パークタワー大阪堂島浜
近日は東京以外の物件についても話題性があり、今回は三井不動産レジデンシャルが大阪で開発する物件について考察してみます。
所在地:大阪府大阪市北区堂島浜二丁目
築年月:2027年4月
階建:地上40階 地下1階
構造:鉄筋コンクリート造
総戸数:513戸
敷地面積:5,282.86㎡
建築面積:3,027.83㎡
延床面積:74,519.98㎡
・ Designers
「株式会社ホシノアーキテクツ」が手掛ける洗練されたファサードデザイン
本物件のファサードデザインは国際的に活動を行う建築家の星野裕明が代表取締役を務める「株式会社ホシノアーキテクツ」が担当。首都圏では三井不動産グループとのコラボレーションによる大規模プロジェクトも数多く手掛けているが、関西では初のプロジェクトとなる。都心部の活気と先進性、水辺の癒しと爽快感を存分に生かした分譲マンションとホテルの複合開発として、堂島・梅田・中之島エリア全体の活性化に貢献する。
・ 共用施設
Fitness Room
Treatment Room
Chill Out Terrace
Infinity Pool
Dry Sauna
・ Floor Plan
地上 40 階・総戸数 513 戸の分譲マンションと客室数 220 室を備えたホテルによる大規模複合開発プロジェクト。また、三井不動産グループ初の分譲マンションとホテルの複合開発。
分譲マンション共用部
1 階:エントランスホール(コンシェルジュサービス)
2 階:ラウンジ、ライブラリーサロン、コミュニティホール
24 階:リバービューを望むスパエリアなど
堂島川沿いには、アネックス棟を設置し、入居者様に憩いのスペースを提供。
三井ガーデンホテルプレミア
地上 25 階~31 階の高層立地による開放的な眺望。 ビューバスやスイート客室等、豊富な客室ラインナップで観光からビジネス、記念日利用等の宿泊ニーズに幅広く対応。 多様なシーンに利用できる開放的なテラスを備えたレストラン、バー。 高層階からのビューを楽しめ、十分なスケールを感じられるフィットネスジム。 宿泊者専用の上質なプライベート性を感じられるゲストラウンジ。
・ Room Plan
分譲マンション専有部について
入居者様の多様なライフスタイルに適応できる1LDK~3LDK の幅広いプランバリエーションを用意。 各住戸の間口をワイドに確保することで、全ての居室が外部に面し、光を取り込むことが可能。 ゆとりある天井高とダイレクトビューサッシを多数採用。全戸にトランクルームを設置。
60.06㎡
2LDK
LDK:14.6J
Master Bedroom:6.5J
Bedroom:5.0J
発表されている中では、一番狭い部屋。間取りはシンプルで良い。とにかくこのマンションが欲しい人、大阪にとりあえずもう一つの家が欲しい人にピッタリな間取り。
74.81㎡
2LDK
LDK:19.4J
Master Bedroom:7.3J
Bedroom:5.1J
角住戸のアイランドキッチン。家具の配置に少し困りそう。
81.93㎡
3LDK
LDK:17.4J
Master Bedroom:7.0J
Bedroom 1:5.8J
Bedroom 2:5.0J
いつの時代にも王道と言われるような間取り。迷ったらこれです!
90.36㎡
3LDK
LDK:19.3J
Master Bedroom:8.0J
Bedroom 1:6.0J
Bedroom 2:5.0J
形は良い。LDKも使いやすい。しかし、Bedroom 1 からしかバルコニーに出られないのが少し窮屈。
127.73㎡
3LDK
LDK:27.8J
Master Bedroom:13.0J
Bedroom 1:8.0J
Bedroom 2:6.0J
専有面積が120㎡以上であり、余裕のある間取り。それぞれの部屋の形も綺麗で使い勝手も良さそう。非常に人気となりそうな部屋。
200.85㎡
3LDK
LDK:45.3J
Master Bedroom:18.2J
Bedroom 1:9.2J
Bedroom 2:9.0J
現在公開されている中で一番広い住戸。Shoes-in Clo.の中にUtilityがあり、パークタワーブランドであるが、バトラーサービスがあるのかもしれない。MBRには専用のバスルームが嬉しい。
・ MAP
・ View
・ 販売概要
第1期
・ 簡単な考察
一目でかなり力を入れているマンションとわかる。パークコートシリーズにもなりそうな外観であるが、外資系5つ星ホテルの誘致に失敗したと噂され、三井グループのホテルが入居することとなった。場所は堂島浜に位置しており、名称はパークタワー大阪堂島浜に決まった。デザインは上記の通りにホシノアークテキツ。近年はホシノアークテクツによるマンションが増えており、いずれも大きく成功している。それに加え、今回は三井不動産レジデンシャル初のホテル一体型マンションとなっている。外資系ホテルが誘致できなかったことは残念だが、ホテルは三井グループだからこその良さもあるかもしれない。高層階からは専用エレベーターでホテルへダイレクトアクセスが可能となっており、もしかしたら高層階の住民はホテルサービスが利用できるかもしれない。気になるのは価格だが、マーケットから大きくズレた価格では販売しないだろうし、結局は販売価格がマーケット価格になるため、買えるならば買いだろうと考える。近年は、ブリリアタワー堂島、グラングリーン大阪と、大阪での大規模な開発が続いている。東京の一極集中から大阪へ資金が流れるか期待される。
・ HPより引用
いつかHPはなくなってしまうため、忘備録のために色々と引用します!
水が流れる。時が流れる。水が満ちる。時が満ちる。
水と時。ひとところにとどまらず、絶えず変化するその二つは、深く結びつく。
そして時は重なり、時代の流れが社会や文化に大きなうねりをもたらしてきた。
大阪には、まさに“水”によって新しい“時代の流れ”を創造してきた歴史がある。
天下の台所と称された江戸期、日本最大の都市となった大大阪時代、大阪は日本の経済と文化を牽引し続けてきた。
近代日本の礎を築いたこの営みを支えたのは、水都大阪と言わしめた水運の力。
海から川へ、川から海へ。全国、そして世界から、人や物や情報がこの地に集まり、各地へと発信される。その要衝となったのが、堂島川のほとりにあるここ堂島浜である。
こうした歴史の証を旗印に、今こそ、再び時代を革新する。この地から、世界基準の新しいタワーレジデンスの創造へ。
めざすのは物質的、身体的な心地よさだけにとどまらず、心の豊かさ、幸福を育んでゆける住まいづくり。人と物を緩やかに繋ぐ建築。自分と向き合い共に時を重ねる場所。
感性を研ぎ澄ます空間と、心満たすサービスで、日本を代表する高いクオリティを追求し、次世代のタワーレジデンスのあり方を、この堂島浜から世界へ発信する。
水は高みから流れ、滝となり、大河に変わり、海を経て世界へと広がってゆく。
今、時は満ちた。新しい時代の流れを、また、ここから。
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