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農業高校が企画する函南町での認知症カフェ #545

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認知症当事者の社会参加、就労支援 ##26を追加しました。


いつもnote記事みていただきありがとうございます。

今回、地域交流イベント「認知症カフェ」が静岡県函南町にある田方農業高校で行われました。

同校のライフデザイン科セラピーコースの3年生徒が企画・運営を手がけており、毎月、テーマを決めて高齢者とコミュニケーション活動に取り組んでいるようです。

今回は地元の患者や家族合わせて15人が参加しました。

認知症カフェに参加した函南町在住の70代女性は「主人といつも参加してしていて、ここに来ると若い学生たちと交流でき元気が出る。毎回参加することが楽しみになっている」と笑顔を見せています。

学校の原川均教諭は「町の社会福祉協議会や看護師に協力していただき企画を進めている。3年生は研究課題として、1・2年生は自主ボランティアとして取り組んでいる。毎回多くの生徒が交流を深めている」と話しています。

さらには「当コースの卒業生は医療や福祉の資格を取得し職業に選ぶ生徒が多い。実際にふれ合うことで現場の感覚を学んでもらえたら。カフェで積んだ多くの経験をそれぞれの進路の参考にしてほしい」とコメントされています。

住民さんにとっては若い学生との交流を楽しみに、学生さんにとっては地域に出ることで高齢者とふれあい、その結果が今後の職業への参考になるということで両者にとって良い取り組みだと感じました。

最後までみていただきありがとうございました。

函南の農業高校で「認知症カフェ」企画 七夕にちなみ短冊風鈴製作

出典 沼津経済新聞

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