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「レディースチャンピオンに向けて把握しておきたい平均スタート」俺のコラム #018

8月5日からボートレース多摩川で「第34回レディースチャンピオン」が開幕する。その大会名通り、女子レーサーがナンバーワンを目指して戦う女子最高峰の舞台だ。前年度優勝者・大山千広と、レディースオールスター優勝者・岩崎芳美、そして選考期間(1年間)における、G3オールレディース優勝者が優先出場する。

その他は、選考期間中の勝率上位選手が参戦する。女子レース人気が過熱する昨今、売り上げがどこまで伸びるのか?も注目される。施行主の売り上げなど我々には関係ない?と思いがちだがそうでもない。売り上げの75%が還元されることから、胴元の売り上げが高ければ高いほど、的中時の配当は高くなるのだ。そういった意味でも女子レースはやはり、我々にとっても外せないコンテンツなのだ。

というわけで今回は「第34回レディースチャンピオン」出場選手に関わるポイントをいくつか紹介していくことにする。ただ、俺の予想は“機力こそすべて”だ。機力からアプローチする以上、今の段階で高配当に直結する情報の提供は難しい。今回紹介するは、機力に基づいた予想をする中でサブ的に加える“選手特性”の中の“スタート傾向”だ。

まずは選考期間内で集計した平均スタートを取り上げる。最も大きい数字となったのは角ひとみのコンマ21。海野ゆかりと川野芽唯はコンマ20だった。ここで挙げた3選手はゼロ台を行くことは非常に稀で、S勝負になると分が悪いと見ていい。

そして廣中智紗衣、細川裕子、若狭奈美子がコンマ19と仕掛けは緩めだ。レースでスリット隊形を予想する際には頭の片隅に置いておくといいだろう。

一方で、最も早いのは誰か?それはコンマ12で大山千広だ。そしてコンマ13の出口舞有子、宇野弥生が続く。落合直子もコンマ14の実績を残したが、7月末で今期2本目のFを切ったばかり。早いタイミングは行けず“横一線なら御の字”と見た方が無難だろう。

また、岩崎芳美はコンマ16、渡辺千草はコンマ18の平均値を残したが、20前後のタイミングが多く平均よりは多少割り引いて見ておくのがいいだろう。

ここで挙げた選手は特に、スタートに関わる“起こし”“行き足”の部分をチェックしておくのがいいだろう。平均Sが遅い上に、この辺りの足が劣勢ならスタートは立ち後れる可能性が高くなる。そうなれば、その外の捲りが利く。捲りが利くなら、その外の差しも利く。そうして高配当を狙い撃つのだ。



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