スポーツメンタルコーチのちだやすともです。

先日、日本体操界を長年にわたって牽引してきた、内村航平選手が現役引退記者会見を開きました。

こちらがノーカットの記者会見動画ですね。

動画の36分あたりで、内村選手は記者から「子どもたちへのメッセージは？」という問いかけに対して、

「自分の好きなことを一つ見つけられると、それが大人になっても続いていくようなことに繋がったり。好きなことをやり続けることで、勉強だったり、習い事だったりに変換出来て、こうやって頑張ればよいんだ。こうやってやり続けられればよいんだというのを学べるので、何か好きだと思えることを見つけることができれば、何事においても大事なことなのかな。僕はこの競技を続けてきたことで、実感したので、子どもたちには見つけて欲しいな」

と答えています。

これは内村選手が発言したものですが、決して特別なことではありません。

確かに自分の好きなことを一つ見つけることは、難しいことかもしれません。

いや、好きなことを見つけているけれど、「こんなこと言ったら何といわれるのか」と思ってしまうかもですね。

1月15日から大学入学共通テストが始まっています。

高校を目指す中学3年生は、受験シーズンまであと1ヶ月切りました。

さらに、中学2年生は、高校入試を目指す1年が始まります。行きたい高校を決める際に、

ただ何となくという可能性もあるでしょう。

しかし、自分が打ち込みたいこと、スポーツや音楽など、好きなジャンルがある人は、ぜひそのジャンルをベースに進学したい高校を考えてみてはどうでしょうか？

好きなことをやり続けるには、それなりの環境が必要です。しかし、成績が伴わないから、好きなことをやめる必要はありません。偏差値や模擬試験の結果にとらわれず、好きなことをやり続けられるような、環境を見つけてみてください。きっと、モチベーションも上がり、結果もついてくることでしょう。ぜひ、考えてみてください。

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