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府中市:当事者の有償ボランティアとやりがい #803

noteでは認知症に関連した情報発信と全国区市町村での取り組みを紹介しています。またメンバーシップでは通常のnoteとは違い「認知症ちいきづくり」に興味ある方に参加いただき「ともに学ぶ場」にしたいと思います。
ブログ「認知症ちいきマップ」では過去noteに掲載した記事のまとめとその他、話題があれば雑記ブログとして紹介しています。


はたはたです。
いつもnoteみていただきありがとうございます。

東京都府中市の議員さんで町田市の当事者の就労に関する記事を紹介していました。

全体としては全国でも有名な「DAYS BLG!」の内容ですが様々なサイトに取り上げられています。下記の相談e-65のリンクもご参考ください。

今回改めて感じたのは当事者は「報酬を得て社会に認められているという対価がほしい」というメッセージです。

記事の中で「『働きたい』という声を受け、掃除の無償ボランランティアをはじめたものの、男性は満足しなかった。わずかでも対価を得ることで、自分の仕事が評価されたという達成果を持ちたい」という内容があり、就労による対価が”やりがい”につながるということです。

有償ボランティアの制度改革に向けては、こちらの団体の働きかけにもより「社会参加活動に強制的に参加させることにつながるものとならないよう留意することが必要」などの条件で厚労省も認知症の人によるボランティアへの謝礼は賃金に該当せずと認定とされ、現在の形になっていますがまだまだ賃金の低さと運営側の負担が現状としてあると思います。

昨日は徳島県徳島市にある認知症の人と家族の会徳島県支部が運営する「cafe de あい」という場でお話を伺っておりましたが、現地にいた当事者の皆さんは生き生きとお仕事されており、心を打つものがありました。

最後片付け、掃除から会場を後にして帰る時も、お一人が自転車でヘルメットをかぶり「じゃあ」と言って帰宅する姿を見ても通常のバイトの風景と何ら変わりません。

この記事では認知症基本法制定の事にも触れており、認知症の人と共生する社会の実現を目指しています。

府中市でも今後支援をされるのだと思いますがぜひ早期に仕組みづくりを進めて欲しいと思いました。

最後までみていただきありがとうございました。

(府中市)認知症の人も有償ボランティアをすることで、地域とつながれる社会を・・町田発デイサービスの試み

出典 ゆうきりょうブログ

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