一周忌

今日、墓掃除に行って白木の位牌を回収してきた。昨年12月に97歳で他界した母親の一周忌法要に向けてのこと。もう、一年経ったのか~、うろたえる。
一時、体調を崩して病院に入ったけど、最期は長くお世話になったケアハウスで迎えることができた。深夜、ケアハウスの担当の看護婦さんからチアノーゼの症状が出始めているので・・・と電話がかかった。慌てて姉に連絡し、ケアハウスに向かった。数日前から意識はほとんどなかった。呼吸が次第に小さくなり、ごく自然に止まった。苦痛はなかったと思う。
病院からの再入所の際、最期の看取り方について書面による希望調査があった。もう、本人に意思表示の力はないので、長男の自分が・・・延命治療は行わず、苦痛があれば緩和または取り除いて欲しい・・・と記入した。自分ならどうして欲しいかを基に判断した。
天寿を全うした死に悲しみはなかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?