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カラオケ映えするアニソンデュエット集

 テーマはタイトルの通り、男女で楽しめるアニソンのデュエットソング。女性デュオ・ユニットの曲は腐るほどあるが、デュエットの曲が本当に少ない。キャラソンではたまにあるが、マイナーだしカラオケに入っているかも怪しい(最近のアニメならほぼ入っているが)。仲間内だけのカラオケならそれでもいいが、汎用性が低い。
 全般昭和後半〜平成初期生まれのオタク向けだが、若い女性もこれが歌えると上司相手や接待、年上の恋人相手にウケるかもしれない。汎用性の高いものを集めたので、お役に立てば幸いである。

ペガサス幻想 ver.Ω feat.中川翔子/MAKE-UP(『聖闘士星矢Ω』OP)
 実はこの超メジャーなアニソンにデュエット版があったのだ。アニソンとして鉄板な上に、アレンジはされているがメロディもキーも原曲通り(最高音hiA#)なので、女性にとっては音域的に歌いやすいところも魅力。冒頭のコーラスが女性+ラスサビ前にシャウトを(原曲のイントロのように)男性が入れられると楽しい。

シフトと時給と、ついでに愛をとりもどせ!!/吉木りさ&ヒャダイン(『DD北斗の拳』OP)
 アニメ自体はマイナーだが楽曲自体は超メジャーな『愛をとりもどせ!!』のアレンジ版で替え歌。吉木りささんはめちゃくちゃ上手く、キーが+3(最高音hiD#)なので、女性にとって歌えるかが重要。
『愛をとりもどせ!!』は原曲をそのままデュエットで歌うのもあり。カバーではあえて男女逆で歌った『らき☆すた』の「有頂天」(小神あきらと白石みのる)という例もある。

Gravity/m.o.e.v(『らき☆すた』挿入歌)
 OP/EDではなく挿入歌なのでマイナーではあるが、『らき☆すた』世代相手ならいけるのとそもそもこの曲『頭文字D』のパロディなので、そちらを知ってれば古い世代も楽しめたりする。のちに本家のm.o.v.eも逆輸入カバーしているというややこしさ。男パートはラップなので、歌が苦手でもやりやすい。
 注意点は、この曲はDAMでないといけない(JOYSOUNDだと男部分のラップの歌詞がごく一部しか表示されない)。ラップが難しいので初見だと噛む。ちなみにこの曲はラップ=滑舌の練習になるし、一人二役をヒトカラでやると楽しかったりする。

マイティー・バディ/AA-CHINO(『逮捕しちゃうぞ フルスロットル』OP)
 女性デュオだが、高音パートのAA(savage genuisの「ああ」)さんを女性が歌い、低音のCHINOさんを男が歌えばちょうどいい。
『フルスロットル』は第3期(最終作)であり、これ自体を見ていなくても映像が流れればオッサン(オタク)ウケは抜群である。

アク役◇協奏曲/オインゴ、ボインゴ&ホルホース(『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』特殊ED)
 本来マイナーなキャラソンであるが(CV:保村真、くまいもとこ)アニメは最近だし、アニメを見てなくてもジョジョ第3部を知ってれば楽しめるので知名度で押し切ろう。オインゴの歌が妙にうまいので、男性側がちょっとハードル上がる(mid2G安定が望ましい)。
 ちなみにホルホース・ボインゴverもありフル音源ではセットだが、カラオケはTV-Sizeが ※4/14修正 それぞれ別の曲として入っている(DAMにしかない)。

Kalafina全般
 2019年3月解散、哀悼の意を込めて。低音のKeikoパートを男性が歌い、WakanaとHikaruを女性が歌えば汎用的なデュエットになる。が、そもそも女性にとってハードルが高いしKalafina全般が「カラオケで盛り上げる」系の曲調ではないので終盤で使おう。

 …というわけで、カラオケお役立ち情報記事でした。
 記事を書いていて気付いたが、私にこれらの曲を実際にデュエットした現場経験は全くないのであった…誰か私と歌ってくれる女性を募集中である。(´;ω;`)ブワッ

2019.11追記

Maze/savage genius feat.近江知永(『PandoraHearts』ED)
 実はアニメは見てないのだが曲がすごく気に入っていて、デュオ曲だが低音パート(近江)を男が歌えばデュエットにもなる。知名度に難があり、汎用性は低いが…EDなのにOPっぽい、キャッチーなメロディーと歌詞。特にサビの「chatcher in a maze」がとにかくカッコイイ。 キン肉マン風に言えば、「言葉の意味はわからんがすごい自信だ」

ハッピー☆ラッキー・バースデー!/ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)(『ドラえもん』特殊ED)
 9月の誕生日SPでよく使われるキャラソン兼ED。ジャイアン&スネ夫パートを男性が、それ以外を女性が歌えばちょうどいい+3人以上でも楽しめる。問題は認知度だが、歌う人間さえ知っていれば、キャラソンとしてなんとなく通じるものはあるだろう。誕生日ソングという汎用性の高さから、宴会でも使いやすいはず。

2021.3追記

1・2・3/After the Rain(そらる・まふまふ)(『ポケットモンスター(2019)』OP)
 さすがのまふまふ作曲、最近聴いたアニソンでは神。原曲のほかにカバー版があるが、男女で歌うなら原曲がいいだろう。男同士のデュオなのにクソ高い。男は高音出せる前提になってしまうが、逆に女性はちょうどいい。ポケモン好きならなおいいし、場も盛り上がる。