映画館で観てきました。ネタバレありありです。

ワタシにとって「破」はすっごくときめくのに辛い映画だ。

ときめいてしまうのは間違いなく加持ミサジャンルに生きているワタシのツボ〜なポイントが、少しだけ出てくるから。
でも2人の距離は前よりちょっとだけ縮まってる気がするけれど、恋愛してるって感じじゃなくって旧友みたいでなんか物足りない。

ミサトがちょい素直なのかな。

スイカ…
加持くんいつもNERV本部に帰ってきてたの？
農園広すぎる…苗から植えれば4ヶ月かそんなもん？

新作カットはあるけれど、加持くんの絵が安定しなくて残念。松原さんの加持くんの絵が良かったな…ミサトは凄く綺麗なのにね…
全体的にも序よりキャラの描き方が作画監督それぞれの個性出てる様な気がして統一感なく感じた。
それはそれで面白いのだけれど…加持くんの松原さん絵最初からお願いしたかったな（グチグチ）

そして辛いのは好きなシーン全部カットされていた上に、加持くんから悲しい言葉が出てくるから。

「葛城を守ってくれ。」
「それは、オレにできない…キミにしかできないことだ。頼む。」

これ毎回泣く。分かってるけど言葉にしないで加持くん…
しあわせにしてあげてよってホントに思うけれど、あまりに大きな物を抱えた2人のしあわせってなんなんだろうって考えたら、わたしは口を噤むよ…

その他

シンちゃん友だち出来て良かった…
↑めっちゃ描写いい
アスカが柔らかめ…
アスカとミサトの関係めっちゃイイ…
レイちゃん…ポカポカって恋なの？
マリってどんだけ前向き猪突猛進（好き）

あれ？ゲンリツは？？？？？って公開当時も思った。

リっちゃんの壊れゆく心は描かれないってこと？

アヤナミレイがのちに出てくるからあのプラントは無事だろうし…
なんかそれはそれでリっちゃん良かったのかもと思いつつゲンリツ見たかった…
もしゲンリツ要素残ってんだったら、隠しすぎだぜリっちゃん！
この二人が続いてたら…Qの後リっちゃん裏切らないか心配してた、Q当時のワタシ（妄想大！）

アスカの加持くん片想いは？
ひょっとして海外戦略考えたら、年離れ過ぎなのかなと思ったりした。
TV版のアスカの思いを知ってるだけに…でも破のアスカは式波だしね。

色々あるけれど
人間関係が後半までは心地良い優しい世界。

だから後半どーんと落とされる…

特にゲンドウのシンちゃんの扱い…
ホントに酷い…

それもあってか、当時映画館で観た時、ラストシーンはミサトと一緒にシンちゃん応援してた。
シンジくんホントにカッコ良かったもん。

Airの時はホントにシンちゃんに大人気なく怒っていたから…ワタシ（小声）

序からそうなんだろうけれど、破はそれまでのエヴァンゲリオンの世界とは違いますよーって宣言してる様な映画だ。

全く違う世界に飛び込んでいく前哨戦。
今はQの内容知ってるから余計にそう感じる映画なのでした。