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青森県:りんごで認知症予防? #782

noteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に興味ある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
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はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

青森県にある弘前大学からの発表ですが「りんご搾汁残渣の新たな機能性を発見-認知症予防に有用か?-」というプレスリリースです。

以前みかんが認知症予防になるとの記事を書いたのを思い出しましたが今回も身近な果物であるりんごです。

ポイントは下記の3つです。

  • りんご搾汁残渣から開発した食品素材が認知症モデルマウスにおける記憶障害を改善

  • りんご搾汁残渣がマウス脳における遺伝子発現に影響

  • りんご搾汁残渣の認知症予防における有用性について今後の研究に期待

「りんごの搾りかす」になるわけですが今まではそのほとんどが産業廃棄物として堆肥処理されているそうです。

一方、りんごの搾汁残渣にはりんご由来の有効成分が含まれており様々研究は続けられていました。

今回、弘前大学農学生命科学部の中島 晶 教授と前多 隼人 准教授のグループは、日本ハルマ株式会社との共同研究で、りんご搾汁残渣から開発した食品素材が認知症モデルマウスにおける記憶障害を改善することを明らかにしました。

りんご搾汁残渣から開発した食品素材は脳における遺伝子発現に影響を与え、記憶障害を改善した可能性があるということです。

りんごを最後まで有効に活用するフードロスへの貢献も含めた素晴らしい取り組みですのでマネタイズと事業化に向けてぜひ広がりを見せて欲しいと思いました。

最後まで見ていただきありがとうございました。

りんご搾汁残渣の新たな機能性を発見-認知症予防に有用か?-

出典 弘前大学

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