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風来 車中泊旅に出た

4月9日から、気ままな無計画の車中泊旅に出ているので note は間遠になっている。

昨年、5月~6月に松山から北海道まで行った折りには、舞鶴~小樽間はフェリーのお世話になったとはいえ、15車中泊、5ホテル泊、2船中泊の計22泊23日。それなりに楽しんだ。

9日は、大洲の清流の里 道の駅ひじかわに泊まった。

ひじかわ
清流の里 道の駅 ひじかわ

24時間トイレと駐車場があればどこでも泊まれるのが車中泊。雨上がりで肱川は濁ってい、桜は散っていた。ここから三崎港へ、フェリーで九州へ向かうつもりでいた。

8年前、退職した年の4月にJRで湯布院まで行き、そこからレンタカーで九重大吊り橋や南阿蘇の猿まわしなど見て回った。その一週間後に熊本地震が起こったことを思い出して気が変わった。

車中泊のできる道の駅で検索し、10日は温泉が併設されている高松市の道の駅 香南楽湯を目指すことにした。
途中、伊予灘SA で一休み。
桜が残っていた。

伊予灘SA

高松道を走っていると正面に何年か前に登ったことのある讃岐富士 (飯野山) が見えてきた。

讃岐富士

坂出の黒峰展望台に寄った。不人気なのか人がおらず、好天で日暮れまで時間もあったので、簡易ベッドを持ち出し、寝転がってヘミングウェイの自伝的小説「移動祝祭日」を少し読んだ。先日、別のライターが最初の妻のことを書いた「ヘミングウェイの妻」を読んだので、興味深く読んでいる。特に、第1の妻から第2の妻へ移る際の経緯や心情について、両者 (ヘミングウェイと第1の妻) の隔たりなどに注目している。著名な宇宙物理学者ホーキング博士にも類似の体験があり、妻と博士、両者の立場から書かれた伝記を読み比べたことがある。遅読なのでいつまでかかるか・・・?

黒峰展望台から

遅い午後、宿泊地の道の駅 香南楽湯に着いた。

道の駅 香南楽湯
香南楽湯

早速、シニア料金 510円で温泉に浸かった。露天もあり、いい風呂だった。トイレ近くに駐車し、快適に車中泊できた。
気に入ったのでここで2泊した。1泊目は近くのコリアンでスンドゥブ、2泊目はゆめタウンで買った弁当で済ませた。
この道の駅の隣に、名もない静かな公園を見つけ、しばらく時間を過ごした。人気の名勝を訪れるのもいいが、自分だけの名勝に出遇えるのも風来旅のいいところ。

自分だけの名勝

昨年の北海道風来旅の不在中、せっかく根付きかけていたニオイバンマツリの挿し木を枯らしてしまったので、今年は蝋梅の新葉とともに連れてきた。

ニオイバンマツリと蝋梅

解体され人手に渡った実家の形見なので、もう枯らせない。

2日目、高松市役所の地下駐車場に停め、アーケード街を歩いてみた。名物のくつわ堂瓦せんべいを子らに送った。

高松アーケード街

今日はここまで。
今日は15日。11日までの旅を書いた。・・・continued.

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