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赤城神社に呼ばれたふたり

久しぶりに友人とランチに神楽坂へ。お互いにいろいろと近況報告、彼女とはもう10年以上の付き合いだ。時間が経つのは早い。

コーヒーを飲んで、さあ帰るかとなり、駅に着く直前に何かに呼ばれるように、二人でハッと横道を見た。赤城神社という神社が目に入ったので、行ってみる?となり、まるで初めから決めていたようにスイスイと神社へと向かう。

なんだかとても綺麗な神社で、出来たてのようだった。狛犬が四角い感じでとてもかわいい。お参りをして、友人はおみくじを引く。私は最近、絶好調なので引く必要はなく、友人は初詣のリベンジで。初詣よりも良いものが出たらしく喜んでいた。

台風一過の秋晴れと、風の心地よさ。なんだかとっても気分がいいなあ。

この日、9月18日は一年の中で良い日らしいよと、友人が教えてくれた。確かに嵐のあとの晴れた日で、こんなに心地いい神社に巡り合えるのはとても幸せだ。

神や仏や祈れるものなら何にでも、何かいいことありますように、と私は願ってしまいがちであるが、大好きな友人と10年以上も付き合い続け、こんなに気分の良い日を一緒に過ごせていること自体が、本当に幸せなことだと思う。そういう意味で、一年の中で最も素晴らしい日となったかもしれない。


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