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『Mao's Room 独占公開生インタビュー! ~Revenge~(後編)』

4月24日、FaniconのMao's Roomにて行われた、ニューアルバム『海辺』リリース記念『Mao's Room 独占公開生インタビュー! ~Revenge~』。ファンクラブ会員が見守る中、マオがアルバム『海辺』収録曲の全曲紹介、そしてアルバム全体やパッケージについて語ったインタビューをテキストで振り返ります。惜しくも見逃してしまった人、あの日のマオの言葉をもう一度読み返したい人など。マオがアルバム『海辺』を語り尽くした、前後編13,000字に及ぶ超ロングインタビューをしっかり読み返して、『海辺』をさらに深く知り、さらに深く愛して下さい!

今回はその超ロングインタビューの後編をお届けいたします!
※本文中の画像は配信のキャプチャの為、少々荒くなっておりますが、ご了承ください。


<アルバム『海辺』インタビュー後編>

「騙し愛」

マオ これはアルバムのリード曲的な扱いになってて、MVも作っているんですが。曲がキャッチーというのと、「いまの“令和歌謡”のシドと言えばこれ!」というところで全員一致して、リード曲に持ってきました。

――令和歌謡ど真ん中といった印象の曲で、「「騙し愛」を書く時にイメージしたのは、80年代とか90年代によくあったデュエット曲」ということですが。

マオ そう。カラオケで言ったら、スペードのパートで男性、ハートのパートで女性を表すようなデュエット曲をバンドで、しかもボーカル一人で歌うって新しいなと思って。

――そんなの聞いたことないです、斬新すぎます! 恋の駆け引きがあって、だんだんと二人が惹かれ合っていくという、大人の世界を歌った歌詞も歌謡曲の世界観ばっちりです。

マオ この曲の歌詞には男女の実際の台詞と、それぞれの心の声も出てくるので、実質4人分の人格が出てきて。ちょっと忙しい、ちゃんと追わないと分からなくなってしまいそうなところも、ハラハラしていいなと思っています。

――歌詞に耳を傾けていると、お互いが引っ込みつかなくなるような、深くハマっていく様子が体感出来て。そこで思ったのは、歌謡曲って大人の音楽だったんだなということで。

マオ そうですね。特に昔の歌謡曲って、若い人が大人っぽい曲を歌ったり。まだ10代なのに、見た目がめちゃくちゃ大人っぽかったりというのもあったじゃないですか。その世界観はちょっと出したいなと思って、意識しました。だって、“恋愛ごっこ”とか、“調子狂うだろ”なんて言葉、普段は使わないじゃないですか?(笑)その辺はあえてで歌謡曲を意識した部分だったり。“ハイスペック”とか令和を意識した言葉もあって、そこが混じり合っているのが面白いなと思ったんです。

――「この雰囲気ダサいけど懐かしいよねとか、これって新しいなとか、世代それぞれの楽しみ方をしてもらえたら嬉しいな」と書いてますが。懐かしいと新しいがガッチャンコした時、聴いたことのない響きや印象が生まれて。そういう意味でも、“令和歌謡”というテーマをもった今作をひとつ象徴する曲になりました。

マオ そうですね。この曲はまさに“令和歌謡”を意識して作った曲でした。

――それと曲紹介で書かれていますが。「いつかまた、ライブでみんなが声を出せるようになったら、仲良くデュエットしてみたい」という夢も早く叶うと良いですね。

マオ 楽しそうですよね。やりたいな、(マイクを向けるフリをして)こうやってね(笑)。

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