今後のnote運用、有料マガジンのご案内および言い訳

 あけましておめでとうございます。今年の抱負ですが、「攻める」「調子に乗る」をキーワードにやっていきます。その試みの一つとして1月から有料マガジンを開始します。仕様と概要は以下です。

・値段は900円。月額制ではなく買取式。半年間、6月末までの記事公開
・内容はボイトレ実践編と、鍵垢的ブログ
・noteのフォロー(マガジン単品のフォローもできます)が前提なので、Twitterでの告知はなし
・ボイトレ実践編は、初級者向けにチェストボイスの改善からミドルボイス(地声)開発と中級者向けにヘッドボイス(地声)開発の二つがメイン(歌唱についても触れます)

 理由や動機などを説明していきます。まずは、一応匿名でやっているので普通のブログでもノーガードの全公開では書けない、書きづらい記事があるなとここ半年くらい思っていました。なのでそれをやる器として有料マガジンは丁度いい。
 そしてボイトレ実践編。なるべく丁寧に記述はしますが、ボイトレ記事というのは、まあ誤解されやすい。素人にいきなり読ませるのもどうか。そして有名ボイトレブログのコメント欄など見ればわかることですが、基本感謝はされずアンチにからまれるばかりで面倒くさい。これは既に私自身もTwitterで感じていることです。おめーに向けて書いてねえ、という人に限って熱心に読むんですよね困ったことにw 疑問や批判自体は歓迎なのですが意味のないやつ、言葉尻というか条件や場合を勝手に変えてきたり、ひいては「俺のミックスボイスの定義と違う」とか言われても知らんがな。
 もっともそういう敵対的な人含めた「万人に有益な情報を届けたい」という思いは変わらずあるので、レッスンのレポートなどこれからも無料の記事もやります。ただ正直実践編は、「お金取っていいレベル」という自信もあるから有料でやります。半年あればボリューム的にも十分で、ボイトレ教本だと思ってもらえれば安いものです。

 そもそもボイトレ教本って、よっぽどの有名人でない限りは出版社からオファーが来ることはなく自費出版に近い形でしょう。ボイストレーナーにとっては箔が付くというか、教本自体は赤字でもかまわないというスタンスのはずです。出版というルートを取れば大型書店には並び、Amazonに載り広告効果は絶大ですから。
 そして、ボイストレーナーがブログや動画などで太っ腹に情報を全公開しているのはすべてはレッスンにつなげるためです。一方私はどうかというと、職業ではなく講習会などもしてないので当たり前ですがなーんにもつながりません。文章だけの存在です。なのでここでお金をもらうしかない。昼間のヒトカラ代、ボイトレ教本代程度になればいいなと。「これで稼ぐ気はないが、無料も嫌だ」という微妙な女心()なんですね。
 この手の話はあとから有料にはしづらい、という事情もあります。同様にあとから値上げもしづらいので100円や200円ではなくこの価格にします(冷やかし的購入を防ぐためもありますが)。私がこの程度のフォロワー数・知名度でやるにははっきり言って時期尚早、下手をすると一人も買わない可能性もあります。有料記事を買うにはnoteのアカウントを作ってフォローしたのち、決済情報の登録をする必要がありハードルが高いですし。
 半年間という期間は口約束に過ぎず、信用してもらうしかありません。6月末で終了した後すぐ次のマガジンを始めるかは、やってみてから決めます。一回きりで終わるかもしれませんし、間隔を空けてからやるかも。ともかく安易な気持ちで始めてみます。未課金状態でもタイトルだけは見えるので、様子見してある程度記事がたまってから購入いただくのもいいと思います。

 こういうことをやると絶対に反感を買いますし、アプリなど含めたweb全般無料が当たり前の空気なので仕方がないことです。昔から有料メルマガはありましたが、ごく一部の有名人しか許されない空気でイメージもそんなによくなかったかと。そういう空気に対して抵抗もしてみたいなと。
 自費出版のようなリスクはなく手軽に有料でやれるのがnoteの強みというか、元々の設計思想です。有名ブロガーによる情報商材騒動、運営のまずい対応のせいでイメージが悪くなってしまったのは非常に残念ですが…。

 話がそれましたが、有料である以上は真剣にやります。デモ音源も有料記事の中に上げていきます(noteの場合発声デモには向かないので、外部サイトに上げたURLを記事に貼ります)。主に初級者から中級者向けですが、ボイトレは何が役に立つかわからないので上級者も歓迎です。特にトレーナーを志す人にとっては有益でしょう。歌唱についてはおまけ程度、たいしたことは書けないので別に無料でやってもいいんですが、「お前が言うな」と反感買いやすいのでこっちに入れます。
 サポート体制ですが、記事への直接的な質問はメアド公開しますのでそちらに(記事にコメントできるのは購入者のみですが、読むことは誰でもできるため)。TwitterのDMでもOKです(ほぼ相互フォローの人だと思うので)。お金払っている以上、遠慮は無用です。消費者の権利。
※雑談的な内容であれば記事内のコメントでもいいですが、公開になります。

 理論や情報だけで声がよくなることは決してありません。しかし伸び悩んでいる人、既存のボイトレで上手くいかない人には価値のある情報をこの有料マガジンで提供していきたいと思います。