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海外で生活するのは語学のためじゃない。人生の見聞を広げるためだ。

若者は、島国日本を出て海外生活を経験をするべきだ。

海外生活で磨かれるものはなにか聞くと、返ってくる答えは「語学力」というのが大半だろう。

たしかに語学はその地で住むために必要になるので否が応でも見につける必要がある。しかしそれ以上に重要でかけがえのないものを得ることができる。

それは「海外生活」という経験であり、人生の1ページを飾る重要な章である。

僕たち日本人は、独特の文化を持っており第二次世界大戦、高度経済成長など近代の世界史を騒がしてきた。2019年になって、かつて日本にあった勢いはなくなっているように見えるのは誰の目にも明らかだろう。

なぜか。

移り変わる世界情勢、慣習、グローバリズムの変化に対応しきれていないからだと考える。地理上、島国ということ、独特の日本文化、そして健全(だった)国。海外に出ることのハードルが高いことや、かつては日本に元気がありわざわざ異国の地に行く必要もなかった。しかし、そうした結果が今日の日本の状況を作ったと僕は考える。

居心地のいい日本、便利な日本、そしてわざわざ外国語を話す必要もないし慣れ親しんだ文化に囲まれて暮らすことができる。

しかし気付かぬ間に日本はどんどん世界のグローバル化の流れに取り残されされていっている。新卒一括採用や終身雇用制度、転職の難しさ、上司が帰るまで帰宅できないなど独特の慣習が残っている。はっきり言って時代遅れだ。

そしてそれを盲信している日本の若者が多い。決められたレールの上を歩むのが正しいいうより、それに対してクエスチョンマークを持つこともない。まさに思考停止状態である。

一度外の世界に出れば、いろんなことを知るだろう。客観的に「外から」日本をの現状を知ることができる。

僕は21歳の時に初めての海外、ここカナダに来てたくさんのことを学んだ。世界は広いことを知った。是非日本の若者には衰退していくであろう島国に留まり、世界を見ずに暮らし続けるのではなく、一度出てみて世界を知っていろんなことを感じ、頭の中でいろんなこと思い巡らせながら思考を停止することなく生活してほしいと思う。

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