ただ好きなものをただ作る - Maker Faire Tokyo 2019 出展レポ

2019/8/3(土)-4(日)東京ビッグサイトで開催されたMaker Faire Tokyo 2019にブース出展をしてきました。

会社の同僚たちと「ヒトサンマルマル」というコミュニティ活動をしています。「子供に笑顔を届ける」をコンセプトに創作活動をしています。
仕事や家庭がある中での活動なので、展示会ドリブンで新作を作ったり、旧作をバージョンアップしたり創作を楽しんでいます。

Maker Faire Tokyoとは

Maker Faire Tokyo(メイカーフェア・トウキョウ)は、誰でも使えるようになった新しいテクノロジー(カードサイズで3,000円で買えるコンピューター、センサー、3Dプリンター、ロボット、AI、VRなど)をユニークな発想で使いこなし、皆があっと驚くようなものや、これまでになかった便利なものを作り出す「Maker」が集い、展示とデモンストレーションを行うイベントです。
公式サイトより引用:https://makezine.jp/event/mft2019/

一言で表現すれば「自身の創作物をお披露目する場」といったところでしょうか。出展者の多くは個人やコミュニティで思い思い、趣味全開の創作物を展示しています。他にも企業が「創作活動に活用できるプロダクト」や「自社技術の応用例としてのモデルプロダクト」の展示をしているので、最新技術のキャッチアップにも繋がります。

何を展示したのか

今回は「リアルスーパーカー消しゴム」という作品を展示しました。

昔懐かしい「スーパーカー消しゴム」を使った遊びを現代のテクノロジーを使って、目が肥えた今の子供達にも楽しんでもらえるようにTVゲームのように演出するという作品です。完全に後付の思いつきですが周りに説明するときは「昭和の遊びを令和につなげるプロジェクトです」と話しています。これだけ聞くとすごく高尚に聞こえるので気に入ってるフレーズです。

動画右下にある青いスーパーカー消しゴムで赤いスーパーカー消しゴムを弾くと、ノートPCに表示されたゲーム画面にそれをトレースさせています。弾かれた勢いをダメージに置き換えて相手のHPを減らしていくというゲームに仕立てました。

もともとは2年前にハッカソンで開発したものだったのですが、それを展示会ドリブンでアップデートしていき、今はWebカメラとOpenCVを使った画像処理で実物のスーパーカー消しゴムをトラッキングをさせる方式に落ち着いています。

展示してみて

まずはなにより子供を笑顔に出来たのが最高でした!
夏休みシーズンということもあり、Maker Faire Tokyoには多くの家族連れが来場されます。こんな機会でないとなかなか子供に体験してもらうことも難しいので、とても良い機会になりました。

「あ、前見たけどちょっと違うー」と去年の展示を覚えてくれていた子供も居てちょっと感動してしまいました。ただノートPCに表示されたゲーム画面そっちのけでスーパーカー消しゴムを楽しみだす子供も居たりして、「スーパーカー消しゴム」は現代のテクノロジーなんて使わなくても、目が肥えた子供に十分通用するという作品の根幹を揺るがすような事実が判明したのは衝撃でした。

気になった展示

今回のMaker Faire Tokyoですが分類器を製作している人が多かったです。柿ピーの柿の種とピーナッツを分類したり、碁石の白と黒を分類したり。そんな中でも個人的に刺さったのはこちら。元ネタ知らない方はぜひ「美味しんぼ 17話」をどうぞ。今ならNetflixやAmazonPrimeVideoで視聴できるはず。

こちらはソニーさんのブースで展示されていたもの。いわゆる「自社技術の応用例としてのモデルプロダクト」にあたるものですが、スマートスピーカーによる家電操作のデモだったのですが、レスポンスが異常に早い!
私も自宅をスマートスピーカー、IRリモコン、その他諸々で操作できるようにしていますが、やっぱりちょっとしたタイムラグがあって手元のリモコンに頼るシーンはまだ残っているのですが、この展示のレスポンスなら本当に手元のリモコンを駆逐できるかもと思いました。

Maker Faire Tokyoの素敵なところ

出展者がみんな楽しんでいて、作品を見て回るだけですごくポジティブな空気を満喫できます。「これはなんですか?」「どんな仕組みなんですか?」と質問すると、皆さん快く情熱的に教えてくれます。本当に好きで作ってるんだなぁというのがよく伝わってきて、自分ももっと好きなものを作らねばと創作意欲が刺激されます。

公式サイトにも以下のようなレギュレーションが存在しているのですが、この精神が出展者全体に浸透していてとても心地良い空間ができあがっています。

Maker Faire Tokyo は出展物の優劣を競い合うイベントではありません。
公式サイトより引用:https://makezine.jp/event/mft2019/callformakers/

来年は東京オリンピックもあり、開催されるか少し不安もあったのですが、次は2020年10月を予定しているとアナウンスがありました。来年もまたこの素敵な空間に身を置けるよう創作活動を続けたいと思います。

次は新作かな?

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山本 学

ヤフーのDeveloper Relations。 エンジニア→スクラムマスター→エバンジェリスト→エンジニアリングマネージャー→アドボケート/技術ブログ編集長。 プライベートではデブサミ関西の実行委員としてお手伝いしています。
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