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舞台『YES I AM…』を終えて その2

その1はこちら

さて、今回私が演じたみっちゃん
(佐伯美智子)は
一言で表すと
「誰からも愛される人」でした。

一見すると
黒くて汚い感情とは
無関係に思えますが、
ある意味とても人間らしい人物。

むしろ誰にでも平等にオープンで、
思ったことを口に
(先輩に向かって平気で失礼な事まで!)
しちゃうみっちゃんは

隠さないからこそ
汚い部分をも
汚いものじゃ無くしてしまう人

なのではないでしょうか。

[おっと、こちらは私が愛する人達の写真。]

演出の内村さんからは
色んなみっちゃん像を
伝えていただきましたが、

その中でも
一番イメージしやすかったのが

「ある日突然、勝手に
ひとの家の中にいても
違和感のない人」

という表現でした。

かく言う私も、
違和感なさすぎやろ!
普通にいるやん!
馴染みすぎやねん!
と言われる事が多いからです。

この間も舞台の宣伝がてら
サプライズしてやろうと
同期達の稽古場で待っていたところ、
ほとんどの人は
反応すらしてくれませんでした。

(悲しかった。
もしや私って影が薄…違う違う。

私の存在に気づきはしても、
だからといって私がいることを
特別とは思っていないようだった。)

やっと驚いてくれる人が現れたと思っても、
風邪で一日休んだ人が
復帰した時レベルの「まおりやん。」
くらいのもので、
感動の再会ができると思っていたのは
私だけだったようです。

それに、私も目上の方に対しても
失礼なことを言ってしまったり…。
(この場でお詫び申し上げます。
数々のご無礼をどうかお許しください。)

[演出家以外は楽しそうな顔してるなあ 笑]

誰からも愛されるという点を除けば、
割とみっちゃんと通じる部分が
多かったように感じます。

私と同じような言動をとっても
相手を不快にさせず、
むしろ愛されるみっちゃんが
羨ましくもありました。

今まで演じてきたのは
大抵「ありえない」とか
「私には理解できないな〜」と
感じる人ばかりだった為、

自身の演じる人物を
羨むのは初めてで、
その楽しさや難しさというものも
知ることができました。

その3はこちら

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