見出し画像

甥っ子の森に迷い込んで

画家のYUMIMPO*の個展、「甥っ子の森」に先日、遊びに行って来た。会場は、私が3月に開催した写真展「号外:タイム・オーバー」と同じ場所、ラカンド。私の展示がキッカケとなって、今回の展示に繋がったとのことで、そういうのってすごく良い。カルチャーの渦になりつつあるね。

今回のゆみんぽのテーマは「甥っ子」。甥っ子が沢山いて、家族から送られてくる甥っ子(&姪っ子)の写真など見せてもらいながら、色々話してもらった。

メインビジュアルのタケルが可愛くて、トートバッグ購入、嬉しい。タケルの絵は岸田劉生の麗子微笑を彷彿とさせる、かなり勝手にだけど。でもちょっと怖くて斜めから世の中を見ている感じが良い。

作品って言葉では言い表せない何かが存在する気がしている。言葉で説明できないから作品を作っているんだけどさ。今、甥っ子がゆみんぽの中でブームで、それが彼女のまさしく「今」であって、それを見ている私たちもまさに「今」甥っ子がブームな気がしてくる。

人との関係性って言葉で作ったカテゴリーではなく、それぞれとの適切な距離だよなって最近思ってて、甥っ子って思えば不思議な関係に当たる。ゆみんぽは可愛がりだけしているけど、育てているのは親であって、でもやっぱりゆみんぽも含めた家族みんなで育てていて、ゆみんぽは今、目を離さずそれを描いていて、あ、これって新しい家族の距離感の提唱?と思ったり。よくわかんないけど。なんか、「今」って感じがしてすごくよかった。

過去の作品もいっぱいあって、見応えすごいです。あと、髪がピンクになってて短くなってて可愛かった。こういう髪色にしてても、ゆみんぽって自然なんだよな、不思議。相変わらずファッションも好き。

ランチも美味しいので是非!明日12月28日までなので!誰にも頼まれてないけど、いっぱい書いちゃった。明日、無理にでも見に行ってください。画家として生きてる女を目の当たりにして欲しい、後から評価したり後から好きだ嫌いだ言うのは後から幾らでも誰でもできるんだから、今、たった今それだけで生きている人の感覚や世界を五感で感じて欲しい。

YUMIMPOと、ここで会ったが吉祥寺百年も是非読んでね。ゆみんぽと私の出会い編。

よろしければサポートをお願い致します。マガジン「一服」の資金に充てます。