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笑うことはゆるすこと、ゆるすことは笑うこと

吉本興業の大崎会長が好きな言葉として仰っていた言葉だ。

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ある特別サロンで大崎会長のお話を伺うことができた。

そのサロンに申し込んだきっかけは好きなお笑いのお話と過去の騒動について少しでもお話しが聞けたらというミーハー心からだった。

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いざサロンが始まると、想像とは全然違う“ゆるい関西のおっちゃん”という感じの方が現れた。

最初の印象ですごく話が聞きやすくなり、のめり込むようにお話を聞いた。

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初めのお話はよしもとが今取り組んでいるさまざまな事業についてが主だった。

そのさまざまな事業についての説明の中でも、なぜこうしたのかなどの経緯が経験に基づくストーリーでお話ししてくださるので入ってきやすいし納得しながら聞くことができた。

特に私が好きだなと思った事業は「BSよしもと」。

昔は周りの人に人はいろんな面があるから一面で決めつけないようにと学んできていたそうだ。

しかし今はテレビやネットである一つの面が大きく取り上げられ、そこばかりが注目されていたら多面的に見ることができなくなっているのではと。

そこで広告をつけない放送局を作ったというお話だった。

その感性を養うために(それだけじゃないことは重々承知だけれど)、放送局を作ってしまうスケールの大きさにも驚いたし、そこに出演されている方たちが住みます芸人さんたちが取材したりした地方の方というのもまた面白いと思った。

地方創生をずっと仰ってる方ならではの着眼点だなと感じた。

親しみやすさからは想像もできないほどのビジネスというか、一つのテーマに沿って広げられる事業はすごく広いという学びを与えていただいた。

それはたくさん失敗されてきているから、今成功もいくつもあるんだろうなと感じた。

私もまず挑戦しよう。

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お話を聞いていて感じたことはまだある。

騒動があったときにダウンタウンの松本さんが「大崎さんがいなくなったら僕も辞める」と仰っていたのを聞いたときに、そこまで言わせるなんてどんな方なんだろうとずっと気になっていた。

その理由が、お話を聞いてわかった。

温かく正直な方だなと感じた。

騒動のお話の時にもなぜこうしていたか、なぜこうしたのかと濁さずご自身の感情の乗った言葉と共にお話ししてくださったのでとても理解できた。

他にも大阪に活気を持たせたいと色々な計画をお話ししてくださった。

大阪で人気があっても、東京に行くまではあまり知られず東京に出て一気に全国区ということがある。

少し悔しい。

大阪の人たちはいいと知っているのにそれを日本全国にいいよ!と裏付けるまでの影響力がないのかなんなのか、とにかく悔しい。

私も大阪のいいところを中でワーワーいうんじゃなくて外の人も受け入れやすいように発信したいと大崎会長のお話を伺って感じた。

最後にお話しされていた高いものを食べても、安いものを食べても美味いと思える。どんな時でも楽しい美味しいと思える健康な体があれば幸せだと思うと仰った言葉に深く共感した。

私も常々今ある当たり前、そばにいる人を大事にすることを心がけているからだ。

全く視点は違うだろうけれど、そこに卑屈にならずに私は私の目線で変えられるものを変えていきたい。

無理せずコツコツ。

自分の新たな課題に気付かされたし、すごくいい時間だった。

お話を伺っているとどう考えてもたくさんのことを考えられているsmartな方なのに、ご自分のことをあほやあほやとおっしゃっていてそれが逆にたくさんの人の考えを柔軟に受け入れることができて今の立場なんだろうなと感じさせられた。

ゆるくて面白い大阪のおっちゃん感があってお話がすごく聴きやすくもっともっと聴きたくなった。

こういう方だからたくさんの方がついていきたいと思われたんだろうなと、深く理解できた。

すごく素敵な時間だった☺︎

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