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Web系夫婦の家庭マネジメント:家事問題①

Webディレクター&デザイナー夫婦(どちらもアラサー)、ディレクターの旦那の方です。
比較的家庭の運営がうまくいってきたので、その中で試行錯誤したことを
いろいろ書いていければと思います。
(嫁の監修済です)


最初の壁

ぼくらは半年くらい同棲⇒その後結婚へ至ったのですが、同棲直後から1年くらいは数々の家事問題にぶち当たりました。

旦那:2年間一人暮らし歴あり
嫁 :実家を出てそのまま同棲

このような状況でスタートした同棲生活ですが、ほどなくして嫁のストレスがたまり、頻繁に怒る日々が始まります。
原因は、だいたい旦那が家事をしないことと、その分の家事を嫁がずーっと続けていること。さらにそのリカバリに対する感謝が無いこと。

旦那的には?

むむ、よく分からないうちになんか怒られたぞ……?
いきなり怒られてとりあえず誤ってみるけど、どうにもしっくりこない……。自分の尺度で部屋とかきれいにしているし、まあそれで特に(致命的な)問題はないしいいんじゃない?
そしてこれは繰り返されます。そりゃそうだ根本原因が解決しないんだもの。

実際、どんな状態?

今になってお互いに当時を振り返ると、こんな感じ。

嫁:
- なんで私ばっかり掃除してるの?
- なんで気づいてくれないの?

旦那:
- なんでいつも急に怒るの?
- 別に、今やらなくて(そのレベルまでやらなくて)よくない?

旦那もストレスがたまる

日々指摘される家事の不備、諸々。
だんだんと旦那にもストレスが溜まってきます。
何かしら落ち度があるのは相手の主張からなんとなく分かるけど、本質的になにが問題なのかが全く分からない。

そして旦那もプッツンする瞬間がやってきます。
旦那「ねえ、結局なにが問題なの??ちゃんと教えてほしい」
嫁 「うん、じゃあもういいよ。どうせ言ったって分からないでしょ」
旦那「なんだと?」

基本的に旦那は怒らず謝るのですが(だいたい旦那のせいだから)、この時ばかりは激怒した覚えがあります。

結局なにが問題だったの?

一言でいうと、言語化が足りなかった。
ひとしきり気持ちをぶつけ合って、そう結論が出ました。

- 嫁が求めている家事のクオリティ
- 箇所
- 頻度
- 綺麗さ・掃除の仕方や方法

これらをまずは言語化して記録する、というところから解決しよう、となりました。
すると、やっぱり出てくる意識ギャップ。ゴミ箱から始まり、五徳の掃除、お風呂の排水口などなど。
大方針レベルで、こんな乖離がありました。

嫁 :常に綺麗な状態をキープしたい
旦那:汚くなったら一気に掃除すればよかろう

そのレベルで噛み合ってなかった……!
ちなみに、嫁が綺麗な状態をキープしてくれていることでいつでも人を呼べるくらいになっていました。
※それに関しても旦那は特に気づいて居なかった。今考えればすごいなあと思っている(などと供述しており

おとしどころ

最終的には、こんな感じで落ち着きました。

嫁:
- どこをどんな基準で綺麗にしたいのかを言葉にして伝える。
- 最初こそめちゃくちゃ綺麗にしてたけど、徐々に緩和させる。(頻度や方法などの落とし所をつける)
- やってほしいことを具体的に伝える。
- 自分が家事をしたときは、それをすぐに旦那に伝えてアピールする。「こここんだけ掃除したよ!えらいでしょ、褒めてよ!」的に。

旦那:
- 嫁の家事レベルを守る
- 嫁の報告に関して、圧倒的に感謝する
- ただし、出来る範囲で実現する(考え方自体は合わなかった)

現在

上記は同棲初期〜半年くらいで起こったことですが、このすり合わせされてからは協力しつつ家事をやれてます。
さすがに毎度完璧にはこなせないものの、早めの段階で以下のように対処するようになったので、嫁が怒りをためることは激減しました。

- やらなかったことに気づいて謝る
- 旦那が行動する
- 嫁がやったアピールして旦那が褒めまくる

また、現在はある程度感覚に落ちてきたため、言わなくとも動く、嫁が前もってしてくれたことに気づくようになり、衝突は極端に減りました。
あとはロボット掃除機や食洗機など、機械に頼るのもお互いにストレス減るのでおすすめです

細かい問題とかは現在も起きるのですが、根本的な部分がすりあったので家事問題は一旦の解決を見ています。

ちなみに、こういう衝突〜解決までを通して、うちに「なんでも会議で決める文化」が生まれたりしました。
それについてはまた後日。

結論

1.ストレスは溜めこむ前に言う
2.やってほしいこと・やりたいことの言語化を!
3.感謝の気持ちを忘れない

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