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Sur

21世紀のSun Juan とBoedoには、ぬかるんだ道も洪水に見舞われることもほとんどない(と思われる)市街地になっていて、この通りの角に、この曲の作詞者の名を冠したEsquina Homero Manziというカフェ・タンゲリアがある。
初めて、ブエノス・アイレスに行った時にすごく興奮して、食べかけのスイーツのお皿の写真を撮ってしまいました。だって、食べ始めたら、Surが書かれているんだもの。それから数年が経ち、Boedoの愛するお宿でSurを歌わせていただいたことが今でも胸に残っている。
Surを歌う動画はたくさんあるけれど、やはり、 Fernando Solanas の映画の一部でGoyenecheが歌うこの一曲を紹介。 

https://youtu.be/r-LyvT52frY

映画もとてもいいので、機会があれば是非。Surが書かれた背景を少し理解できそうな気がします。(YouTubeで完全版も上がっていますがきっとformalではないのでいつか切られちゃうかも?)なお、日本公開時の邦題は「スール/その先は...愛」でした。

https://youtu.be/x5K8xvCnuMI

Sur    (Tango1948)
Música: Aníbal Troilo
Letra: Homero Manzi

San Juan y Boedo antigua, y todo el cielo,
Pompeya y más allá la inundación.
Tu melena de novia en el recuerdo
y tu nombre florando en el adiós.
La esquina del herrero, barro y pampa,
tu casa, tu vereda y el zanjón,
y un perfume de yuyos y de alfalfa
que me llena de nuevo el corazón.

Sur,
paredón y después...
Sur,
una luz de almacén...
Ya nunca me verás como me vieras,
recostado en la vidriera
y esperándote.
Ya nunca alumbraré con las estrellas
nuestra marcha sin querellas
por las noches de Pompeya...
Las calles y las lunas suburbanas,
y mi amor y tu ventana
todo ha muerto, ya lo sé...

San Juan y Boedo antiguo, cielo perdido,
Pompeya y al llegar al terraplén,
tus veinte años temblando de cariño
bajo el beso que entonces te robé.
Nostalgias de las cosas que han pasado,
arena que la vida se llevó
pesadumbre de barrios que han cambiado
y amargura del sueño que murió.

サン・ファンとボエド通り昔ながらの街角、そして一面の空
ポンページャとそのもっと向こうには洪水。
思い出の中に残る君の花嫁姿の長い髪
そして、あのさよならの中に咲く君の名。
街角の蹄鉄屋、ぬかるみと草原
君の家、君へ向かう小道と排水路
雑草とアルファアルファの香り
それが再び心を満たす。

南へ、
大きな塀とその先に...
南へ、
食料雑貨屋の灯りが一つ...
もう君は私を見かけることはないだろう、
かつての様にあのショーウィンドウにもたれて、
君を待っていた私を。
もう決して星々に照らされることはない
諍いのない二人の歩み
夜ごとのポンページャでのこと...
あの通りと場末の月たち、私の愛と君の家の窓
全て亡くなってしまったと、それはもう分かっている…

サン・ファンとボエドの昔ながらの街、
失われた空、ポンページャとその土手で、
あの時私が奪った口づけのせいで
愛に震えていた二十歳(はたち)の君を思い出す。
過ぎ去ったものの郷愁、
砂の如き人生が連れ去ってしまったもの
変わってしまった街の重苦しさ
そして、壊れた夢の苦さ。



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