彼と彼女がその名を知らない私

映画「愛がなんだ」を観たあと、調子に乗って映画を連続で観まくり、一週間くらい目の下の痙攣が止まらなかった。先ほど、痙攣止まりました、良かった!

「彼女がその名を知らない鳥たち」も観たのだが、なんとなく余韻がまだ残ってる。ミステリーで面白かった。青春はいつも暗い影を残す。

そんな邦画みたいな空気を身に纏ったままで日々過ごしているとき、5年ぶりかそれ以上ぶりの会いたくなかった人にバッタリ会った。その人が嫌いというよりかは、その頃の思い出が嫌いと言ったほうが良い。無視すればいいのに声をかけてくるあたりも癪に触る。

でも、なにが嫌だったのかがやんわりとしか思い出せない。封印が成功した証拠だけど、蓋が少し開くと辛く苦しくなり、言い表せない黒色の恐怖が私の身体の上にドサっと乗っかる。怖い。

少し前までは、こんな嫌悪感ばかりが毎日あった。そして嫌悪感が嫌悪感と分からずにいたから尚更訳が分からず、水の底に沈められている感覚だけが襲ってくる。これを被害妄想と言う。

あの人は私に声をかけたが、あの頃の私とは全く別人の今、私にとっては知らない人、そして、あの人にとっても私は知らない人だろう。

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𝚖𝚊𝚘 𝚗𝚊𝚔𝚊𝚣𝚊𝚠𝚊

カメラマン、エッセイスト。1988年生まれ、東京都出身・在住。写真を撮ったり、文章を書いたりしています。フィルム写真とともにブログ「record of tokyo」を日々更新中。お仕事のご依頼はお気軽に。

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