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ウイニングポスト10 2024 1991年スタート厳選繁殖牝馬10選

■はじめに


もしあなたが何らかの理由があって(別になくてもいいが)、ウイニングポスト10 2024(以下ウイポ2024)の1991年スタート難易度ULTIMATEで、初期馬以外生産馬オンリー縛りプレイなどをやる羽目になってしまった場合などに、ぜひ牧場に置いておきたい繁殖牝馬を10頭ばかし紹介する。

ちょっと海外の馬が多いので、海外牧場最速開設DLCや1984年プレイから普通に海外牧場を作った場合などにぜひ参考にしてほしい。



■名誉の除外馬たち


▲一大牝系を確立したダイナカール。
▲ハヤヒデ、ナリブーの母。パシフィカス。
▲短距離最強牝馬ミエスク。

上の3頭(ダイナカール、パシフィカス、ミエスク)はあまりに有名すぎて、紹介するまでもないように思えたので名誉の10選除外とあいなった。(プレイヤー生産馬用の繁殖牝馬としても優秀で文句なし)

ウイポ10のプレイデータ引継ぎ特典でも上3頭から選んで特に問題ないだろう。(ちょっと生産馬オンリー縛りの時は実在馬ロストが重たいかもしれないが。)

▲散々紹介したダイナシュガー。

あと、初心者攻略などでさんざん紹介したダイナシュガーも今回は除外とする。余裕で元が取れるので、牧場に空きがあるときには迷わず買っておいていいだろう。



■国内馬


◎ダイナアクトレス

まずはステージチャンプ、プライムステージの母であるダイナアクトレスをセレクトした。この時代の国内牝馬としてはパラメータは最高級。しかしさすがに三冠牝馬メジロラモーヌのパラメータには少し劣るところ。

しかし血統と仔出しはラモーヌと比べても圧勝であり、全体的な産駒のレベルはこっちに軍配が上がるだろう。

配合評価としても非常に高レベルが並ぶ。ハイセイコーやトウショウボーイの固有特性などはかなり使えるので、ぜひ配合してみよう。次世代につなぐのはサクラユタカオーの確立を目指して繋いでいくのが面白そうだ。


◎シャダイソフィア(スペシャル繁殖牝馬)

1991年スタートでぜひスペシャル繁殖牝馬として復活させて確保したい繁殖牝馬が「100万ドルの女」桜花賞馬シャダイソフィアだ。母父にボールドルーラーを迎え、ダイナアクトレスよりもさらにSP系に寄った血統図となっている。

ゲームでは取り上げられていないが、ベガなどと同じ牝系。ベガと協力してアモレー系などを目指してみるのも面白いかもしれない。(やったことないのでできるかは不明だが)

能力も無理を言ってダービーに挑戦させただけあって折り紙付き。実馬は無念の予後不良で繁殖生活を送れなかったが、もし生きていたらダイナカールとともに一大牝系を築いていた可能性も大いにあったかも。

ダイナアクトレスと比べるとやや主流派との噛み合いが良くないものの、S配合A配合がズラリと並ぶ。一発狙いもOKだし、安定感のある配合もOKというブリーダーの趣味が存分に発揮できる一頭と言えるだろう。


◎シャダイアイバー

シャダイアイバーは82年のオークス馬。安田記念馬エアジハードの祖母でもある。上2頭と比べると若干の見劣りはあるものの、それでも最高級の能力を持っているぞ。

初期牝馬であるダイナオレンジの全姉で、健康以外はほぼ上位互換ともいえる。ダイナオレンジ自体もけっこう使いやすくいい子が出るが、それに輪をかけて強いとなれば期待も高まるというものだろう。

S配合こそないものの十分な数のA配合が並び、爆発力もおしなべて高い。全体的に危険度も低く、どんな相手でもマッチしやすいのが魅力と言えよう。



■海外馬


◎スライトリーデンジャラス(Slightly Dangerous)

海外馬の一発目はウォーニングやコマンダーインチーフの母、スライトリーデンジャラスだ。イギリスオークスを2着に入るなど現役時代も活躍したためかパラメータが異常に充実している。

血統因子としても素晴らしくカラフルで、いい繁殖牝馬のお手本のような状態。なかなか狙っても作れないので、もし手に入れる機会があるならぜひ持っておこう。

ちなみにもし91年プレイで繁殖牝馬を1頭だけ選んで、その生産馬でカスタム戦を戦うみたいな話があった場合、私はこいつを選ぶ。

血統評価も素晴らしいの一言。だいたい何をつけても走るが、個人的にはノーザンテーストとの配合が成功率が高くて大好き。次世代にもかなり期待が持てそうな牝馬ができるだろう。


◎バウンド(Bound)

次におススメするのはヌレイエフの半妹で、クイーンエリザベス2世カップ馬アーキペンコの母である、エイコーンS3着馬のバウンドだ。

自身もマイル中心の活躍を見せたほか、産駒や孫であるBCクラシック馬ブレームも1600~2000mあたりに活躍が集中しているため、柔軟性が低くなってしまっている。

しかし他は欠点もなく、疾風配合も可能でかなり使いやすい一頭と言えるだろう。

これもまた高評価高爆発が並ぶ。もっともこの表は日本だけで、世界も種付けができるようになると、ミスプロなどをつけても楽しいぞ。


◎アルバハスリ(Al Bahathri)

次はアイルランド1000ギニー馬アルバハスリをチョイス。産駒としてはイギリス2000ギニーなどを勝ったハーフドなどがいる。

スピードが高く、またブラッシンググルームが91年プレイでは確立しているので非常に使いやすく、爆発力も高い。やや短めの距離適性をどうするかがカギだ。

上記の馬たちと比べると配合評価自体は劣るが、なんといってもマルゼンスキーとの噛み合いが非常に良い。夢を見たくなるような数字だ。


◎ブラッシュウィズプライド(Blush With Pride)

同じブラッシンググルーム系として、ケンタッキーオークスに勝ったブラッシュウィズプライドも推したい。ややパワーが少なめなのが難点。日本で活躍させようと思うなら上手くパワーのある相手を選びたいところだ。

この子もやはりマルゼンスキーと相性がいいが、他はやや主流から外れた相手と相性がいい感じだ。さっきのアルバハスリもそうだが、どちらかといえば1代目の爆発は目をつぶり、この馬本来のベース能力を使って大種牡馬と組み合わせて、次の配合を考えていくのもいいのかもしれない。


◎リヴィエールドール(Riviere d'Or)

フランスG1サンタラリ賞(今はG2に降格したが)を制したリヴィエールドールもなかなか見どころがある一頭だ。

以前「「ウイニングポスト10」おすすめ繁殖牝馬・90年代の隠れた(?)名牝たち」で紹介したボーンゴールドの母で、開始時にボーンゴールドを受胎した状態で出てくるぞ。ボーンゴールド自体もスピード以外は非常に優秀な繁殖牝馬なので、初年度に手に入れられるなら何とか手に入れよう!

いわゆるヘイルトゥリーズン系などとの評価が高い。あんまり他にサンデーと爆発が稼げる馬はいないのである意味貴重。自分的にはブライアンズタイムの確立に一役買うのが楽しい使い方と言えようか。


◎リープライヴリー(Leap Lively)

次はヨークシャーオークス2着、イギリスオークス3着のリープライヴリーをピックアップ。

使いやすい距離適性と気性のおとなしさで、凱旋門目標のプレイヤーにはピッタリの繁殖牝馬だ。

強い固有特性を持ったトウショウボーイ、ハイセイコー、オグリキャップなどとも相性が良く、どんなプレイヤーのコンセプトに合いやすい牝馬だ。

また血統の事なんか考えず、けっこう雑に使っても強い馬を産んでくれそうである。海外馬ということでやや手に入りにくいが、ある意味初心者向けの牝馬なのかも。


◎ナンバー(Number)

先ほど紹介したバウンドの全姉であり、ジェイドロバリーの母であるナンバーも紹介しよう。バウンドと比べると成長型が遅めとなっており、若干スタミナが多くなっている。

またバウンドとは違い疾風配合ができないため、種牡馬選びはまた違う選択肢を迫られるだろう。下位互換とは言わないがやっぱりちょっと見劣りはする。「スピードはこちらの方に分がある!」という強い気持ちで頑張ってほしいところだ。

バウンドはS配合が多かったが、ナンバーはサブパラが低い分AやBが中心。それでも爆発力は全体的に高く、普通に一流の馬たちを輩出してくれるだろう。ナンバーがんばれ!



■おわりに


今回はウイポ2024における、1991年スタート厳選繁殖牝馬10選を紹介した。どの馬もオンライン級の名馬をいきなり輩出できるような名牝たちである。

しかしどんな名牝でも産駒が絶対に早いということはなく、遅い馬やサブパラが悲惨な馬は必ず出てくる。河童木さんや美香さんの能力印や牧場長のコメントなどからしっかり判断して、ちょっとでも不安があるなら売却しよう。

この記事を見てくれたプレイヤー全員の健闘をお祈りするぞ!
それでは皆様、ごきげんよう!


◎おまけ

Q、ロンシャン芝2400mでディープインパクト、オルフェーブル、ミスターシービー、ヒシアマゾン、そしてガヤである8頭の無改造のハルウララで戦いました。勝ったのは誰でしょう?

A、ハルウララ


◎販促

ウイニングポスト10 2024 PC版。
ウチが買った時よりほんのちょっと安くなったかな。4/19からのセールでもう少し安くなるといいが。


宝箱とか売ってたぞ!


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