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醤3メンバーで中定商店(愛知県武豊町)訪問

三口醤油皿をつくった醤3メンバーで愛知県の中定商店さんを訪問。すると、「音が違いますね…」という感想。濃口醤油の蔵元には何度も一緒に行きましたが、溜醤油の蔵元は初めて。その第一印象がこのセリフでした。

まず、中川さんが溜醤油の製法を解説してくれました。イラストを使いながらの説明が分かりやすくて上手!

濃口醤油の諸味の管理の仕方が異なる溜醤油。攪拌(かき混ぜる)はせずに「汲みかけ」を行います。

この図が分かりやすいのですが、塩水の量が少ない溜醤油は、水分が少なくてかき混ぜることができません。代わりに、底にたまった液体を柄杓ですくって、重石の上からかける作業をします。これが「汲みかけ」。

「ぴしゃ、ぴしゃ」と、汲みかけの作業による音色。この作業を3年繰り返してやっと完成。底から引き出した生引き溜をなめさせていただくと、「うわぁ~、おいしい!」と興奮する3人。

中川さん、ありがとうございました!


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