をちゃんととって出発。
5時半に家を出て、8時ごろに現場到着。
今回のお目当ての場所は、山梨県道志村の道志川支流、櫓(やぐら)沢川。
関東での渓流釣りを始めて、初めて釣れたお気に入りの沢。
アクセスが悪いけど、イワナが潜む沢。

現場に着く手前の林道に雪が積もってたので、スリップしそうで怖かった。
誰かオフロードバイクが進んだのであろう轍があったので、それを頼りにバイクでずんずん進めた。
車が通れないため、幸い先行者がいなかった。
無事到着して、たばこを一服してからウェーダーに着替えたり自撮りとかして釣り開始。

日除けマスクとグラサンのせいで不審者

雪景色のなかで釣りするのは初めてだったので、ずっとワクワク。
が、ルアーをいくら投げてもお魚の姿が確認できない。雪の足跡はないけど、解禁前によからぬ輩が釣ったのか・・・?
2時間ほど釣り上がっても反応がなかったので、諦めて沢を下りながらおいしそうなポイントを観察。

諦め悪く何か所か挑んだおかげで、やっと1匹釣れた。

この時期らしい黒ずんだ体色のイワナ

18cmと大きくはないサイズだけど、1匹だけでも大満足だった。
自分の釣り方は間違ってなかったんだと自信が生まれた。結果がゼロとイチじゃ、満足度が全然違ってしまうんだよなあ。お魚が暮らせる自然環境に感謝!


お昼すぎに休憩を含めて「道の駅 どうし」へ移動。
漬け物を買ってから道の駅の裏を流れる道志川本流で釣り再開。

川に入るとき、気だるげに石の上に座ってるルアー釣りおじさんと少しお話した。
おじさんは朝から粘ったけど結局釣れなかったそう。
本流は夜明け前からエサ釣り師たちが場所取りしてて、根こそぎ釣ってしまったらしい。持ち帰る匹数制限も無視していたよう。

大ざっぱに釣りのスタイルを分けると、ルアー釣りは魚の引きを楽しむ・魚の姿を眺めるのが目的で、釣れたらリリース。エサ釣りは釣った魚を食べることが大半の目的で持ち帰る。その分、川にお魚が減っちゃうんだよね。

ちなみに渓流釣りの規則として必要な遊魚券(川や湖によって変わる、1,000〜1,500円位)を買わずに釣りをしやがる割合は、エサ釣りが多い統計がある。

僕もエサ釣りは大好きだけど、自分の腹が数時間満たされるよりも、お魚が今後も元いた場所で暮らしてくれる方が圧倒的にうれしいのでリリースする。

おじさんと労いの言葉を交わして、そんな本流で釣り。陽が高くなってもエサ釣り師がたくさんいたけど、ルアーでもしっかり釣れた。

道志川本流。お昼過ぎても釣り人は絶えなかった。
早朝は釣りおじさん達がひしめき合っていたよう。



帰り道、朝から何も食べていないことに気づく。
釣りしてるといつもつい夢中になって、お腹の空き具合を忘れてしまう。
帰りにケンタッキーに寄って夕暮れ前に帰宅。
漬け物と一緒に食べて、泥のように眠った。

おしりに火をつけて

ハンドメイドルアーがやっと完成した。
作ろうと思い立ってから完成まで、2年半もかかった。

「なければ作ればええねん」
2年半前にタナノゾがライブ配信だかなんかでそんなことを言ったのがきっかけでハートに火がついた。

自分の手で作ったルアーで魚が釣れたらどんな形のうれしさか知りたくて始めた。


工程は、主に以下の4つ。
①図案
 どんなルアーを作りたいかアイデアスケッチ
②成型
 木材を削ってワイヤーやオモリを入れて形づくる
③スイムテスト
 ルアーと一緒にお風呂に入ってちゃんと泳ぐかチェック
④塗装
 いい感じにペイントして完成

工程の中で細かく決めたり考えたりすることが100個くらいあるけど、ざっくり分けると上記の4つ。
①〜③までは順調だったけど、④の塗装スキルとセンスがなくてずっと手が止まってた。

昔から何かを進めるとき完結する所で手が止まって満足してしまう性分だった。
RPGゲームのクリア直前で急にやる気がなくなってしまうみたいな。

でも、塗装について悩んだり試したりする時間が散々あったので、なんとか完成できた。

さ!あとは釣るだけ!

これが
こうなって
こう!



会いたい人には会っておく

Twitterのタイムラインで弱ってる友人を見かけた。
翌日に共通の友人と食事にいく約束だったので、誘ってみたらノリノリで応えてくれた。
久しぶりに話したかったので僕もうれしい。

気持ちがふさがりがちなときって、やっかいよな。
ふだんは自分の好きなものや元気にしてくれるもの、自分の機嫌の取り方を知ってても、なぜかそれを忘れてしまってたり、摂取する気が起きなかったり。
外側に目がいかないというか、やなことで頭いっぱいモードに入っちゃうというか。

そんなときは、少しでも周りが声かけたり違うところへ引っ張ってあげられたらいいな。

東京にいられるのも5月まで。
それまでに近くにいる友人にはできるだけ会っておきたい。

ちなみにタイトルは、大学時代の講師が自身のHDDが逝ったときに放った名言から。

「アプリケーションは落ちる、ハードディスクは壊れる、人は死ぬ
こまめにセーブ、データは2重のバックアップ、会いたい人には会っておくこと」


今月のあれこれ

○お買いもの
渓流釣り用のルアー
○万円の釣り竿♡
バイク用のドライブレコーダー
ほぼ日手帳

○写真

府中市 大國魂神社へお参り。犬の脚長くてかわいい。
夜の散歩。駅近くの陸橋、影が大きく映って感動。


○読みもの
特になし